☆ Easy Money

先日、あるトレイルランナーが私を騙して、2万数千円とろうとした。

私は最初彼を信用していたが、正月頃からどうも怪しいと思うようになり、やがて彼が仕組んだピンはねの構造に気づいた。
最初は黙っていようかとも考えたが、思い直し、脅迫半分のメールを送り、2万円を返していただいた。(3千円ほどは彼の手元に残した。)

彼は、ハセツネ30kにも出るし、秋の本戦にも出場する予定である。

こういうレースに出るような人は、人を騙すようなことはしないだろうと彼を信用した自分が悪いのではあるが、・・私もまた、舐められたものだ。

山猫亭の店長さんと話し合って、何でこういうことをするのかなぁ・・とも考えた。

mixi あたりで、ハセツネクラブの連中の日記でも読んで、私のことを騙しやすい人間と誤解したのかなぁ?などとも考えた、だったら、今後は誤解されないようにするためにも、よい「見せしめ」として、血祭りにあげてやろうかな、、とも思った。

第二の被害者が出ないようにするために名を出したほうがよいかもしれないが、穏便に済ませる手前、彼の氏名は明かさないでおこう。

妻子がいると何かと入用で、知り合いを騙してまでも金を稼ぐ必要に迫られるのかもしれないから・・。

が、(当然ではあるが)氏のブログへのリンクは切った。

以下は、それにつけて思ったことである。

※彼へのメールを送る際に、立会人代わりになっていただきましたTREKNAOさんと、かげマルッツさん、ご協力ありがとうございました。お二人には深く感謝させていただきます。

※彼は、日原のレースに出るそうだ。注・・こう書いたからといって、kojikenさんではありませんので、念のため(笑)。彼に、なべさん、harukuさん、kojikenさん、原始人ランナーさんなどを紹介したが、そのことを今では反省している。 恩を仇で返されたからである。

※mixi をやっているトレイルランナーの諸君、ハセツネ30kに出て、日原のレースにも出るマイミクを少しは疑ったほうが身のためだ。

___________________________________________________________________________

以下本文・・

トレイルランニング関連の記事を書いて私が得たのは、数年前のヤマケイJOY秋号にハセツネ関連記事を書いて、5000円の稿料を得た。それが最初にして最後である。ここで37万ものアクセスを得たとしても私には、一銭も入らないし、はなからそれを承知でやっていることである。

私は、一万数千円もするトレイルシューズも持たないし、高機能かつ、お洒落で派手なウェアも一切持っていない。冬季用の登山靴は別にして、いつも運動に使っているシューズなどは、5000円以下の安物シューズである。自転車に乗る時だってヘルメットを被らないが、ヘルメットだって安くはないし、とにかく運動について私はあんまりお洒落を楽しむ余裕はない。懐具合がよいのならば、高いシューズを履くのかなぁ?とも思うが、もし仮に宝くじに当たっても、運動するウェアにお金はかけないだろうと思う。

それに、私はレースとかに一切出ないので、エントリー料も払う必要がない。私はそんな風に、運動については安く仕上げているが、トレイルレースに出ているような人たちはそうではない様だ。

ハセツネ30キロにエントリーするのに6000円、遭難保険に初年度は、5000円ぐらい、翌年からは3000円ぐらい掛かり、秋の本戦に出るとなると、プラス15000円となる。もちろん、裸でレースに出るわけにも行かないだろうから、シューズを買って、ウェアを買って、さらに試走をして云々となると、必要経費に10万円は軽くかかるだろう。

試算

ハセツネ30k エントリー 6000円
JRO 入会金 2000円 年会費 2000円 引き落とし 1000円
ハセツネ72キロ エントリー 15000円
シューズ代 15000円
ウェア代 30000円
ザック代 10000円
ライトその他 10000円
食料 3000円
交通費 2000円

以上 合計 96000円
 
ハセツネ30キロと、秋のハセツネだけでも最低10万円はかかる。世のトレイルランナーはもちろんこの二つのレースのほかにもいろいろとレースに出るだろうから、実際に彼らは20万から30万円をトレイルレースにつぎ込んでいる勘定になろう。

週末は、レースに出て、あるいは試走をし、また平日もトレーニングをして・・。

で、レースや試走が終わると、温泉に入り、ビールを飲み、何か美味いものを食し、となるとそういう遊興費もかなりかかる。

以上が独身男性や独身女性ならまだしも、さらに、30代、40代のトレイルランナーには、妻子持ちの方も多いので家族を養う費用も支出しなければならないわけである。

要するに、家族を養って(奥さんと子供がいて)、さらに週末は、十分な運動をすることができて、さらには、レースにも出る「時間」と「金」がある連中であると括ることが出来るだろう。 今のご時世でなかなかそういう恵まれた経済状況にいる人は少ないと思うがどうであろうか・・。

以上のことを「裏返して」言うならば、結構・・Easy Money がはいってくる連中が、多いと考えられるのではないだろうか?
(Easy Money・・直訳すると、楽に儲けられる金、悪銭身に付かずで言うところの悪銭)

世のトレイルランナーの中に、トレイルシューズが欲しいのだけれどもお金がないので、やむなくランニングシューズを履いてレースに出ています。という人は果たしてどのくらいいるだろうか?

私が、「甲武相山の旅」で書いたことは、(たいしたことは書いてはいないが)手元にあまり余裕がなく好きなウェアやザックは買えないけれども生きてゆくために山を走ることが必要だ、という人にこそささげたいと思う。

山を生活の一部と感じて、山と繋がっていなければ気がおかしくなってしまうよ、という人にこそ捧げよう。

ろくに才能もなく、たいした仕事をしてはいないくせに、自らの行為にあれこれともったいぶった「値札」をつけて、Easy Moneyを儲ける連中に、読んで欲しくはない。

暇つぶしに、トレイルレースに出て、喜んでいる浅はかで、カス野郎な連中に読んで欲しくはない。

あのブログは、そういったブログである。

___________________________________________________________________________

追記

また、最近、いわゆるアウトドアブームに便乗して、講習会やら何やらを企画して、小銭を儲けようとする輩が増えた。

素人さんを騙して、小銭を巻き上げるのは、好ましくない。

そういう連中が、私のブログを読むのは、私の欲せざるところである。

そういう連中は、素人さんから巻き上げた「稼ぎ」を誰かに上納して、山の情報を買えばよい。

そういう連中を見ると、吐き気がするのですよ・・。

私のブログが、山で小遣い銭を稼ぐ卑しき輩の商売ネタとならないように、私は「甲武相山の旅」の過去記事を閉じることにした次第である。


2010年5月4日 追記
あれこれと考えた挙句、非公開化はせずに、公開しております。ただ、以上の理由から、あまり詳しい紀行は書かなくなりました。

Advertisements

Kommentare sind geschlossen.

%d Bloggern gefällt das: