三郎の岩道窪 2010.01.15

Ⅴ 三郎の岩道窪 2010.01.15

石津窪の記事で〆るつもりでしたが、4という数は縁起が悪いし、また多少物足りないのでもうひとつ追加しておきます。

思えば去年の春先に一番足繁く通ったのが、この三郎の岩道窪のF1 25m大滝 である。この滝は、上段と下段に別れ、下段は、水流沿いのルートがいまだに登れない・・ルート下部の岩が脆く、ハーケンを打ち込んでもボロボロに剥がれてしまうからである。また、水流沿いは、きわめて滑りやすく、足場の安定感が非常に悪いのも特徴である。私は右手の岩陰沿いのルートを直登する事にしている。こちらのルートは、足場、手がかりとも比較的安定しているからである。 もっとも、こちらとてノーザイルでは登れず、今回も残置ハーケン一箇所を使うとともに、4箇所にハーケンを打ち込んで自己確保をして登った。

11:35 伝名澤沿いの駐車スペースを出発。週末ともなれば、モトクロスバイクが練習にやってくる澤沿いも今日は平日なのでとっても静かである。澤沿いの斜面にはいたるところにバイクの轍の痕が残されている。


11:57 最初の小滝を越えて、久しぶりの大滝と対峙する。ルートを見ても残置ハーケンの類は見当たらず、誰かが登った跡はない、・・やはり正面からのルートは最近は登られてはいないようだ。
今は冬枯れでパッとしないが、新緑の頃はなかなか美しい。

ここで身支度を整えて、12時10分頃に登り始める。


13:05 下段を越えて、上段の滝つぼには、氷の造形が出来ていた。下段を登っている最中、途中で、クロモリハーケンをひとつ誤って落としたので一旦登った後、下に下降した際に落ち葉をかき分けて探したりして時間を無駄にしてしまった。・・貧乏性なので(笑)、ハーケンひとつだって無駄には出来ない(落としたハーケンは無事に見つかりました)。


13:06 上段は、水流沿いではなく左手を巻くように登るのがルートである。水流を跨いで左手に移るにしても水流沿いの岩は極めて滑りやすいので要注意である。


13:23 上段は、ハーケンを使用せずにフリーで登れた。体調が悪いと安全策でハーケンを使うが、今日はまずまずの感じである。例によって例のごとく、ここでも落ち葉がホールドを覆って隠しているので葉っぱを払いのけながらホールド探しである。初めてここにきたときは、左の壁に二箇所の残置ハーケンを確認したがいずれもかなり以前のもので、ボロボロにさび付いていて、ハンマーでたたくと頭が折れてしまったり、岩の割れ目が広がっていてぐらついてしまったりと、あんまり当てにならない代物であった。いずれにしても、岩が乾いておればフリーで登れるところであろう・・。

登り終えて、滝の落ち口で、荷物を整理する。ここから先はハーケンもザイルも不要なルートであるからだ。


13:37 4m~5mほどの滝が五つほど連続している・・これに似たような光景を高萱尾根の滑入沢で見た覚えがある。


13:47 氷の造形・・今日は暖かいので融け出している。


13:55 一つ一つは3級下ぐらいでさほど困難ではない、ただ今は薄い氷が張っており、ランニングシューズでは、時々すべるので要注意であった。


14:06 最後のロート状の滝にて、真新しい鉄製のハーケンをひとつ回収した。この滝は、上部は確かに高度感はあるものの、こんなハーケンを使わなくっても登れよう。3級上ぐらいのグレードである。


14:07 この澤の一番最後のロート状の滝の写真。最上部はちょっと工夫が必要かな?


14:11 澤が荒れ始めたころに、左から仕事道が澤を横切ってきたので、ここら辺で遡行は止めにしてこの仕事道を使って下山することにした。この仕事道は、一昨年の夏にハイカーが迷い込んで遭難事故が起きた道ではなかったのかな?


14:34 仕事道を左にほぼ水平に向かい、尾根に出たら下降して、澤沿いに下って、登り返すと伝名澤の右岸に作られた林道の末端に出た。このあたりは、15年ほど前によく走りに来た区域であり、当時の頃の思い出がよみがえってきて懐かしい。ここまででちょうど3時間である。

石津窪のほうが、遡行者を多く迎えるようだ。確かに、F4 F5 ともに3級上から4級の技術が求められ、またF5は高度感もあるので登りきったときの達成感もある滝である。ただしいささかルートが整備され出来上がりすぎている嫌いがなきにしもあらずである。
その点、三郎の岩道窪のほうは、25m大滝は、人の訪れも少なく、ルートもなかなか困難である(グレードは4級)。しかし、それ以外の部分では、3級レベルの小滝が一箇所に集まっている感じで、今ひとつ精彩に欠ける恨みがある。両者ともに、一長一短があると言った感じである。

さて、五つの有酸素運動のトレーニングを終えて、ウェストも多少引っ込んだような気がしている・・苦笑

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