女性選手は、サブ12が難しいか?

去年のデータで、女性選手でサブ12だった方は、女性完走者170名中たったの7人!
ちなみに、全完走者1540人中、サブ12の選手は男性女性併せて176名
つまり、サブ12を達成した176名の中で女性は7人だけだったということになります。

比較の対象として、青梅高水トレイルレースの女性完走者124名のなかで、3時間40分以内の完走者は、10人、4時間以内の完走者は、15人となります。これくらいで走れる方でしたら、持久力次第でハセツネのサブ12は可能だと考えています。

以前、あの久原(旧姓 原)真理子さんの登り方を見たことがありますが、この方の場合、背筋を伸ばしショートステップで、小刻みに登ってゆきます。姿勢も階段を登るような、膝を割りと高く上げたものでした。
筋力が男性よりも劣るといわれる女性の場合は、登りの場合、ロングストライドは避けて、ショートステップで、小刻みに稼いで行くのがいいのかもしれません。そうすると、筋力的な負担は最小限になるようです。

そうすれば行き着くところ、登りの「速さ」は、その人それぞれの有酸素運動能力次第となりましょう。

平坦なところや、下りでは、女性も男性もたいした差はないように考えます。要するに、自分の体重を支えて走ってゆくのですから、男女差はさほど生じないのではないでしょうか?

さて、今年の女性完走者のうち何人の方が、サブ12を達成されるでしょうか?

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A 膝に手を当てて押してゆく小河内吉哉さん(2007年山耐3位)の登り方
膝を押して登るやり方

①心拍数が低く抑えられるが、筋力を使うので、筋力が弱い人には不向き。
②ロングストライドでこれをやるとかなりの武器となる。
③股関節の柔らかさと、体幹のキレのよさが速さの鍵。

B 久原万里子さん(旧姓原 いわずと知れた実業団出身の元マラソンランナー)のショートステップでの登り

①筋力がない人に向いている。しかし、身体を動かすので、心拍数が上がる。高回転型の心臓を持っている人に向いています。
②女性にはこのスタイルがオススメ!
③男性でも、登りに弱い方には向いています。
④途中で歩き始めてしまわずに、最後まで登り続けることが鍵(なのだそうだ、久原さんに伺ったお話)

☆私のような、低回転型の心臓を持っていて、足の筋肉が、(多少なりとも)人よりは多くついている場合は、A が向いているのです。
☆要は、その人それぞれの心肺機能や、心臓の特性、筋力の有無、程度に応じた(適した)登りかたがあるということです。

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4 Responses to 女性選手は、サブ12が難しいか?

  1. かげマルッ says:

    峰さん こんばんは。
    軽量で筋力が不足している場合はご指摘のように小刻みに登った方がいいと思いますし,私も実践しています。
    自転車の登坂で軽いギアで回転数を多くするか,重いギアで回転数を少なくするかに分かれるのと同じですね。前者は心拍数は上がりますが,脚への筋力負荷は減ります。後者は心拍数は前者より低く抑えられますが,脚への負荷は増えます。前者は消費カロリーが増えますが,山耐なら所詮ワンデーレースなので知れていますし,筋力が十分にないものは筋力負荷を減らす戦略が人によっては私も有効だと考えます。もちろん,筋持久力がないと小刻みでも長く続けられなくなりますけど。

  2. silvaplauna says:

    こんばんは!かげマルッさんがお書きのポイントをまとめると、高回転に耐えられる心臓と、持久力がある筋肉があるならば、筋力的に不利な女性でも、小刻みにステップを切ることによって、歩くよりも早く登れることになるのですね。

    このことは女性に限らず、男性でも、登りに弱い方には当てはまりそうです。

    久原さんは登りではけして歩かずに止まらないで小刻みステップを続けて上まで行くようです。抜群の最大酸素摂取量と実業団で鍛えた脚筋があればこそできる業でしょう・・。

    その人それぞれの弱点をカバーする走り方を身に着けることによって女性でも、最大酸素摂取量がずば抜けている方でしたら、もしかしたらサブ8を狙えたりするかもしれません。

    高橋尚子さんあたりトレイルランなんて興味ないのでしょうかね・・?

  3. かげマルッ says:

    silvaplaunaさん おはようございます。
    ここではこの呼び方がいいですかね。silvaplaunaって調べてみてサンモリッツ郊外の町で美しい湖の名でもあることを初めて知りました。お恥ずかしい~

    追記されたことその通りだと思います。
    自転車でも軽量で小柄の選手はローギアで高回転,大型選手はハイギアで回転数を下げて登坂することが多いようです。

    今なら野口みずきさんでしょうね。彼女が本調子なら,別にトレイルを練習しなくても山耐でサブ8は軽くクリアすると思います。

  4. silvaplauna says:

    かげマルッさん こんばんは!

    Lai da Silvaplauna お書きのようにスイスの有名な避暑地だそうです、F.W.ニーチェが、19世紀後半ここにやってきて、いろいろと哲学的インスピレーションを得たそうです。

    http://www.kirikou.com/suiza/around_st_moritz/around_st_moritz.htm

    http://www.page.sannet.ne.jp/ms-shima/sub2/silvaplana.htm

    うーむ、某奥多摩湖とだいぶ違いますなぁ・・。

    さて、箱根駅伝や国体レベルの男性ランナーのハセツネ参加によるタイムの著しい向上にくらべて、女性ランナーは、マラソン>トレイルの意識が強いせいか?才能のある女性ランナーがまだそれほど参加していないことも(女性でサブ12の選手が少ない)原因だと考えます。

    将来、ロードを「卒業」されたエリート女性ランナーがトレイルに転向されれば、状況は変るでしょう・・。

    お書きの野口さんのような、格が違う、日本代表レベルのエリートランナーの参加が望まれます。そして、これが日本代表の力だ!って見せ付けて欲しいと思っています。

    (はっきり言って、間瀬さんと櫻井さんが代わりばんこに優勝するのは、一種の「閉塞状況」です。・・お二人に悪意はないのですが・・。)

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