目障りなハセツネ標識の話

下の左の写真、画面左手に写る白い板は、レース一週間前に設置されて、レース後に取り払われる方向表示の板、ここで問題にしているのは、画面右手の、小さい杭である。(撮影場所は、三頭山山頂付近、2006年10月撮影)。右の写真は杭の部分を拡大したもの、こちらの杭(プラスチック製)は、レースが終わっても撤去されずに残される。すでに当時からこのようなものが恒久的にルート上の分岐分岐に設置されているのである。

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最近、日の出山にトレーニングでよく登っているが、ハセツネのルートを示す杭の数が増えていることに気がついた。

この杭は、プラスチック製の縦横約3cm四方の四角い杭で、長さは30cm~40cmぐらい。
絵図のように三色(頭が赤、地上部分が黄色、地中部分が黒)に色分けされている。

大体、この杭は登山道の分岐毎に打ち込まれていて、一年を通して恒久的に設置されて居り、なかには、頭の部分をイノシシか狸が、食べられるかな?と、かじった跡があるものもある。

私が知る限り、この杭は、戸倉の入山峠から先の峰見尾根にもあるし、三国峠付近はもちろん、三頭山の都民の森のあたりにもある。
小河内峠前後の巻き道が入り組む部分にもあるし、大岳あたりにもある。金毘羅尾根にもある。

・・つまり、日本山岳耐久レースの全ルート71.5キロに渡って分岐毎に、ルートを示す目印として打ち込まれていると考えてよい。

例えば、日の出山の山頂西に東雲山荘があり、公衆トイレがあるが、あそこから数えると、以下のようになる。

①公衆トイレ脇の山頂巻き道の分岐の西側に二本(山頂へ登るのがルートだと示すのであろう)。
②石の階段を登って、30m程歩いた山頂に至る園地部分に一本(園地から更に山頂に登るのだと示したいのであろう)。
③さらに40mほど歩いて日の出山山頂の東の隅、金毘羅尾根への下山口に一本(金毘羅尾根がレースのルートですと示しているのであろう)。
④下山口から、急な木製階段を50mも下ったところに一本(ここは、登山道とガレた軽トラの車道があるが、軽トラの車道がルートですと示したいのであろう)。
⑤さらに80mほど下って、クロモ岩上展望台と呼ばれる養沢分岐に一本(養沢方面の軽トラ道には下りませんと示したいのであろう)。
⑥階段を200mほど下り、クロモ岩の階段の踊り場に一本(ここで、右折ですと示したいのであろう)。
⑦踊り場から20mほど下った日の出町三沢への分岐に二本(つるつる温泉のある三沢ではなくルートの金毘羅尾根はこっちですと示したいのであろう)。
⑧そこから巻き道を100m程行って、養沢鍾乳洞への分岐のところに二本(ここも養沢鍾乳洞には下りませんと示したいのであろう)。

以上、①~⑧の区間は、距離にして、700mほど、僅かそれだけの区間に、私が数えただけでも絵図のようなプラスチック製の杭が、11本も打ち込まれている。
 正確には、「打ち込まれていた」である、目障りなものは、私が引っこ抜いてしまった。)

もちろん、これらの杭を打ち込んだのは、ハセツネの主催者である。
先日、ハセツネの事務所に問い合わせたところ、彼らはレースが終わったら抜き取りますと言うが、果たしてどうだろうか?

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日本山岳耐久レースホームページに掲載されている写真、写真右下の女性が打ち込んでいるものが問題の杭である。

この杭の黒い部分は、地中深く打ち込まれており、足で思いっきり蹴飛ばしてぐらつかせて、両手で杭の頭を掴んで引っ張り抜かないと抜けないほどしっかりと打ち込まれている。(目障りなヤツを数本?抜いて見た感想・・微笑)

このような杭を、レースのルートである秋川の尾根筋に何本打ち込んだのであろうか?分岐毎に打ち込んであるとしても、100本、200本どころではあるまい、1000本近く打ち込まれたと考えるべきである。

このような、朽ちないプラスチック製の杭を登山道脇に恒久的に残すのは、いかがなものか??また、そもそも、このような杭をルート上に残そう、と言う発想は誰が言い出したのか?主催者に猛省を求めたい。ちなみに、登山道を管理している東京都に電話で問い合わせたところ、そのような杭が打ち込まれていることを知らなかったし、現状も把握していないそうだ。

そもそも、レースが行われるルートは、登山道であり、東京都が建てた立派な標識がきちんと整備されている。
例えば、上にあげた、日の出山の部分では、ざっと上げても・・

①公衆トイレのところにひとつ、
②山頂付近に、下山口を示すものが二つ三つ、
③養沢分岐にも一つ二つ、
④クロモ岩の踊り場にも三つぐらい、
⑤養沢鍾乳洞の分岐にもしっかりしたものがひとつ、

駄目押しで、日の出山山頂には、真新しい立派なルート地図の板が設置されている。そもそもこのルートは、週末ともなれば、御岳山にケーブルであがった行楽客が、日の出山を経てつるつる温泉を目指して下る半日ハイキングのルートであり、小学生から、齢70を越えた方までいらっしゃるルートである。きちんとした標識が完備されているのは言うまでもない。・・要するに、東京都が設置した既成の標識で十分なのである。

レースの前に、簡単に取り外せる標識を設置するのは理解できるが、このような恒久的な杭を目立つように、それこそ50mおきに設置するのは大いに問題であり、東京都山岳連盟だからといった、登山道を我が物扱いしようという、横暴な心が見え隠れする愚行である。

山の中だから自分達に都合がよいように何かをしても分かるまいと言うのは、甘い考えである。このような杭を打ち込みルートを示そうと言う発想の言い出しっぺの方や、それを許した、ハセツネクラブの幹部の方々の発想自体がおかしい。このような杭がなければ、ルートをトレースできないような者は出走するべきではないし、このようなプラスチック製の杭は、言って見れば、燃やせないゴミであり、ヴァリエーション登山で言えば赤テープを、それこそ5mごとに小枝に巻きつけるようなものである。

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