山椿


ここのところ暖かい日が続いていたせいか、山椿がいっせいに開いている。


以前、運動でよく走っていた林道からかすかに滝らしきものが見えていて、今まで気になっていたが、今回ようやくその滝を間近に見ることができた。

2009年3月26日 撮影

新緑と山櫻

3月下旬から20日ばかりの間に、6回ほど三郎の岩道窪に通い、この土曜日にようやく自分なりのルートで大滝 F1を登った。登りきった滝の落ち口に立って、向かいの山腹を見ると、もう芽吹きの季節となってしまっていた。

これからの時期、戸倉の沢は、緑が濃くなり、昼なお暗い雰囲気となる。 うっとうしいブヨも出てきた。・・晩秋ぐらいまで、ここら辺の沢ともおさらばとなる。

もう3ヶ月近く多摩川水源の山々に出かけていない、こんど独りで気ままに出かけようと思っている。

知り合いに、ハセツネ30kの応援に来い!といわれている。
応援のほうは、青梅高水で行ったし、アドバイス的なものはもう、十分にあれこれ書いたから、よいのではないかなとは思う、もっとも、知り合いの顔を見るのもよいかもしれないが・・。

このレースが終わったら、しばらく Sub Eight のほうは更新しないでほうっておこう・・自分と向き合う静かな時期を過ごしたいものだ。

残置ハーケン・・「危険」と「困難」の違い、


滝の落ち口より、山櫻(2009年4月11日 撮影)

このところ僕が通い詰めていた沢の滝(三郎の岩道窪 大滝F1)には、錆びて朽ち果てた残置ハーケンがたくさん打ち込まれていた。何年ぐらい昔のものかわからないが、10年、20年は経っていそうなほど朽ち果てたものがほとんどであった。

なかには、酷いもので頭をハンマーで叩くと、ボキッっとへし折れてしまったり、岩から完全に浮いていて、叩くと横にズズズとズレてしまうようなものもあった。

更に問題は、シュリンゲがついていても引っ張ると抜けるようにただ通してあるだけであったり、ハーケンの穴から抜けていて、シュリンゲがかろうじて「あご」にひっかかっているだけの残置が二つばかりあった。
下から登ってきた者がろくに確認しないでシュリンゲに身をゆだねると、抜けて落下・・となることが見え見えのような残置シュリンゲも二箇所あった。

脆い岩にハーケンの先が2cmぐらいしか打ち込まれていないさび付いた残置ハーケンひとつに身をゆだねてだましだまし登るなどまったく命が幾つあっても足りない・・そのような登攀は愚行である。それに浮いたハーケンはいくらだまそうとしてもだませないものだと思う。

私の場合、いつも独りで登っているので、安全が最優先、・・少しでも怪しげな残置ハーケンは使わないし、使うにしても脇にもうひとつ打ち足して使ったりしている。

ネットで調べたら最近この滝を登ったレポートが載っていた、腐った残置ハーケンに身をゆだねて、自分たちでは一本もハーケンを打ち足さずに・・よくもまぁ残置が折れたり、抜けなかったものだ、たいした度胸だと感心するが、その一方で、これから沢のシーズンを迎えて、ネットで検索してその記事を読んで「それでは俺も登ってやろう!」と思い立ち挑戦する人が出てくるのが怖い。

そのグループは、今にも抜けそうな残置ハーケンに身をゆだねてかろうじて登っただけで、あなたが登るときはハーケンは折れたりひっこ抜けるかもしれませんよ・・と伝えたいものである。

ネットに記録を公開するときは、一回まぐれで登った記録を公開するのではなく、数回通い詰めて残置ハーケンの状況もよくよく安全だと判断して初めて公開するべきであろう。沢登りや、岩登りの場合ましてなおさらである。

三郎の岩道窪 F1


2009年5月1日 撮影

自宅から8キロぐらい、車でゆっくり15分ぐらいのところに戸倉の盆堀川があって、そこには遡行対象となる沢がいくつかある。 どれもこれも遡行距離は短くそれほど山深くはない。

この山域にはいろんなルートで入り込んでいるが、クライミングジムに通うよりも安上がりだし、時間もかからないので私のお気に入りである。言ってみれば私のクライミングのゲレンデのひとつとなっている。

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安・近・短でもピリリと辛い沢

ここのところストレスが溜まりすぎて、胃腸の具合が悪い。精神的にも疲れているのか?昨夜は悪い夢を見た、どうも最近自分は長生きしないように感じることがままある(爆)・・ので、今日は長生きするために多摩川水源の一之瀬に気分転換に行こう!!と、朝から決意をしていたのだが、平日とはいえ連休なので、青梅街道が混んでいる・・。

一之瀬まで、西へ65キロ、道が空いていれば1時間30分で行けるが、混んでいると2時間はかかる。

混んでいる道に、前の車にブツブツ文句を言いながら我慢して運転するのも詰まらないので、一之瀬行きはあっさりキャンセル、軍畑あたりまで行って引き返し、結局近くの戸倉で、滝登りをすることにした。

最近私がよく行く沢のF1、落差25m ここ一ヶ月ぐらいの間に下段(18m~19m)は試登を入れて3回、上段(5~6m)は2回登った。

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盆堀川支流千ヶ沢石津窪遡行、三郎の岩道窪 F1 2009年6月12日

5月の連休後半からほぼ一ヶ月ぜんぜん山に行けず、トレーニングも出来なかったので久しぶりに戸倉の沢でトレーニングをしてきました。
最初はどこに行こうかと迷ったのですが、三郎の岩道窪は食傷気味なので、石津窪にまず入りました。写真は主な滝のみ掲載です。

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三郎の岩道窪 2010.01.15

Ⅴ 三郎の岩道窪 2010.01.15

石津窪の記事で〆るつもりでしたが、4という数は縁起が悪いし、また多少物足りないのでもうひとつ追加しておきます。

思えば去年の春先に一番足繁く通ったのが、この三郎の岩道窪のF1 25m大滝 である。この滝は、上段と下段に別れ、下段は、水流沿いのルートがいまだに登れない・・ルート下部の岩が脆く、ハーケンを打ち込んでもボロボロに剥がれてしまうからである。また、水流沿いは、きわめて滑りやすく、足場の安定感が非常に悪いのも特徴である。私は右手の岩陰沿いのルートを直登する事にしている。こちらのルートは、足場、手がかりとも比較的安定しているからである。 もっとも、こちらとてノーザイルでは登れず、今回も残置ハーケン一箇所を使うとともに、4箇所にハーケンを打ち込んで自己確保をして登った。

11:35 伝名澤沿いの駐車スペースを出発。週末ともなれば、モトクロスバイクが練習にやってくる澤沿いも今日は平日なのでとっても静かである。澤沿いの斜面にはいたるところにバイクの轍の痕が残されている。


11:57 最初の小滝を越えて、久しぶりの大滝と対峙する。ルートを見ても残置ハーケンの類は見当たらず、誰かが登った跡はない、・・やはり正面からのルートは最近は登られてはいないようだ。
今は冬枯れでパッとしないが、新緑の頃はなかなか美しい。

ここで身支度を整えて、12時10分頃に登り始める。


13:05 下段を越えて、上段の滝つぼには、氷の造形が出来ていた。下段を登っている最中、途中で、クロモリハーケンをひとつ誤って落としたので一旦登った後、下に下降した際に落ち葉をかき分けて探したりして時間を無駄にしてしまった。・・貧乏性なので(笑)、ハーケンひとつだって無駄には出来ない(落としたハーケンは無事に見つかりました)。


13:06 上段は、水流沿いではなく左手を巻くように登るのがルートである。水流を跨いで左手に移るにしても水流沿いの岩は極めて滑りやすいので要注意である。


13:23 上段は、ハーケンを使用せずにフリーで登れた。体調が悪いと安全策でハーケンを使うが、今日はまずまずの感じである。例によって例のごとく、ここでも落ち葉がホールドを覆って隠しているので葉っぱを払いのけながらホールド探しである。初めてここにきたときは、左の壁に二箇所の残置ハーケンを確認したがいずれもかなり以前のもので、ボロボロにさび付いていて、ハンマーでたたくと頭が折れてしまったり、岩の割れ目が広がっていてぐらついてしまったりと、あんまり当てにならない代物であった。いずれにしても、岩が乾いておればフリーで登れるところであろう・・。

登り終えて、滝の落ち口で、荷物を整理する。ここから先はハーケンもザイルも不要なルートであるからだ。


13:37 4m~5mほどの滝が五つほど連続している・・これに似たような光景を高萱尾根の滑入沢で見た覚えがある。


13:47 氷の造形・・今日は暖かいので融け出している。


13:55 一つ一つは3級下ぐらいでさほど困難ではない、ただ今は薄い氷が張っており、ランニングシューズでは、時々すべるので要注意であった。


14:06 最後のロート状の滝にて、真新しい鉄製のハーケンをひとつ回収した。この滝は、上部は確かに高度感はあるものの、こんなハーケンを使わなくっても登れよう。3級上ぐらいのグレードである。


14:07 この澤の一番最後のロート状の滝の写真。最上部はちょっと工夫が必要かな?


14:11 澤が荒れ始めたころに、左から仕事道が澤を横切ってきたので、ここら辺で遡行は止めにしてこの仕事道を使って下山することにした。この仕事道は、一昨年の夏にハイカーが迷い込んで遭難事故が起きた道ではなかったのかな?


14:34 仕事道を左にほぼ水平に向かい、尾根に出たら下降して、澤沿いに下って、登り返すと伝名澤の右岸に作られた林道の末端に出た。このあたりは、15年ほど前によく走りに来た区域であり、当時の頃の思い出がよみがえってきて懐かしい。ここまででちょうど3時間である。

石津窪のほうが、遡行者を多く迎えるようだ。確かに、F4 F5 ともに3級上から4級の技術が求められ、またF5は高度感もあるので登りきったときの達成感もある滝である。ただしいささかルートが整備され出来上がりすぎている嫌いがなきにしもあらずである。
その点、三郎の岩道窪のほうは、25m大滝は、人の訪れも少なく、ルートもなかなか困難である(グレードは4級)。しかし、それ以外の部分では、3級レベルの小滝が一箇所に集まっている感じで、今ひとつ精彩に欠ける恨みがある。両者ともに、一長一短があると言った感じである。

さて、五つの有酸素運動のトレーニングを終えて、ウェストも多少引っ込んだような気がしている・・苦笑