ハセツネ3年卒業論

さて、ポイント制が導入されて、4月にはハセツネ30kというレースが秋の本戦の予備選のような形で開催される雰囲気である・・。
でも、これから毎年毎年、この先5年10年と(?)、まずハセツネ30kに出て、ポイントを稼いで、秋の大会に出る事を繰り返すのは、考えただけでも、うんざりであり、馬鹿げていると思う(もっとも、私はレースには一切出ませんけれどね・・)。

だいたい、出場を続けて3年~5年もかければ、たいていの方ならば完走もできるはずであるし、天候に恵まれた大会もあって、人生のその年代(時期)の自己ベストタイムも出せるだろう。それ以上に(5年、10年、それ以上)、このレースに出続ける「意味」は、よほどの好きモノでない限り、無いのではないか?

ほかにもいろんなトレイルレースもあるし、これから新しいトレイルレースもできるだろう。それにレースは、なにもトレイルランだけではない、自転車にだって、レースはあるし、トライアスロンにも、ロードランニングにもある。

あるいは世界に目を向けて、海外のトレイルレースに出ればよいと思う。国内のレースに拘泥する必要はサラサラ無いだろう。海外の著名なトレッキングルートをトレイルランするなんていうのも面白いだろう。

レースを離れても、10月の第二週は紅葉の時期でもあるし、紅葉を楽しみに全国のいろんなところに出かけてみる、というのもよい考えだと思う。

このレースに拘りすぎて、視野を狭めることになってはならないと考える。

______________________________________________________________________________________

我が国のトレイルランナーは、レースから離れてトレイルランを考えられないのではないか?

今は、トレイルランナー=トレイルレース愛好家という図式が成り立っているように考える。

レースに出ないトレイルランナーが社会的に認知される時代が来るのだろうか?

もっとも、その前に、トレイルラン自体が、社会的に認知されるのだろうか?

表丹沢トレイルが中止になったぐらいだから、前途は多難だろう。

______________________________________________________________________________________

いくら登山道のゴミを拾っても、1000人、2000人が登山道を占有して、レースを行うというのは、20年前なら、「違和感」がなかったのかもしれないが、環境が叫ばれるこのご時世には、違和感がありすぎるのだろう。

秋のレースが、定員2000人だなんて、20年前の発想で、時代遅れですね。

地球に優しい、環境に優しいことが叫ばれるこの時代に、確かにいえること、それは、東京都山岳連盟は、少なくとも秋川の自然環境には、優しくない存在であるということ・・。 自然環境を守るというのは、山を愛するものの不文律だろうに・・。

東京の自然を保護し、本来ならば大規模なトレイルレースを厳しく監視するべき立場にある団体が、このような大会を運営するのは、自己矛盾の極みである。

Advertisements

4 Responses to ハセツネ3年卒業論

  1. sasashin says:

    silvaplaunaさん、こんばんは。

    30Kの詳細な試走レポート等、ありがとうございます。
    レースに参加する方々にとって、公式ホームページにはないhowto情報が重要です。お礼を申し上げます。

    さて、予備選というのは何でしょうか。

    ①本線に有利にエントリできる。

    確かにポイントをgetすれば、本線エントリにプライオリティが高くなると思われますが、その他の1000人枠があります。その枠に入ればよいのです。(30Kエントリに固執しなくても。←なぐられそう。)

    ②初心者が本線に挑戦できるかの有無を判断する。

    個人的な意見ですが、自分の力量の中で、現在、秋の本線にエントリするにはどのくらいのレベルなのかを判断するレースのであればよいと思いますが、現実はどうでしょうか。
    10月の本線参加有無を判断するには早すぎように思います。本線まで6ヶ月あります。6ヶ月あれば、たゆまないトレーニングすれば、準備できます。誰もが夢を持って本線を参加できれば越したことはありません。

    silvaplaunaさんが仰る5年後、10年後。。トレイルランナーは考えているでしょうか。
    おそらく考えている人は5%にも満たないと思われます。
    今がよければよい、でも、さらに時代の波にのり発展すれば越したことはないけれど、結局、トレイルランナー=自己への追求にしか思えない気がします。

    自然や山をこよなく愛するランナーが増えることを願っております。

  2. silvaplaunaさん こんにちは。払沢の滝の結氷を見に行く前にすっかり春めいて来ちゃいましたね。残念です。

    さて、私のハセツネは1年留年して卒業までに4年かかちゃいました(汗)
    トレイルランナーの大半はロードランナーですから、トレイルそのものを楽しむというよりレースに恒例イベントとして参加することが多いのではないでしょうか。それに仲間と一緒に出続けたいうということもあるのでしょう。
    また、ベテラントレイルランナーであってもハセツネだけは自己鍛練の検証として参加され続けている人もいるでしょうね。
    一方、トレイルランナーのチャンピオンを決めるような大会があっても私はいいとも思います。もちろん、この場合は参加人数はぐっと絞るべきでしょうけど。

    silvaplaunaさんも書いているように本当に山を味わうならレースなんかにこだわらずに好きな季節に自分なりのルートを気ままにやればいいのにと思っています。
    たぶん、ランナーの多くが自分でトレイルを探していなくて、少人数ましてや一人で行くなんて考え付かないんだとも思います。まあ、ルートは自分で開拓しなくても雑誌やネットで沢山紹介されてますし、レースコースをトレースしてもいいわけなんですけどね。

    レースの呪縛からの解放されたひとりとして、トレイルランの楽しさを少しでも伝えていければと思っています。

  3. silvaplauna says:

    sasashinさん

    こんばんは!お返事が遅れました・・汗

    お書きのご意見ごもっともです。

    ・・それに秋の大会とは別個の大会として開催するのでしたら、全体の参加者も増えてよかったのかもしれないですね。
    (春秋あわせて、3000名!←ちょっと多いかな?)

    山岳会の場合、、、新人を迎えて、その新人が一人前の登山家に成長するまで鍛え上げるのに、5年以上はかかるでしょう。

    トレイルランの場合でも、全く運動経験がない新人さんが青梅高水トレイルランや、ハセツネ30Kぐらいの距離のレースを、歩かずにそれなりに走れるようになるには、3年ぐらいはかかるように思います。
    (もちろん、ある程度のランニングの下地がある人は、いきなり走ってもそれなりに速く走れましょうが・・。)

    登山というものは、生涯の趣味に値するので5年10年計画で実力を養うのでも、おつりがきます。

    トレイルランは、、その点、どうでしょうか?・・身体への負荷があまりに激しく、生涯の趣味としてはちょっとお勧めできないようです。(たしかに、年配の方でも、ランナーとして頑張っておられる方は多いですが・・。) ましてや、タイムを競うトレイルレースとなると、なおさらですね。

    sasashinさんがご指摘のように、トレイルランをいっときの趣味としておやりになっている方が多いのかもしれませんね。
    そういう方は、自転車が流行ると今度は自転車の大会へと鞍替えするのでしょうか・・。

    僕が、甲武相山の旅、やここで記事にしたハセツネ分析記事は、もちろんハセツネというレースを攻略するうえで役に立つと思いますが、レースを離れた個人的なトレイルランでも十分に役に立つはずであると、信じています。

    ウェアや、装備、時間配分などなど、ほとんどの記事は、ハセツネという大会が終わっても、残るものであると考えています。
    (それが、ちょっとした、ささやかなる自慢です・・^^)

    ハセツネという大会を通じて培ったトレイルランの技術と経験は、レースを離れてもいろんなトレイルで活かせるはずです、だから、せいぜいこの大会に縛られるのは3年ぐらいがいいところで、その後は、自分が好きなトレイルを走ったり、好きな方向に進むのがよいように思えるのです・・。

    この大会に5年、10年以上出るほどに、トレイルが好きな方、トレイルランのキャリアをお持ちの方でしたら、レースなんかなくっても、自分が好きな時間に、全コースを走れるはずだと思うのですが、(かげマルッツさんがご指摘のように)レースがあるからこそハセツネルートを走る!という方も居られるようですね。

    トレイル・レースと、登山道(トレイル) はたして、どちらが、親 でどちらが 玉子なのかな?

    私はもちろん、登山道(トレイル)が先にあって、トレイルレースはあとから出来て来たものだと思っております。

    つまり、トレイルレースあっての、トレイルランではない!ということですね。

  4. silvaplauna says:

    かげマルッツさん お返事が遅れ恐縮です。

    たいした実力もないのにお金を払ってレースに出ることの意味を考え、仲間とわいわい騒ぐのでしたら、去年の気ままにパーティのように宴会を開くほうがあれこれ話しをすることができてよいと思うこと。

    ・・とまあ、こんな理由で、お書きの・・仲間と一緒に出続けたいというランナーさんの心理が、わたしには、なかなか理解しがたいもののように感じられます。

    昨日の青梅マラソンでも、あきる野の五日市街道沿いの歩道を毎晩、毎週末に走っているランナー、ジョガーのうち、どれほどの人がエントリーしているのかな?と思います。
    20人にひとり、30人にひとりぐらいではないでしょうか?
    ハセツネにいたっては、もっと少数で、200人、300人に一人でしょう。

    でもそれは全然おかしなことではなくって、ごく普通の感覚だって思います。

    都道脇の歩道を走るのはただですので、そこで走っておればとりあえず、運動不足は解消できるし、ダイエットすることもできます。

    登山道や、遊歩道を走るんだってただですので、わざわざ10000円払ってまでして、ハセツネに出る意味が、普通はありません。

    数千円から10000円を払ってまでして、かくかくしかじかのレースに出たいという心境に、普通の人、一般の人はならないということです。

    こういった私の醒めた見方を「レースに対する偏見」という方もいますが、それは、そっちのほうが既にモノが見えなくなっているわけで・・。

    いくばくかの対価を払ってまでして、レースに出たい、出ようとする心境になるのは、一般人が100人いて・・はたしてどのくらいでしょうか?・・過半数には遠く達しないことでしょう。 少数派ということだけは確かなようです。
    (雑誌を読むと、レースに出るのが当たり前で、多数派のように書かれていますが、あれは、心理的な効果を狙っているのでしょう・・。)

    話がそれましたが、だから、競技性のないトレイルランニングのほうが、一番ありきたりで、多数派を容易に占めることが出来ると思っています。

    ランナーの人は、ランニング雑誌とかの読みすぎで、ランニング→レースに出なくっちゃならない式の思考に凝り固まっているように思います。

    マインドコントロールを受けて(?)、レースの呪縛に嵌っている人を、ひとりでも多く、競技性のないトレイルランニングの世界に導きたいものですね。

    基本的に、ロードを走るのも、トレイルを走るのも無料でして、ランニングというスポーツは、大会なくしても成立するスポーツであると考えます。

    特に、トレイルランニングは、大会なくしても楽しめるスポーツです。
    皆さん、この当たり前のことに気がつかないのはおかしいなぁ・・と思っています。

%d Bloggern gefällt das: