三ノ瀬からワラズ尾根へ 2006年10月23日

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ワラズ尾根 2006年11月3日 再登


一之瀬川の渡渉、素足では身を切る冷たさに襲われる・・。

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ワラズ尾根 再々登  2010年4月18日


飛龍山、大ダル付近の主脈縦走路の風景・・ワラズ尾根を登りついて主脈縦走路に出たらトレースがあった。


主脈縦走路より、ワラズ尾根(中央、45度の角度で切れ落ちている尾根)を望む、手前の谷は大常木谷、右遠景は、大菩薩嶺

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さて、記事の作成が遅れましたが、18日は無事に、ワラズ尾根を禿岩(標高1999m)まで登り生還しました。

より安易な大菩薩北尾根には逃げず、しかもルートは練りに練って、確実よりも不確実を選び、登山の面白みが味わえるルートでアプローチしましたので、核心部分のワラズ尾根のみならず、一之瀬川を渡渉し、モリ尾根を登る前半部分や、後半の好展望の主脈縦走路を将監峠に向かうルート部分なども、同行していただいたかげマルッツさん、tomo2010さんには十分に楽しんでもらえたものと考えております。

今回は、二日前に新雪が降ったばかりでしたので標高1800m以上の積雪の状況が読めず、禿岩に登りつくまで時間切れになるのではないかなとの一抹の不安は拭いきれませんでしたが、不安半分、期待半分であるほうが、こういう登山は楽しいものです(無事に戻ったからこそ書ける字句ですが、見え見えの、歩いておればそのうち頂上に着くさ、なんてレベルの登山はちょっと・・笑)。

今回の予想外は、完全に治った筈の私の左膝の不調で、ルート前半から痛みが出始め、かばいながら登り、右脚に負担を掛けるあまり、後半では右のハム筋が痙攣しペースダウンに見舞われました。

それと、手がかりとした木がへし折れて、墜落すること3回ほど、いずれもたいした墜落ではなかったものの、右足が、木にひっかっかり辛うじて2mほどの墜落で済んだところがあって、このときに右の腰を痛めたようです。

お陰で、月曜日は、左膝の痛みと、腰痛に悩まされ、身体を動かせませんでしたが、昨日からようやく人並みに動けるようになりました。 (腰痛はほぼ治まり、左膝の痛みはしゃがみこんだりするときにまだかなり痛い状態が続いていますが、注意すれば何とかなるレベルです。)

今回は、同行の二人(かげマルッツさんと、tomo2010さん)が、「ワラズ尾根登山競争」をやってくれたようで、かなりのペースで先行してしまい、私は追いつくのがやっとでしたので、写真を撮っている暇がありませんでした(そうでなくてもペースが遅いのに、そのうえちんたら写真を撮っていては、引き離されるばかりですので・・笑)。

さてさて、甚だしいトレーニング不足の状態で挑んだワラズ尾根でしたが、何とか登りきれて無事に生還でき安堵しております。・・と同時に、いくつか候補に在った、より「確実なルート」に「逃げ」なくてよかったと、ささやかな充実感を味わっているといったところです。

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おまけ

今回、tomo2010さんが履いてきたシューズがサロモンの新製品のこれ ↓


(写真はかげマルッツさんの所から拝借)

ウィングスカイ GTX

私の、ビブラムソールがすっかり磨り減った巣鴨goroのオーダー靴(三季用普通の登山靴)では、グリップが悪いし、トレイルシューズに比べると重いし、あれやこれやでやはりペースダウンしてしまう。

「速さ」を求めるのなら、こういった最新の「山を走れる軽登山靴」が登山の効率を高めてくれるようだ。首都近郊の低山~2000mクラスの春山、多少の雪のあるルートならば、この靴で十分、いざとなったらトレイルシューズ並に山を走ることだって出来る。

雪のない夏の3000mのアルプス、八ヶ岳などで、トレイルシューズではちょっと不安という方にもよい選択肢となる筈だ。( tomo2010さんいわく、 これはサロモンの新製品なんだそうです。彼にしてみれば今回の登山で、よい製品データが取れたと思っています・・笑 )。

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気象判断で参考にしたホームページ

雲取山荘

丹波山村のピンポイント天気

決行の決め手となったのは、当日の天気のよさと、気温の高いこと、それと、メンバーが強力であったこと。

参考にした情報や、推理、その他を以下に列挙しておきます。

1 土曜日の朝の雲取山荘付近の積雪が30cmほどであるという情報、

2 当日は終日晴天が見込まれて、丹波山村の気温が12度以上にまで上昇するであろうと天気予報、

3 当日にモリ尾根を登ってみて、積雪の具合が標高1500m付近でせいぜい30cmほどであったということ、

4 2000mの主脈縦走路は、60cmほどの根雪がついているぐらいであろうと予想。

5 南に面した尾根であるので、春の強い日差しを浴びれば岩が露出しているところは雪融けが早いであろうと予想。

6 この尾根を登るのは今回で3度目となるが、写真を撮りながらのゆっくり登山でもワラズ尾根は3時間で登れるのであるから、雪が60cm以上ついていても、5時間は掛からないであろうと予想。

7 実際は、ワラズ尾根登山競争をやってくれたおかげで、2時間で登れてしまったのであるから、杞憂に過ぎなかったわけである。

8 ちなみに、余計な荷物(ザイルやら、アイスハンマーやら、嵩張るナイロンジャケットやら etc )をあれこれと背負い、膝をかばいながらの私は、3時間40分も掛かってしまった(爆)。

9 ラッキーだったことは、主脈縦走路にトレースがあったこと(トレースは無いと考えていたのでこれはラッキーであった)、大学の山岳部が新歓山行でもやったのか、大ダルには、大型テント三張りほどのテント設営の跡があった。

10 最後に、終始トップでラッセルを任せたtomo2010さんの的確なRF(ルートファィンディング)と、枯れることのないバイタリティがあったればこそ、今回の登山を無事に終えることが出来ました。

11 仮にtomo2010さんが先行しても、同ペースでかげマルッツさんが彼の後をついていってくれるので、先行組みが道に迷う恐れは低く、最悪の場合でも二人で何とかすることでしょう。ですので後続の私はマイペースで安心して登ってゆけるというものです。いろんな意味でナイスフォローの思慮深いかげマルッツさんに深く感謝です。

☆かげマルッツさんの紀行記事☆

禿岩へ直登せよ!

☆tomo2010さんの紀行記事☆

ワラズ尾根から禿岩登頂!

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以下の写真は、tomo2010さんと、かげマルッツさんの撮影された写真です。
紀行風にまとめてみました。


09:00頃 一之瀬川を渡渉します。雪融け水で非常に冷たいので、あれこれ考えずに30秒以内に渡渉しなければなりません。両足を水につけていて「さて、どうしようかな?」なんて考えていては、1分と持たないでしょう。


モリ尾根下部のtomo2010さん、一般ルートではないので、足を滑らせると一之瀬川まで滑落してしまうポイントが数多くあります。このルートを、積雪期に下降に使うのは安全を考えると懸垂下降によらねばならないでしょう。今回は登りに使いましたので、下降よりはかなり安全かな?


モリ尾根の様子、私はここを登るのは、かれこれ4回目となります。


シナノキノタルからは水源林巡視道でもある大常木林道を東に進みます。もちろん、手入れなどは大してなされてはいないので、基本的に荒れています。このルートは無雪期に何度か歩いておいて十分な土地勘がなければ、今の時期は歩けません。私はこの林道は、かれこれ4度目かな?そのくらい歩けば、そろそろ会所小屋かな?とあたりの風景を見て察しがつきます。


11:50 頃 会所小屋跡で簡単に補給して、12時前にスタート、大常木谷本流を越えて、ワラズ尾根に乗ります。 尾根に乗ったら、上に上にとひたすら登るだけです。


ワラズ尾根でのtomo2010さん グイグイと力強く登ってゆきます。


禿岩にて、tomo2010さんの勇姿!


同じく、かげマルッツ塾長の勇姿!?塾長!ナイスフォローですよ!!

感謝

さて、今回は、かげマルッツさんと、tomo2010さんのおかげで日帰りの登山でありながら大変充実した登山が出来ました。ありがとうございます。
次回は、少々グレードを上げて、また三人でもう少し岩っぽいルートに行こうと早くも計画を練り上げております。
個人的には、単独で狙っている山もあり、それらと同時並行的にことを進めてゆこうと考えております。

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反省点

反省点といえば、スタート時間が午前9時とかなり遅いことが挙げられます。これは、メンバーの集合関係上この時間になってしまったわけで、もし私個人でしたら、朝4時に自宅を出て、朝6時には、登り始めていることでしょう。
今回は知り合いと出かけたわけですから、参加者の都合に合わせなければなりませんし、今の時期は、午後6時30分頃までは十分に明るくライトなしでも行動できますので、スタート時間が9時となってもあまり気にはしませんでした。
ただ、次回計画しているのは、比較的長丁場ですので朝6時にはスタート出来るように参加者にお願いしてゆきたいと考えております。 朝が早ければ、昼食や休憩などゆっくり出来ますので・・。