☆ハセツネ30k ポイント制の疑問と幾つかの批判

ハセツネ30K1月30日公式ルート版

09hasetsune30k

以下抜粋

趣 旨

自己の限界を追求するトレイルランニングの最高峰「日本山岳耐久レース」(ハセツネ CUP)の入門レースとしてトレイルランニングの普及発展の為、五日市特産の江戸野 菜「野良坊」や春の花爛漫の自然の美しさを肌で感じるレースとして自然保護の精神を 啓発する大会として発展させたい。
また、安全登山と遭難防止から山の愛好家にとって今や常識化している「山に入るには遭難保険をかけてから」という不文律をトレイルランナーの義務として啓発していきたい。

10.特 典
本大会完走者は第17回日本山岳耐久レース(24時間以内)~長谷川恒男CUP大会エ ントリーポイント(10ポイント)の8ポイントを獲得出来ます。
(尚、第17回大会のポイント枠は1000名で1000名は従来通りとなります。)

11.その他のポイント
①日本山岳救助機構(JRO)の加入者(生保・傷害保険は含まず)・・2ポイント
②本大会ボランティア(ハセツネCUP、清掃山行など)・・・・・・・2ポイント
③都岳連主催各種安全講習会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ポイント
④都岳連日本山岳耐久レース委員会が承認した行事・・・・・・・・・2ポイント

※ ポイントは10ポイントで有効となります。17回大会募集08年6月1日現在

 

雑感

ちなみに僕は遭難保険には入っていない。
遭難保険も、無料(ただ)では入れないし。
裏山の横沢入りや、いつも登る日の出山に登る感覚で、奥秩父の深い山や沢に分け入っているからである。

大会趣旨に書かれていることは一見もっともなことではあるが、主催者が日本山岳救助機構(JRO)とつるんでいるような印象をとても強く受ける。
都岳連の会員証はクレジットカード兼用だから、こうなるのもうなづけるが・・。
(要するに、さまざまな利害関係を持ったものたちの寄せ集めだということである。)

よく考えると、大会参加費に怪我などしたときの保険料が含まれているはずであるのに、
さらに参加資格として別個に遭難保険への加入を、
事実上義務付けるのはおかしい(これは重要な突っ込みどころとなろう)。
 

それに、山に行くならば遭難保険に入ってからというのは、正しくはない。
裏返せば、遭難保険に入れないものは、山に行くな!ということになるからである。

 

お金がなくてもトレーニングする時間があるものは、厳しいトレーニングを積むことによって
遭難の危険を減少せしめることができる。

 

登山の安全は、遭難保険に加入することではなく、厳しいトレーニングを積むことにあると考える。

 

ひと言で言うと・・ポイント制となってハセツネの魅力が減りましたねぇ・・まぁ、わたしは参加しないからどうでもいいんですがね。

これが一つの契機となって、こういった大会に縛られない、自分の心のおもむくままに野山を闊歩し
自在に走り回るトレイルランを実践しようという若手がでてくると面白いですね。

そういうのが真の意味のトレイルランナーだと考えます。

大会でいい成績を残して有名になった大会育成型のトレイルランナーは、大会については深く語れますが、
野山の自然については深く語れない様に感じています。

これからは、もっと深く自然について語れるトレイルランナーがでてきて欲しいし、
きっといずれそういった人がたくさん現れることでしょう。

******************

個々の検討

①日本山岳救助機構(JRO)の加入者(生保・傷害保険は含まず)・・2ポイント

ちなみにこれに加入すると・・毎年支払限度額250万円で2,750~3,500円(見込み)が銀行口座から引き落とされることになります。さらに新規会員の場合は4,750~5,500円かかるらしい。
登山家ならまだしも、ロードも重視しているランナーの方には、無用な出費ではないか?
トレイルランナーだって、ほとんどの方は、春から秋の一般登山道、冬場は低山しか走るまい。

例 鹿児島のトレイルランナーが、ハセツネに出場しようとして、これに申し込んで、もし九州の山で遭難した場合、八王子に拠点があるこの会社は、はるばる九州まで助けに来てくれるのだろうか? 
答 共済なので捜索費用のお金が出るそうです。上限はあるようですが・・。

②本大会ボランティア(ハセツネCUP、清掃山行など)・・・・・・・2ポイント

要するに、善意のボランティアではなくなり、見返りを求めてのボランティアとなるわけです。
ボランティアスタッフに対しては、2ポイントの見返りが与えられるわけだから、これまでのように「ありがとうございま~す!」などとお礼を言わなくてもよくなるわけですね(笑)。

例 北海道に住んでいるトレイルランナーがハセツネに出る場合、春に二回、週末を潰して東京にやってこなければならなくなる。もちろん多額の交通費がかかるだろう。

③都岳連主催各種安全講習会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2ポイント

で、これに参加すると例の東京ハセツネクラブの会員となるわけですか???

例 下関在住のトレイルランナーは、新幹線で東京にやってきて、講習を受けねばならなくなる。

④都岳連日本山岳耐久レース委員会が承認した行事・・・・・・・・・2ポイント

????

例 青森県山岳連盟の行事は承認していただけるのでしょうかね?神奈川県山岳連盟が丹沢のある秦野でやっている行事はどうでしょうか?
やはり、お金が都岳連に流れないからダメなんでしょうねぇ・・。

ここで結語

与謝野晶子の 「 君 死に給うことなかれ 」 にちなんで、、

               君 ハセツネに飼い馴らされることなかれ

Advertisements

6 Responses to ☆ハセツネ30k ポイント制の疑問と幾つかの批判

  1. kurisuke says:

    峰さん、こんにちは。
    実施要綱を見ると仰るとおり、どうも気分を害してしまいますね。

    ・遭難保険への強制加入、結果的に保険料の2重払いを参加者に強いることになるし!都岳連も何をかんがえてるんでしょうか?この調子だと、本戦への参加にも同様の規制がかかりそうな雰囲気です。
    ・エントリーポイント制では今年の完走者に対する配慮が読み取れないじゃないですか?30Kで8ポイントも与えて、本戦の完走実績のある人が何ももらえないなら、ポイント目当てで多数のエントリーが予想されそうです。また大混乱するんじゃないかな?そうなると入門者向けという趣旨にも反してしまうし・・・・。

    長野マラソンが平日10時のエントリー開始で、1時間ももたずに定員になったという状況を踏まえてるんでしょうかな?

    都岳連の考えに必ずしも100%賛同するわけではなく、ハセツネ以外はあまり係りの無いランナーにとって、参加がし難くなる雰囲気です。

  2. ポイントの基準に関する個々の是非はともかくとして、関東地方以外のトレイルランナー達には不利な状況になりますね。ハセツネ30にしても、ボランティアにしても、講習会にしても、東京方面に遠征してくる必要がありますから。遠征しなくていいのは、保険の加入だけですね。関東以外の多くの参加希望者にとって、出場枠が半減したと言えなくもないでしょう。都岳連の主催とはいえ、日本を代表するレースなのですから、もう少し考慮があっても良さそうなものですね。

  3. ツールドモンブランみたいに、どこかの主要レースに出ていれば
    出場ポイント獲得できるようにすれば全国的に各地のトレイルラン
    大会が盛り上がるのに。
    OSJも本大会に協賛してたりするわけで、できない話じゃないでしょう。
    ④がもしかしたらソレになる可能性を残してますが、
    行事という表現で、大会やレースとしない所が後だしジャンケン
    みたいで小憎らしい。

  4. silvaplauna says:

    kursukeさん 恐縮です。お返事が遅れました!!

    私たちの東京ハセツネクラブに所属している知り合いのために、あまりきついことを書かずに、賛成論みたいな、「ハセツネ30k 再評価」を書いたら、匿名さんから、コメントをいただいたぞ!!

    「ロードのランナーは、マラソン大会にでも出ていればよい」・・というのは、私の考えではなくって、ハセツネ30kの要綱から読み取れる都岳連の考えを推測して書いたつもりなんだけれどね。

    分かってもらえなかったみたい・・。

    まぁ、知り合いを大切にしましょう!という見地から、これからも東京ハセツネクラブへの痛烈な批判は避けるつもりだよ。

  5. silvaplauna says:

    マカニ・トモさん! またまたお返事が送れて恐縮です。

    まぁ聞いてくださいよ。

    ボランティアって、せいぜい200人もいれば十分でしょ?
    安全講習会だって、一回30人で、六回やってせいぜい200人でしょ。
    ゴミ拾いだって、ハセツネ30kの定員1000人が全員参加する必要はないわけで、30キロのコースならば、200人も要らないでしょ?

    となると、ハセツネ30kに出て、完走して8点もらっても、残りの2点を、ゴミ拾いとか、講習会とかの比較的安上がりな方法で得る事が困難なんです。

    つまり、2点取る間口が一番広いのは、JRO加入なのですね。
    自然とそこに追い込まれてゆく・・。

    実に、あこぎなやり方ですね。

    普通のトレイルランナーさんは、ロードランナー兼業なんで、岩も、冬山もあまりやらないでしょうし、
    JRO加入なんて全く必要がないと思いますよ。

  6. silvaplauna says:

    夜明けのランブラーさん お返事が送れて恐縮です。

    知り合いに東京ハセツネクラブの方がいて、その方々の手前、
    こんな要綱を考え出した東京ハセツネクラブの中核メンバーである、mixiの◎◎◎クラブの親分や、◎◎アスリート氏、◎レイル◎ンニングを◎って◎るの管理人さんは、どういう感覚をしているのか?
    と問いただしたいのも山々ですが、このくらいにしておきますね。

    賛成論につくか?反対論に固執するか?
    去就に迷いますが、、、私が反対してもどうなることでもないですしね。

    そもそも、東京ハセツネクラブ設立のころから私は記事で、なんか危ないぞ!怪しいぞ!と書き綴ってきたのですが、案の定!

    今回そうなっちゃいましたね。
    それみたことか!というのが私の素直な気持ちです。

    それでも、すこしはいい所を拾って「ハセツネ30k 再評価」を書いたら、匿名さんからコメントもらっちゃうし・・
    私は善意にあの要綱を解釈しただけなのですがね。

    ・・というわけで、ご覧の皆様!

    批判は私ではなく、東京ハセツネクラブの方々を対象になさってください。

    田中正人さんも、当然今回の要綱には絡んでいると思いますよ。
    表には出てきませんがね、
    彼の批判もお忘れなく!!

    アドグリのひとも、みんな彼には頭が上がらないようですが、
    よくない事はよくない事ですよね。

%d Bloggern gefällt das: