何も持たないということ・・。

何も持たないということ・・。

以下の記述は非教科書的なのですが、いままで私は非教科書的なことばかりしてきましたので、ここに掲示します。「甲武相山の旅」にて、2006年7月31日に書いた記事です。

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第17回 日本山岳耐久レース( ハセツネ CUP)

今年のレースも終了し、ブログの運営にも一区切りをつけようと思う今日この頃です。
私のつまらぬ記事を書く代わりに、今度のレースについて、ご覧の皆様の自由なご意見をお聞かせいただければと思います。

第17回日本山岳耐久レース(HASETSUNE CUP)に関して、ご自由にご意見をお寄せください。

①ここが良かったとか、ここが悪かったとか、

②大会スタッフのここが良く、ここが悪かったとか、

③感動したとか、つまらない不快な思いをしたとか、

④改善すべき点、印象に残ったところなどなど・・

・・・なんでも、ご自由にお聞かせください。

※コメント欄にて、お寄せください。
注 ただいま、諸事情からコメントを閉じております。恐れ入りますがmailにてお願いいたします。

※この記事では基本的に、いただいたコメントへのお返事はお付けいたしませんので悪しからず・・。

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無知の当事者様のご投稿です

こんにちは、今回2回目で完走したものです。21時間台なので最後方からの視点になります。箇条書きにて失礼致します。

1.普段あまり人とは話しませんが3人と話す機会がありました。色々と問題点もあり批判、冷ややかな意見が多いハセツネですが参加者にはそれぞれの想いがあり、それはそれでなんと言うかその方達とお話しできたことは良かったです。

2.自分自身もそうですが故障者が多いですね。足を引きずりながらでもゴールを目指す人を何人も見ました。安全面を考慮すればリタイヤという選択肢も必要なことです。それでも折れない心も必要だと思いました。今後の山行にもきっと役立つと感じました。

3.ゴミが非常に多い。多分、無意識に落としているものがほとんどでしょうが中には意図的に置いていったであろうゴミもありました。走りながら飲食している場合はゴミへの配慮もかなり気を使わないと落とし安いのではないでしょうか。実際、休憩中に隣で座ってジェルを飲んでた方はゴミ袋に入れたつもりが脇から落としてました。

4.キジウチが当然の行為となっている点。これはですね、即失格にすべきです。諸注意の「ゴミをレース中に投棄した競技者」及び「自然保護に違反する行為があった競技者」に該当します。浅間峠の仮設トイレも相変わらずの素掘りです。今回、¥5,000の値上げで単純に1千万以上の増収になっているはずで選手に携帯トイレを与えるなり、仮設トイレもテント内で携帯トイレを利用させ後日ボッカで下ろして処分するなり方法があると思うのですが。今熊山展望から三頭山までまともなトイレがないのは分かっていたので今回は携帯トイレを持参しました。

5.入山峠で観戦していたおじさんの足下に大量の吸い殻が・・・。これには閉口しました。人として最低です。

6.入山峠での渋滞について、階段を登った後の写真撮影が原因ではないかと思うのは私だけでしょうか。

7.月夜見で水をお願いしたら2L入れてくれたけど。1.5Lのはずでは?もちろん、飲まないで持ち帰りましたけど。

8.金比羅尾根をマウンテンバイクが爆走していました。山はみんなのフィールドですからこれは否定しませんが、ただ金比羅尾根ってダウンヒルで利用可なのでしょうか?

最後に、私は山岳耐久レースとしてのハセツネは好きです。来年以降、参加はしませんが違ったかたちで応援したいと思っています。

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コメントへの返答ありがとうございました

こんにちは、貴殿のSub Eightへコメントした無知の当事者です。

お返事を頂いて非常に嬉しく思います。コメント欄へ返信しようにも主題から大きく
外れそうなのでメールで送信することにしました。

マナーやモラルについてはこれ以上の向上、改善は望まれないと感じています。

山に関わらず日常では不快なことばかりです。そもそも人間とはそういう自分勝手な動物であり
生態系を壊している原因でもあります。みんながみんなそうではないですが十人十色という言葉が
あるように同じ考え同じ行動をというのにも無理があります。だから自分が正しいとも思いませんし
山に登るという行為自体が自然破壊の1つだとも感じています。だからといって山をやめようとも
思いません。ただ自分に出来うる限りのことはしようというプライドのみです。

現時点でも大きな報いを受けている訳で今後はもっと深刻なことになることでしょう。

こういう話は哲学的かつ宗教的であまり好きではありませんが貴殿にはこういう話をしても良いかと
勝手に思っているのですが・・・。ご迷惑でしたら申し訳ございません。

山を始めてからこういうことを考えるようになりました。でも今まで通り普通に家内と山に登って
これからも山を楽しみたいと思っています。

箱根と違ってハセツネはまだ地元の方々には受け入れられているように感じますがこの辺は参加者の
行動次第と思われます。

かなり乱文ですが思うところ書いてみました。ご返信は結構です。コメント欄へ転載して頂いても構いません。
このことは貴殿に一任致します。

もしどこかの山でお会いするようなことがあればそのときは宜しくお願い致します。

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裏山の獣人様からいただいたコメント

こんにちは。いつもお世話になっております。獣人です。
まずは完走タイム。13時間9分とあれだけ大口を叩いておきながら自己管理不足によるふがいない結果に終わったことをお詫びいたします。

さて僕の視点から見た感想は以下の通りです。

①ここが良かったとか、ここが悪かったとか、
・ 自宅が開催地にあるというのはとても幸運だという事を感じました。休憩、仮眠スペースを確保するには大変なのですね。

・ ペール缶の簡易トイレがちょっと耐えられませんでした。食後に入ったのですが多数の方の糞尿が丸見え、しかもテントのトイレの中はダイレクトに糞尿の匂いが突き刺さり一気に吐き気が、、、息を止めて用を足そうとしました。せめて工事現場にあるようなゴッツイやつにして欲しいです。

②大会スタッフのここが良く、ここが悪かったとか、
・ 応援、サポート(ここが~ですとか)がとても大きい声でされていたのが好印象でした。

・ 2CPを超えたたりから大岳山あたりまでのスタッフの声掛けが少なかったように感じました。いや、皆無だったかな。スタッフ全員誘導も無く自身の食事に夢中でした。せめて交代で声掛けや誘導をしてあげればよいのにと思いました。

③感動したとか、つまらない不快な思いをしたとか、
・ 上位ランナーのゴールより制限時間ギリギリのゴールは感動ですね。とても人間臭く頑張って這いずってでもゴールしようという気持ちがとても出ていて自然と力強い応援になっていました。

・ 僕自身は不快な思いはありませんでした。

④改善すべき点、印象に残ったところなどなど
・ 自己申告制度のスタート、一斉スタートはやはりやめて欲しいと思いました。
豚汁の味がレース後だけにもっと濃い味にして欲しいと思いました。具はイランから味噌を倍入れてくれ!ですね。

以上あまり参考にならなくてすみません。

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応援者様からのご意見

知人の方からメールでご報告を受けました。ここに掲示させていただきます。
貴重な情報とご意見に、心から感謝させていただきます。

(以下、本文)
応援していただいていた方からいくつかご意見が出ていたのでご報告しておきます。
選手ではなく第3者の視線で17回大会を捕らえております。

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ハセツネは運営サイドに色々と問題があるようですが、
スタッフを見てると、偉い人になればなるほど仕事をしてない感じで、
とくに月夜見第二CPでのスタッフのくわえタバコに歩きタバコには
本当に閉口しました。
選手じゃない私でも煙たくて喉が痛いのに、
その煙を選手が吸ったらどうなるの、と思いましたが、
なぜ会場や休憩ポイントが禁煙ではないのか不思議で仕方ありません。

動員されている中には地元のオジサンたちもいらっしゃるようで、
テントの建て方がわからなかったりとか(私が指導したり)
あんまり営業マインドというかスタッフマインドがないというか、
選手のためのスタッフ、というスタンスではないようでした。
まあ「お祭り」という意識でいるならばそれもアリなのでしょうが、
そのあたりの「ボランティア意識」のズレみたいなのはかなり感じました。
自分が震災ボラなどをやってるせいかもしれませんが、、、。

また、マラソン関係者?がスタッフをやってるせいなのか、
走者に知り合いが多いようで、走者がCPに入ってくると、
公務?を放り出してその走者のほうに走り寄って行ってしまうので、
公務を私たち応援者が代行したり、というようなこともありました。
それもこれも「ボランティア」だから許されるという考えなのかもしれませんが、
ちょっと疑問を感じたりもしました。

また、応援者は選手をサポートしてはいけない、という決まりですが、
テント裏でゴソゴソなにかやってた団体を私は目撃しています。
まあどこにでもそういうことはあるんでしょうが、悲しいことですね。

あとは、送迎の車のシートベルトを締めるような誘導がなかったりとか、
人を載せてるにしてはずいぶん荒い運転だったりとか。

逆に、選手の皆さんからは色んな有形無形のものをいただきました。
私たちを励ましてくださったり、お礼を言ってくださる選手の方々。
リタイアしますと挨拶して回る方。
リタイアの時に、走ってきたコースに向かって深く一礼する方。
ゴール後にも一礼する方をよく見ました。

ノースフェイスの応援陣がモントレイルの選手に
本気で声援飛ばしていたのも感動的でした。

何より、あんなにしんどいはずなのに、なぜかこの大会は笑顔が多い。
しんどいはずなのに笑っている。
なんだかんだ言っても、やっぱりすてきな大会で、
応援するのがヤミツキになりそうです。

参加された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
来年も必ず応援しに行きます。

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トレイルでの「速さ」の可視化、透明化の試み

回想録1  — この記事は、内容的に真新しいものではなく過去の記事を振り返って、分かりやすく説明しなおしたものです。—

5~6年前?或いはもっと昔?立川の駅ビルのスポーツ用品店にジョギング・シューズを買いに寄ったときの話し、お店の一角に丈夫そうな靴が置いてあって、脇に、○◇△×選手が「日本山岳耐久レースで使用したモデルです。」等と書かれたPOP板が置いてあった。
山を走る靴かぁ・・と思うとともに、あのレースがこんな形で有名になっていることに驚いた。

ハセツネの記事を書き始めた頃は、石川選手をはじめトップ選手の走りが「謎」であった。いったいどこをどう走ると、浅間峠まで2時間30分で行けるのか?
雑誌や、お店には石川選手が障害物をジャンプしている広告写真があるので、石川選手はじめトップ選手は下りは、天狗のように歩幅5m以上にジャンプして下るのか?・・等と真面目に考えていた。

しかし実際は、天狗のように飛びながら走るのではなく、せいぜい講習会で教えていただくようなごくごく普通の走り方で走っているのであるが、それで浅間峠まで2時間30分で行けるのは、トップの選手はいわゆる最大酸素摂取量が高いからである。
最大酸素摂取量が高ければ、淡々と走って2時間40分ほどで浅間峠まで行けるそうである(陸上自衛隊大宮駐屯地第32普通科連隊の選手の方々に伺った話し)。
(この最大酸素摂取量と言う基準では今ひとつ漠然としているならば、5000m走のタイムを基準に考えればよい。すなわち5000m走が16分前後の選手ならばさほど無理せずに2時間40分で行けるそうである。)

こんな風に、ある程度の技術を持っていればあとは、速さは、その人の「最大酸素摂取量」次第である。どんな技術を持っていても、その選手の「最大酸素摂取量」以上のタイムを出すことは出来ない。
よほどの初心者でない限り数年経てば、見たり聞いたりして皆そこそこの技術を持っている筈である。持っている「技術」を「速さ」に結びつけるのは、「最大酸素摂取量」である。(分かりやすく言うと、5000m走の速さ次第だと言うこと。)

まとめると・・

技術+最大酸素摂取量(5000mの速さ)=トレイルでの基本的な速さ

となる。この他にレースの長さに応じて、速さを維持できる持久能力が必要になるわけである。

あのレースにひきなおすと、以下のような図表が出来上がる。
Hasetsune Formula Ⅱ

5000m走のタイム   第一関門目標  タイム比率 1:0.95:1.3  ゴールタイム

5000m 15,16分  2時間40分   160:152:208   total 08h40min
5000m 17,18分  3時間10分   190:180:247   total 10h17min
5000m 19,20分  3時間40分   220:209:286   total 11h55min
5000m 21,22分  4時間10分   250:237:325   total 13h32min
5000m 23,24分  4時間40分   280:266:364   total 15h10min
5000m 25,26分  5時間10分   310:294:403   total 16h47min

※注 いずれも余力を持たせたタイムです。
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結局、こういう風に図表化することで、トップ選手のいわば「神秘のヴェール」を剥がすことが出来る。もちろん、トップ選手の「速さ」を皆が実現できるわけではないが、少なくとも頭で把握することが出来るようになるわけである。

ハセツネ30k 補給対策 水 と カロリー と 痙攣対策

※予想ゴールタイムとしては、いまのところ以下のように考えます。

厳しい予想
五日市中学校~浅間峠までの所要時間+五日市中学校~入山峠までの所要時間=ハセツネ30kの予想ゴールタイム

(例)
サブ13レベル4時間00分+60分=5時間・・このくらいが無難なタイム。
サブ12レベル3時間30分+60分=4時間30分・・実力が出せれば4時間30分は容易、4時間切りが課題か?
サブ11レベル3時間10分+55分=4時間05分・・ワンランク上の3時間30分へどこまで迫れるか。
サブ10レベル2時間55分+55分=3時間50分・・実力が出せれば3時間30分は確実!
サブ9レベル 2時間45分+50分=3時間35分・・3時間30分は手堅く切れる。3時間15分ぐらいが壁か?
サブ8レベル 2時間25分+50分=3時間15分・・3時間は破れるか?

甘めの予想
先日の青梅高水トレイルランのゴールタイム×1.3~4=ハセツネ30kの予想ゴールタイム

先日のレースで、4時間ゴールの方の場合、ハセツネ30kでは、5時間12分~5時間36分でのゴール!
3時間ゴールの方の場合、ハセツネ30kでは、3時間54分~4時間12分ぐらいでのゴール!
2時間40分ゴールの方の場合、ハセツネ30kでは、3時間28分~3時間44分ぐらいでのゴール!
2時間ゴールの方の場合、ハセツネ30kでは、2時間36分~48分ぐらいでのゴール!!

・・こんな感じになります。
青梅高水で4時間前後でゴールできた方でも、ハセツネ30kでは、5時間近くかかりますので、心構えを変えて挑むようにしてください。

優勝タイムは、3時間をどのくらい切れるか?

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以下、本題です。

ルート後半の尾根筋には、一切 水場がありません!!

※レース中に水がなくなった場合、北側の沢沿いに水を求めて勝手に下ると谷があって危ないですよ。峰見通りあたりでレースを放棄しルートを離れて勝手に下るのでしたら、南側(醍醐集落のほう)に下りましょう。そのほうが助かる確率が高いでしょう。

主催者によると・・。
5. 主催者側からは、一切の補給は行いません。
失格事項 7. 他人から水補給及び食料等の補給を受けた選手
だそうだ・・(何と言う、無謀な!!)。

四月の馬鹿陽気の日に、無補給レースが行われ、脳梗塞やら、滑落者やら、多くの犠牲者?が出ると困りますので、余計なお世話ですが、必要最低限のアドバイスを書いておきます。

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1 必要とされる補給水分量

※ 参考となるページ
http://www.sanin-chuo.co.jp/health/modules/news/article.php?storyid=503600208

最低携行水分量

以下、標準的な体重(60キロ程度)の方の場合です。

完走時間が4時間以内で20分ごとに給水の場合、
150cc×3×4=1800cc

完走時間が5時間以内で20分ごとに給水の場合、
150cc×3×5=2250cc

完走時間が6時間以内で20分ごとに給水の場合、
150cc×3×6=2700cc

完走時間が7時間以内で20分ごとに給水の場合、
150cc×3×7=3150cc

まとめ 4時間以内で完走できる選手でも、スピードを維持するためには 2リットルは背負うべきであり、制限時間ぎりぎりの完走が予定されている選手となると3リットル以上は最低、携行するべきでしょう。

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2 痙攣対策

急激な発汗により、体内の水分やビタミンのバランスが崩れ、筋肉に痙攣を起こしやすくなります。
痙攣を起こすと行動不能となります。

追い討ちを掛けるように、水が底を尽きて、腹が減ったとき、生命の危険がすぐそこまで近づいて来ているのが体感できるでしょう・・。

死神を追い払うためには、アスリートソルトや、メダリストの積極的な摂取が大切です。


注 ポカリスウェット、アクエリアスなどのスポーツ飲料を飲めば痙攣は防げると考えている初心の方が多いと思います。真冬の時期ならそれでもオッケーでしょうが、これからの時期は大量に発汗するので、汗とともに失うミネラル分をスポーツ飲料だけでは補いきれません。
メダリストでクエン酸を意識的に摂取するのが痙攣対策に有効なのです。メダリストがいやでしたら、それこそ塩分を含んだカゴメトマトジュースでもよいと思います。

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3 カロリー摂取

腹が減っては戦が出来ないと昔からいわれています。
腹が減って血中糖度が減少すると、登りで力が出せなくなります。
足も回らなくなり、歩く羽目になり、フラフラしてきてずっこけ易くなります。

そうならないためにも、事前に腹ごしらえをしておきましょう・・。

a レース当日、事前に 昼飯相当分の食事を摂っておく。

b レース中は、アメや、甘い物、握り飯などを積極的に摂取する。炭酸を抜いたコーラやサイダーを飲むのもよい。

この二つを守れば何とかなるでしょう。

c ちなみに、パワーバーを詰めたフラスク(一つに5袋相当を詰め込む)を二つ、三つ持って行く作戦もあります。

以上、余計なおせっかいでした・・。

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備忘録

※ 醍醐から和田峠までの林道部分ですが、ハセツネ9時間台のそげんさんが、心拍数170近くで思いっきり走って45分、かたやランナーでない私がちんたらジョグで走って60分・・この15分差をどう捉えるか、私見としては、大差ではないと考えます。ここで30分も差がつくのなら問題でしょうが、速い人がマジで走っても、そうでない私が余裕で走っても、15分しか差が出ないのですから・・。
  本番では、レースペースにつられることなく、しっかりジョグで守りの走りで乗り切られるようにしてください。

☆ ハセツネ30K 全ルート試走 

2009年2月1日に実施した試走です。2010年3月30日 第二回の若干のルート変更に関する説明を追記しました。
4月3日 スタート~刈寄林道までのデータの修正を行いました。

e0065362_22305495
新緑の吊尾根(2007年4月 撮影)

先週の水曜日に、スタートから和田峠まで走った。このときは、昼飯も食べず、水も背負わずだったので、和田峠までのクネクネした林道に飽きてしまい、和田峠で、引き返すことになった(時間切れにより中途挫折)。

中3日おいて、リベンジ目的で日曜日に再び出かけてきた。

今度の目的は、
①全ルートトレースすること、②5時間以内のゴールを目指すこと、③帰路にバテが出ないように、最後までペースダウンせずに動き続けられるようにすること・・等であった。

ハセツネ30K コース前半

ハセツネ30K コース後半  注 赤い矢印は急な登りの箇所

30kmap1
1月30日に公開された公式ルート図 当初のものよりも日向峰からのルートが変わっていますね。上に掲げた後半のルート図は、当初発表のルートです。

所持品

三ツ矢サイダー 500ml×2本
アクエリアスか何かのスポーツドリンク 500ml 一本
固形物は持たず
ザックは、キャメルバックの スリップストリームを使用。

衣服

CW-Xの夏用半袖Tシャツ
TNFの保温性があるTシャツ

TNFのチノパン

シューズは、ランニングシューズ
手袋


特に意識したこと・・。

Ⅰ 血糖値を高く維持すること・・血糖値が下がると、一種のシャリバテ状態となり後半に足が動かなくなるので、甘い炭酸飲料を補給して、血糖値の維持を意識した。また、スタート前に、自宅で、レトルトのカレーを一人前食べて出かけた。
(前回は、クノールスープを一杯飲んだだけで、朝飯、昼飯抜きであった・・爆)

Ⅱ 水分補給・・水分不足も、足が動かなくなるもとなので、炭酸飲料を飲むことで、水分を補給した。補給量は、今の時期ならば、1500mlで十分であるようだ。4月19日の本番では、もっと気温が高いので、もっと摂取する必要があるだろう。

摂取ペース・・和田峠に至る林道の水場あたり(走り始めてから2時間経過後)から飲み始め・・醍醐丸、吊尾根中間部までで一本、その後、入山峠手前までで、二本目、最後は、変電所脇までで、三本目を飲む。

★今回は、発汗の絶対量が少ないので、メダリスト(クエン酸)は摂取せず。本番では、痙攣対策にメダリストも必要かもしれない。

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所要時間
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往路 2時間22分

スタート→入山峠 45分
入山峠→T字路 34分
T字路→和田峠 63分

復路 2時間35分

和田峠→醍醐丸 17分
醍醐丸→市道分岐 30分
市道分岐→入山峠 48分
入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分)
※一番最後の区間は、マッタリモード、ルートミスのオマケ付き

total  4時間57分(ルートミス含む)

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詳細は・・以下。

スタート→入山峠 45分
前回と同様に、ジョグペースで走る。今日は気温が高く、心拍も上がりがちである。ここの区間は、今まで10回近く走って、みなこのくらいのタイムである。

入山峠→T字路 34分
下り基調であるが、一箇所緩い登りがある。水場は、頼りないものが、3箇所ほどある。付近の住民が、湧き水を汲みにやってくるので、パイプなどが設置されている。
この日は遠望がきき八王子の先に、横浜が見え、その先に房総半島の山並みが見えた。
ここの距離は、5キロ弱である。500mごとに、距離を示す表示板が設置されている。ジョグペースで降りているので前回と同じようなタイム。

T字路→和田峠 63分
この区間、ジョグペースで20分で、醍醐の集落が終わり、沢沿いの林道となる。その後、40分ぐらい、くねくねした林道を登り、林道の一番高いところについて、そこから少し下って醍醐丸へのトレイル(階段)に入る。

今日は、日差しが強く汗もかいたので、前回よりも2分ほど時間がかかってしまった。駐車場がある和田峠までは行かずに、その手前100mのところに、醍醐丸への登り口を示すルートがあるので、そこからトレイルに入る。

林道を10分も進んだところにある水場を過ぎた頃から、三ツ矢サイダーをザックから取り出して、ちびりちびり飲みながら進んだ。変化がない林道への嫌気を緩和するためでもあった。

和田峠→醍醐丸 17分
登山口から急に少し登って、その後、下りとなり、平坦なところや、下りがしばらく続く、標識によると、登山口から1.5キロで、醍醐丸なのだそうだ。

下りのところでは、意識的に、足をガンガンと地面に乱暴に着地して、足首や、ふくらはぎのマッサージを行った。それまでの15キロ近い単調な林道走りで、足首や、ふくらはぎが硬直して、こわばって来ていたからである。このあたりは、やわらかい地面なので、そうやって、着地衝撃を利用してマッサージ(血行をよくして、関節の可動範囲を広げる)することが可能なのである。

しばらくして、醍醐丸まで400mの標識が出て、そこから登りとなる。でも、たいした登りではない。
和田峠から17分もかからずに、醍醐丸に到着した。慣れるともう少し、この区間は飛ばせるだろう。

醍醐丸→市道分岐 30分
ここの距離は、指導標によると3キロなのだそうだ。基本的に、下りであり、途中にたいした登りはない。登りがあっても、歩かずに一気に登れるだろう・・。e0065362_2232238

一番最後の、市道分岐に至る登りは、以前(2年前の4月)相当にバテた状態でここに入り、この登りで苦労したこともあって、今回は、果たして無事にすんなりと登れるか? 多少不安があった。
が、血糖値の維持、水分補給ともにうまくいったようで、バテることもなく登り切ることができた。なんとか2年前の借りを返せたのである(メデタシメデタシ)。

★この区間、ルートが落ち葉に隠されて、一部不明瞭なところがあります。初めての方は迷うかもしれません。この区間がこのルートで一番、雰囲気があるところですね。

市道分岐→入山峠 48分
この区間(距離4.7キロ)も、2年前は、ヘロヘロになって歩いたのだが、今回は、無事にペースを守って走り抜けることが出来た。
ただ、個人的には、50分ではかかりすぎで、45分ぐらいで通過したいなぁと思っている。
登山道でもあり、ハイカーや、トレイルシューズの踏みあともあるのだが、ルートは荒れていて、走りにくい。階段も崩れているものが多い。

50mくらいの一気に駆け登れるところは歩かずに駆け登り、100m以上で一気に駆け登れそうもないところは、歩いて登り切るやり方でやり通した。醍醐丸からずっと下り基調なので、基本的に足が動けば、何とかなる。


醍醐丸からの帰りは、下り基調であり、一気に駆け登れるところがほとんどであるので、登りの力はそれほど要らない。
ハセツネ30Kのトレイル区間では、トレイルの下りの技術、難しい足場のルートでスピードを維持した下り、ができるか?が鍵となる。

=============
閑話休題

さて、12時にスタートして、入山峠にもどってきたのは、4時間後の午後4時少し前。
峠について、何とか、5時間以内のゴールは出来そうだと考えた。

往路 入山峠→和田峠 97分 舗装された林道
復路 和田峠→入山峠 95分 トレイル

私は、往路(ロード)が苦手なので、ロードランナーさんなら往路のタイムをもっとあげることができるだろう。

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入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分ぐらい?)

入山峠で、5時間を切れることが確実となり、ほぼ課題をクリアしたので・・「あとはどうでもよい!適当に走っても、1時間はかからないのだから・・。」と考えるようになり、気分はいきなりマッタリムードに、、、レースならば、思いっきり駆け下るであろう、今熊神社までの下りも、その先の、激下りもセーブしつつ下る。

激下りを降りて、金剛の滝上で東に行くのだが、その先に、「ここから落ちると間違いなく死にます。」と断言できる断崖絶壁のうえを行く危険箇所があり、その危険箇所を避けるべく?新ルート(登山道)が作られつつあった。

集中力が落ちると走るのもアホらしくなり。。仕舞いには、「めんどくさい」を連発しつつ・・変電所脇を通り、ハセツネルートを逆走し、「日向峰」と看板があるところを西に行く。

・・すると、うっそうと茂ったジャングルのような荒れた植林帯の中の道を行き・・・。
まったく・・、痴漢でも出てきそうなところで、女性ランナーのひとり走りは感心しないようなところを足早に通過して、しばらく行くと・・「沢渡橋まで、0.9キロ」とかかれた標識に出くわす。
邪心を起こし、「ここら辺で、北に適当に行けば、青年ナントカ施設だろう・・きっと??」と思い、分岐を北に進むと、荒れた山道の末に広徳寺の墓地に出てしまった(痛恨のルートミス!)。

ルートをミスったが、承知のうえだ!かまやしないさ!!と、適当に北に向かい西に進んで、ゴール地点に到着。

正確なルートは、「沢渡橋まで、0.9キロ」の標識を更に西に進み、尾根を回り込み、東に進んでゴール!!となるのかな??
・・いまひとつこのあたりがはっきりしないが、まぁ、この最後の部分はルートも踏まれておらず荒れているところなのでレース当日までには、整備されて標識もきちんと取り付けられることでしょう。


1月30日公式ホームページ発表のルート図によると、日向峰からハセツネルートを逆走し、広徳寺にでて、舗装路を青少年休暇村に向かうようにルート変更がなされたようです。これで、痴漢が出そうなところは走らずに済む事になります。めでたしめでたし・・。

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振り返って・・。
★サブ5というのは、さほど難しいタイムではない。去年の青梅高水トレイルレースで、4時間以内を出せたのならば、このルートを5時間以内で走るのは、容易いだろう。

★サブ5狙いの場合は、ダブルストックは不要であるかも知れない。それよりも、厚底のシューズを履いたりして、着地衝撃を緩和することを考えるべき。特に、入山峠~今熊神社~変電所脇の区間は、一気に走り下れるか、スピードを落としつつ下るか?否かで、大きな差が出やすい。

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注&余計なアドバイスあれこれ・・。 

この後半のルートは、わたしの昔からのトレーニングルートでもあり、もう20年近く走っています。ですので、いまどこに居て後どのくらい走るとどこに着くのか?といったことが、頭に入っております。ですので、今回は、2回目で、無事に全部走りきることが出来ました。

このレースは、後半になると誰しも疲れます。疲れたときに、ペースダウンを最小限に抑えるのが、大切です。

去年の青梅高水のレースでは、負傷者が6名も出たそうです。どうと言う事もない山道でも、1000人走ると、数名は、怪我人が出るものです。このルートの後半も、どうってことのない山道なのですが、レース後半にここを通りますので、怪我人が数名出るでしょう。

このレースは登りの力はそれほど必要ではありません。鴨沢から雲取山に登る方が遥かに、登りの力を必要とされます。

5時間以内で走りきることは、さほど難しいことではありませんが、初心の方が、レース中の補給に関してのノウハウを持たずに力任せに走っても、無理でしょう。

手袋は、転倒したときに手の保護になるので、着用しましょう。
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第二回 ハセツネ30kのルート変更を踏まえた追記事項 2010年3月30日 追記

① 刈寄林道に入る前に2キロ200m程 舗装路を余計に走ることになった。

訂正 この部分、車で走って計測すると、2800mほどになりました。具体的には、スタート→小和田橋を渡りきるまでが、800m。五日市街道に登るまでの急な坂が300m、その後、五日市街道を西に、刈寄林道の昨年のスタート地点まで、1700mほど走ります。

300mの急な坂は、無理をして走らず、早歩きで登り、その後の五日市街道でタイムを稼ぐ作戦がよいでしょう。

龍山荘周辺(スタート位置)→小和田橋までは下り、小和田橋を渡って五日市街道に登るまでは急な登り、そして、五日市街道を出て、左折し、黒茶屋を過ぎて急に下る。大きな橋を渡って、左に少し登って沢渡橋、沢渡橋を渡って左折して刈寄林道に入る。

この区間、トップランナーなら10分かからないだろうが、一般選手ならジョギングペースで走って、15分~20分というところ。去年の試走データに加えると私の場合は、1時間ぐらいで入山峠通過となる。(あくまでも渋滞に巻き込まれなかった場合の話)

② ショートカットルートの採用 篠窪峠東の仮設登山口から山の斜面をショートカットしてハセツネ15キロ標識付近に出るようになった。

和田峠までの林道が1キロほど省略された。また、その分の折り返しとなる登山道部分も省略された。これで、スタート区間の延長と併せるとプラスマイナスゼロというところだろう。醍醐丸の山頂は巻くようなので、このあたりは第一回に比べて「かなり楽になった」と考えてよい。よって、第一関門を10時30分までにクリアできた者にとって、第二関門の12時30分というのは容易であろう。

③ 尾根を西に巻いてゴールへ

このあたりは、余り普段人が入らぬルートであり、荒れていて走りやすくはない。また、去年よりも変電所から先のルートが若干延長されたと考えるべきだ。まぁ、とはいうものの、怪我をしていたり、ばてたりしていない限り、入山峠からハイカーでも90分でゴールできるだろう。

④ 体力に不安がある選手は、迷うことなくストックを用意しましょう。

ルート後半の疲労の蓄積によるペースダウンを大幅に防げます。転倒による、怪我の予防にもなります。

ハセツネ30K コース前半の試走レポート (含 ハセツネ30K攻略法 )

3月6日 題名を変更して、幾つか内容を補充しました。

私は当初、このレースにおいてはダブルストックが有効と考えましたが、ランナー体型で体重がさほど重くない人、30Kぐらいのトレイルに慣れている人などが、膝や、腰へのダメージに対して予め十分な対策を打っておくのでしたら、ストックは不要かもしれません。ただし、その判断は微妙です。
初心の方、6時間以上時間がかかりそうな人は、後半の安全(疲労による転倒や、怪我予防)のためにストックがあったほうがよいでしょう。

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ハセツネ30K コース前半

区間1 刈寄林道起点→林道終点 20分ジョグペース 距離2キロ程度

注 本番では、ここの区間をそれこそ5000m走のタイムアタックをするような速さで?走りきらねばなりません。さもないと、次のトレイル区間で大渋滞に巻き込まれます。私のようにちんたら20分では、大渋滞に巻き込まれるでしょう。10分以内!!で走りきれるように、猛然とダッシュされてください。 

区間2 林道終点→刈寄山の肩→入山峠 25分植林帯の急な登りと下り、この区間ぜいぜい1キロすこし、前半のトレイル部分はここだけ!オマケに、最初の沢沿いや、植林のなかのジクザクの急な登りでは大渋滞が発生するのが目に見えています。

区間3 入山峠→醍醐川のT字路 35分ジョグペース 舗装された林道の下り、距離5キロ

区間4 醍醐川のT字路→和田峠 60分ジョグペース 舗装された林道の登り、距離6~7キロ

スタート地点から2時間20分かかって、和田峠に至る。その距離、およそ15キロ、うち舗装された林道部分が14キロもある。
2時間20分のうち、トレイルに要した時間はわずか、20分足らず・・。
(今日は和田峠で時間切れとなり、復路は往路を帰る。)

所持品 クルマの鍵のみ、水持たず、食料無し、地図も持たず、ザックも背負わず、ライトも持たず・・空身

ウェア TNFのチノパン、TNFの保温性があるTシャツ、手袋、など

シューズ ノーマルのランニングシューズ

水場 入山峠から2キロほど下ったところトンネルの少し手前に貧弱な水場が一つ、醍醐川のT字路の先に、2箇所ある。ただし、湧き水を汲みに来ているクルマあり。和田峠にいたる林道にも一箇所ある。こちらは水量が豊富。

ショートカット・ルート 入山峠の先、トンネルを出たところ左に植林帯の中をジクザクに下る踏みあとがあり、これを使うと、1キロ以上短縮されて楽。非常時のときに使える。

ガードレールのいたずら書き 入山峠の先、ガードレールには、八王子の高校生による落書きがあって見苦しい。トンネルのなかにまである。

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感想

Ⅰ トレイルレースなのに2時間以上走ってようやく、登山道に入れる。それまでの2時間以上はひたすら舗装された林道の下りと、登りを、我慢しなければならない、これは、ロードレーサーの方には違和感がないだろうけれども、登山が好きな人には、我慢できない苦痛である。
 去年の青梅高水のコースでは、栗平への下りで、舗装された道路を10分少し走ったが、今回は、その比ではない。30キロのうち前半15キロのうち登山道部分は、一キロぐらいしかないのだ(爆)。

Ⅱ これは推測であるが、ロードを15キロも走ってようやく、後半のトレイルに入り、醍醐丸~市道分岐~入山峠はいずれも下り基調のトレイルであるが、大小のアップダウンもあるので、負荷が激しく、疲労が重なる。本番では、峰見尾根の下りで疲労による転倒、捻挫などの怪我をする選手が続出するだろう。

入山峠からすぐ尾根に入って、醍醐丸までハセツネルートを行き、そこから和田峠へ下り、醍醐、入山峠へとを林道を下り、登りかえすほうが、最初にトレイルとなるので、安全なルート取りとなるだろう。最初に林道では、疲れた状態でトレイルに入るので、危険である。

Ⅲ 攻略のヒント、如何に精神的に疲れないで、和田峠まで行くか?にかかっている。私のような舗装路大嫌い人間は、和田峠まででアホらしくなり、やる気をなくす。 これはトレイルレースか? 違うよね!と自問自答を繰り返しました・・。

Ⅳ 青梅高水との違い、去年の青梅高水は、トレイルを2時間走って、折り返しの高水山であるが、ハセツネ30キロは、2時間ロードを走って、ようやく、トレイルレースとなる・・。

Ⅴ 早く走れる人で、順位を狙うのならば、前半の林道の区間で、一人でも多くの選手を追い抜くのがベスト。後半の、トレイルに入ってからでは、ルートが狭いので思うようには追い抜けない。

Ⅵ 今日は気温が低いので、水も持たずに走ったが、本番は気温が高いので、規定どおり水を背負わないと、苦しいだろう。

Ⅶ 醍醐の林道の傾斜はたいした事もなく、登りがきついということはまずない。心拍数もジョグペースなら、せいぜい150ぐらいかな? ただ、無意味にくねくねしているので、無意味に長い林道にイライラしてくる。

Ⅷ 醍醐の無意味にくねくねしているアスファルト林道を、走るのは、山やには無意味なので、二度と走りに出かけないつもり・・。宮地氏は、走ってみたことがあるのかね?

Ⅸ 登山道を走るレースだと認識して、この大会に参加すると、ガッカリするだろう。舗装された林道をくねくね走るレースであると認識して参加すれば、期待外れにならずいいだろう。

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以下、余計なアドバイスいろいろ・・

 

※ 駐車場は、五日市駅前の駐車場が500円で安いのでお勧めです。そこからジョグあるいは、バスに乗ってアプローチ。
養沢への分岐に当たる十里木にある駐車場は瀬音の湯にも近く、無料ですので、そちらでも良いようです(3月6日追加)。

※ 林道の駐車スペースは、試走の方や、観光の方で週末は混みますし、車上荒らしに遭う危険もあります。

※ スタート付近に民営の有料駐車場もありますが、いささか値段が高い(一台1000円~)ので、勧められません。

※ このルート、特に刈寄林道から醍醐までは人家もなくたいへん寂しいところです、女性ランナーの一人入山はたいへん危険ですので、ラン仲間と一緒に試走しましょう!!

※ ルート上は、たしか和田峠に貧弱なお手洗いがあるだけだったように思います。

※ エスケープは、醍醐のT字路から夕焼け小焼けバス停の方面へ向かうのが早いでしょう。

※ たかが、30キロのレースと侮るなかれ、5時間切りを狙うのならば、ダブルストックが極めて有効(特に下りで!)です。ロードランナーの方も、トレイルの下りで膝を痛めたくないのでしたら、ダブルストックを使うべき。

3月6日 追加修正 
体重がさほど重くない人、30Kぐらいのトレイルに慣れている人などが、膝や、腰へのダメージに対して予め対策を打っておくのでしたら、ストックは不要かもしれません(・・が、その判断は微妙です)。
初心の方、6時間以上時間がかかりそうな人は、後半の安全のためにストックがあったほうがよいでしょう。

※ 私のように、最初の区間(スタート→刈寄林道終点)をちんたらジョグで走ると、トレイルの大渋滞にはまり、30分以上はタイムをロスすることになるでしょう・・。

※ 市道山→入山峠→今熊→金剛の滝上は、ルートが堅い(付近に採石場があるくらいですから)ので、ガシガシ下ると間違いなく膝にきます。ついでに腰にもきます。試走でガンガン下りを飛ばすと、膝を壊して、本番はDNSとなるでしょう・・爆

※ 試走は、下りはゆっくり・・怪我をしないように、繰り返しますが、体力的に自信がない方は、下りにストックが有効です。

浅間峠までの所要時間× 3.25= 目標ゴール時間 区間時間配分比率 1:0.95:1.30 の話 (2)

以下、きわめて基本的な内容ですが、簡単にまとめておきます。
この内容は、山耐に限らず、全てのトレイルランニング、トレイルレースに関係してくるものだと考えています。
 
心肺機能のゆとり、余裕

サブ3、すなわちフルマラソンを3時間以内で走りきるには、時速14キロ強の速さで、42.195キロを走らねばならないが、そのためには、普段のトレーニングでも、せいぜい最高時速14キロ~15キロぐらいで走っておればよい、・・とは言えないだろう。

サブ3ランナーはいわゆるスピードトレーニング、1000m走、400m走も(当然)行っているはずであり、彼らが5000mを走れば、きっと15分~16分台で走りきれるはずである。 この場合、時速19キロ~20キロで、5000mを走っている計算となる。

つまり、時速19キロ~20キロで5000mを走れる人が、フルマラソンでは、ペースを時速14キロ強に落として42.195キロを走り通してサブ3を達成する。
この場合、時速19キロ~20キロで5000mを走れると言うのは、心肺機能のゆとり、余裕を意味すると考える。

①最高速度が時速15キロぐらいのランナーが、自身の最高速度に近い速さを維持して42.195キロを走り切り、サブ3を達成する場合と、②最高速度時速20キロのランナーが、余裕の時速15キロで走ってサブ3を達成する場合を比べると、②のほうが、より「ゆとり」を持って42.195キロを走ったと言えるはずである。

 

5000m走のタイムが速い選手=最大酸素摂取量が高い選手=長丁場のトレイルレースで有利

記事において私がしばしば掲げる5000m走のタイムと言うのは、いわゆる最大酸素摂取量の値(vomax値)に置き換えてもよいと思っている。
登山において、最大酸素摂取量が高いと言うのは、登りにおける、余裕、ゆとりを意味する。
集団での登山において、一定のスピードで登る場合は、この最大酸素摂取量が高い登山者のほうが、よりゆとりを持って登っているはずである。

トレイルランにおいても、最大酸素摂取量が高い選手は、そうでない選手よりも、ゆとりを持って登りの区間をクリアすることができ、この登りの区間のゆとりは、続く下りの区間や、平坦な区間において、それだけ余裕を持って挑めると言うことにつながる。言葉を換えると、本来の自分のパフォーマンスに近いものを発揮できることになる。

そして、この余裕は、レースのトータルでの疲労の減少に役立ち、山耐の様な長丁場のレースにおいては後半のバテの減少、スピードアップにつながり、ゴールタイムの短縮に直結する。

こんな風に、最大酸素摂取量が高い選手はそれだけ有利なのである。

だから、心肺機能面に限って言うならば、最大酸素摂取量が高い選手(=5000m走のタイムが速い選手)は、山耐のゴールタイムが、最大酸素摂取量が低い選手よりも良いタイムとなるのは、当然の結果と言えよう。

 

5000m=35分(or more)での巡航

さて、話を山耐に絞って、このレースでサブ8を達成するには、浅間峠→月夜見第二駐車場の区間(およそ20キロ)を、2時間20分で走りきらねばならない。 すなわち、5キロ=35分の速さである。

アップダウンが続き、路面状況も変わる5キロのトレイルを35分で走り切るには、走りやすく平坦なロードで、5000mを15分、16分で走り切れるほどの基本的な走力(別な表現を使うならば、それに見合った最大酸素摂取量の高さ)が、心肺機能のゆとりとして必要だと考える。
 
つまり、走りやすく平坦なロードで、5000mを15分、16分で走り切れるほどの基本的な走力(最大酸素摂取量の高さ)を持っている選手が、山耐の状況(すなわち、①一部荒れたハイキングルート、②荷物3キロ前後背負う、③午後1時スタート、4時間後に日没、④全行程71.5キロ)で、そのパフォーマンスを発揮すると、5000m=35分(or more)での巡航となると考えるのである。

もし、山耐の路面がもっと荒れたら、当然、巡航スピードも落ちるだろうし、もっと走りやすくなったら、巡航スピードは上がるだろう。当然、山域によっても異なる、例えば、奥秩父の登山道は、ハセツネルートのように走りやすくはないから、巡航スピードは落ちる。八ヶ岳や南北アルプスでも同じことである。

ちなみに、ゴールタイムそれぞれの巡航スピードの目安と最大酸素摂取量は以下のようになる。

サブ8  トレイルの5000m=35分   ロードの5000m=15分~16分ぐらいの最大酸素摂取量が必要
(12分間走で3750mを走らねばならない。)

サブ10 トレイルの5000m=42.5分 ロードの5000m=17分~18分ぐらいの最大酸素摂取量が必要
(12分間走で3333mを走らねばならない。)

サブ12 トレイルの5000m=50分   ロードの5000m=19分~20分ぐらいの最大酸素摂取量が必要
(12分間走で3000mを走らねばならない。)

 

山耐における三つの速さについて

長丁場のトレイルレースのゴールタイム(速さ)を左右する要因には主に三つあり、それはいずれも速さにひきなおして考察されるべきであろう。

①心肺機能としての速さ・・最大酸素摂取量のゆとりがあるか?と言うこと。これはレース全般に亘って影響する。

②筋持久力としての速さ・・71.5キロを走りきれるほどの脚筋が鍛えられているか?と言うこと。要するに後半まで足が持つか?と言うこと。
③消化器系の強さとしての速さ・・レース中の補給を消化器系がエネルギーに転換してゆけるか?と言うこと。胃腸が弱いともどしてしまったり、エネルギーが補給できないので後半にばてる。

この記事で主に書いてきたのは、①の速さに関してです。選手によっては、②、③に問題を抱える方がいらっしゃるのは皆様ご存知の通り。

①、②、③と三拍子揃った選手は少なく。高いポテンシャルを備えながらも①、②、③の速さを鍛え上げる過程で、怪我故障に苦しみ、せっかくのポテンシャルを発揮できないままでいる方もたくさんいます。(怪我や故障がすくなく、効率的で無駄がない、よいトレーニング方法が情報として共有されるべきです。)

この、①、②、③と三拍子揃ってはじめて、例の「初速を高めて、それを維持」することも可能となるのであり、区間タイム比率の、20:19:17:9 もしくは 1:0.95:1.30 という数値も意味を持って来るのです。