1Q84 村上春樹

作家の村上春樹氏がオウム真理教元信者で死刑囚の方の裁判を傍聴して書いたという本が評判だそうである。

オウム真理教の幹部には、年齢的にも私に近い世代が多く、私が卒業した高校の卒業生にも幹部クラスの信者がいるので、彼らがどうして入信し、また仲間を募り、信者の心を支配して、ひいてはあのような事件を引き起こすまでに至ったのか、その経緯は私のある意味、身近な関心事項であった。

当時よく言われた「マインドコントロール」と言う言葉は今では「懐かしい」言葉であるが、実は今でも現在進行形の言葉でもあるように感じている。つまり、解明され尽くされた昔の話題ではない。

それでも、私の世代は、オウム真理教の事件を見聞きしているので、マインドコントロールまがいの「やり方」には乗らない術を身に付けているようにも思うのだがどうだろうか?いざわが身に起こると案外簡単に乗せられてしまうのではなかろうか?
更に、オウムを知らない私より若い世代はどうか?・・そういった「やり方」にまったく免疫がないのではなかろうか??・・とても気になるところだ。

麻原氏は、宗教家として信仰を語ったが、今の世の中には、宗教家ではない形で、オウム真理教ばりの「やり方」を利用して、顧客を集めて、洗脳してゆこうという輩がたくさんいる。オウム真理教の連中が使った信者集めのやり方・・人の心を奪い、支配するやり方は、商品販売にも、勧誘にも、講習会にも「利用」出来る。そういった行事を主催する連中がオウム真理教が使ったやり方を研究して「お手本」にしていない保障はない。

私などは、宗教とか、マインドコントロールとかそれらしき「臭い」がするとすぐに心は警戒モードになって拒否反応を示すのだが、20代、30代の若い方はどうだろうか?
トレイルランニングや各種アウトドアの講習会でも、オウム真理教ばりの「やり方」が用いられていないとは言い切れないのである。

組織の人や、講習会を企図する人には、雰囲気作りのため有効だとはいっても、あまりそういったマインドコントロールまがいの「やり方」を用いないように自重していただきたいと考えている。

ついでに、言ってしまうと、そういうのに引っかかり易いのは、文系よりも理系の人である。
理系の大学を出て、理系の職業についている方々は、そういったやり方に対する「免疫」が出来ていないようにも思えるので、用心して欲しいなと思う。

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