雁峠にて、

2007年5月24日 撮影

この日は、笠取に着いたのが、午後6時を回っていた。平日にもかかわらず笠取小屋には、ひとつだけテントが設営してあった。

奥秩父の東、一之瀬では、まだ春は浅い。写真は雁峠の一角

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一之瀬賛歌

僕が初めて一之瀬に入ったのは、1989年の10月のことだ。
当時は、花魁淵から分け入る林道も荒れていて、車で通りすぎると金属製の側溝の蓋がカランカランと物寂しい音を立てていた。

その音が聞こえるたびに、私は日常性から遠ざかり、もうひとつの故郷に帰ってゆくような心持になったものだ。

写真は去年の10月11日に出かけたときに撮影した、奥秩父主脈からの富士山と大菩薩連嶺。

大常木林道の思い出


写真は、takigoyama様 御撮影

ここ数年にわたって手がけている奥秩父山域でのヴァリエーションルート登山の発端となったのはこの大常木林道である。

大常木林道といっても、今の昭文社の地図には掲載されていない。それは、余慶橋を起点にし、岩岳尾根を登り、ハシカキノタルから岩岳尾根の西側山腹に削られたルートを辿り、大常木谷に降り立ち、会所小屋跡を経て、更に西へ、モリ尾根をシナノキノタルで越し、狢の巣を経て一之瀬に至る登山道である。これはだいたい標高1500mのラインに作られている。かって東京市が大正から昭和の初期に伐採と植林の為に築いた林道である。

現在は、登山道としては、廃道としてあつかわれているし、安全のため地図上には表記されてはいない。昭和50年代以前の登山のガイドブックには、極めて大雑把ながら破線で表示されていたりする。

これを辿るに私が参考にしたのは、田島勝太郎さんの「奥多摩」であり、原全教さんの「奥秩父」である。また、昭和62年発行の昭文社の「大菩薩連嶺」の地図に破線ながらおおよそのルートが表示されていたのでそれも参考にした。

これを歩いた後は、バラトヤ林道を歩く計画で、心は滝川渓谷に向かったが、大常木林道が曲がりなりにも水源林巡視道として保全の手が入っているのに比べバラトヤ林道はまったく手付かずに放置され荒れに荒れているので、現在も偵察が継続中である。一年のうち、5月~せいぜい梅雨明けまでしか機会がないためにもう今年で足掛け5年にもなる。

大常木谷 千苦の滝


大常木のこの滝は千苦の滝と呼ばれる。江戸時代にこの谷の奥で伐採が行われたときに、切り出した木をこの滝の落ち口から落下させては木が傷んでしまうので、人足達は大変な苦労をしてこの滝を迂回させて伐採した木を下流に運んだそうである。そこからこの滝は千苦の滝(セングの滝)と名づけられたそうである。

2010年6月13日 撮影

和名倉の思い出

「甲武相山の旅」 2006年6月6日 掲載記事


hillwalker様 御撮影

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残雪の風景

「甲武相山の旅」 2008年5月8日 掲載記事

5月4日は、再び一之瀬へ、・・といっても、自宅を11時ごろに出て、18時には戻るといった4時間ほどの沢の散策です。それでも、4時間ほど雪融けの沢に浸かって歩いていたせいか、身体が冷えたようで、晩になり、腹痛になってしまいました(爆)。

沢の上部には、雪がまだ残っていた。

笠取山は霧の中

一之瀬高橋、白沢峠、斉木林道(笠取林道)、倉掛(鞍掛山)、石保戸山、犬切峠から藤尾山往復、

一之瀬高橋

一之瀬高橋は隠された山里といった感じが強いところである。大学4年生の冬、初めて一之瀬に落合から入ったときに、分岐で右に犬切峠に行くべきを間違えて、左に一之瀬高橋に入ってしまった。一之瀬高橋は厳しい冬に閉ざされたところで、バラックのような粗末な家屋が並び、未舗装の道は凸凹していて、氷が張った深い水溜りもあったりして、あたかも東北か北海道の寒村にでも来たような印象を受けた。

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中瀬川遡行 

※ 「甲武相山の旅」にあった写真です。この沢は初級レベルですので、写真のみ掲示しておきます。遡行したのは、2008年7月5日との記載があります。

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多摩川支流、一之瀬川の風景

渓谷への招待 2005年9月25日

奥秩父の魅力を語るに欠かせないのが渓谷美であることは言うまでもなく、ただ、尾根歩きと違って、こちらはやすやすとは取り付けないことも言うまでもない。高尾山に家族連れで登る気分で、笠取山には登れるが、この渓谷には近づけない。

山が人を選ぶとでも言えようか、「選別の過程」がそこにはある。そういう意味において、本格的な登山は広くその門戸がどなたにでも開かれているというものではなく、おのずと選別の過程があるのである。

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唐松尾山 夏焼尾根、夏焼澤枝澤、中休場尾根下降 2006年5月4日

2006年5月4日 唐松尾山 夏焼尾根、夏焼澤枝澤、中休場尾根下降

さて、先日登った夏焼尾根の完全版を掲載します。いまいち出来が悪い写真は省スペースの見地からボツにすべきと判断して掲載しなかったのですが。いまいちの写真からでも山の雰囲気は伝わると思いますので敢えて掲載しようと思います。それに夏焼尾根は自分なりにかなり思い入れのある尾根ですので、漏らさずに全て書いておこうと相成りました。

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