今後の展望  軽量化、そして空冷化、ひいてはザックレスへ・・。

いまの時代、軽量化というのはもう誰もが試みておりいささか当たり前、いわば常識となっています。
それでも、私が、ハセツネの記事を書きはじめたころは、ミカンさんなど7キロもの荷物を背負って挑戦されており、さすがに重たかったようです。
軽量化というものの後に来るのは何か?

多分、空冷化であろうと考えます。

つまり運動による発熱を、速やかに冷却して、発汗作用を抑えるわけです。
発汗を抑えると、体内の恒常性をそれだけ長く維持できるわけで、つまり、補給回数と補給量を減らすことが出来ます。

ひいては、荷物の軽量化にも役立つことでしょう。

で、空冷化の次に来るものは何か?というと私がかねてより考えていたザックレスです。


ザックレス・・ザックを背負わずに、せいぜいポケットに忍ばせた補給燃料だけで走りきること。

ザックレスの長所はなにかというと、背の荷物がないのですから究極の軽量化であるとともに、背中を覆うザックがなくなることで、背中からの放熱が妨げられなくなることで究極の空冷化が実現されることです。

とともに、身体の動きを制約するザックがなくなるのですから、動きが自然な走りのそれとなります。どんなに素晴らしいザックであってもランニングフォームを制約していると考えています。ザックレスによりその制約がなくなるわけです。よって、いままでの走力のままに無理なくペースアップが可能です。

私の場合、背筋を使った走り方をしているせいか?ザックを背負うだけで、一時間で5分ほど遅れます(ザックを背負って走って、60分でしたら、ザックを背負わずに走って55分となります)。ザックを装着することによりそれだけ体幹の動きが制約されるからだと考えています。

試しに、今春青梅高水トレイルレースの試走で、ザックレスで走ってみました。榎峠まで、なかなかい90分を切れなかったのですが(93分ぐらい)、ザックレスで走りましたら、85分ぐらいで通過できました。タイム的には、榎峠の時点で8分ほど速く入れたことになります。

青梅高水試走 その6(最終試走)(注・・exblog は削除しましたので、リンク切れです)

はじめから、ザックレスがいいのは判りきっておりましたが、なかなかその段階にたどり着けませんでした。
ザックレスを実現するにはステップがあって、まずは、軽量化、次に、空冷化、そして最後にザックレスが可能となります。
山耐の場合は、10月10日前後に行われるので、気温が高く、空冷化の対策が不可欠だからです。

充分な空冷化の対策を行ってはじめて、次なるザックレスの段階に至れると考えます。
つまり軽量化を尽くしただけでは、ザックレスには至れないということです。

※山耐で、ザックレスを実現できた場合、ザックを背負ってのノーマルでのゴールタイムよりも40分程度タイムが速くなると考えます。ゴールタイム8時間30分のランナーでしたら、7時間台が可能だということです。


注 当たり前ですが、水や補給食を減らすこのやり方は一歩間違えると、生命の危険があるやり方です。誰にでもできる方法ではありません。単純にタイム短縮のために行ってはなりません。

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2 Responses to 今後の展望  軽量化、そして空冷化、ひいてはザックレスへ・・。

  1. かげマルッ says:

    またまたお邪魔します。
    皆さん読まれていると思うですが,あんまりにコメントされる方が少ないですよね。お互い考えをコメントし合うのはとても楽しいんですけどね~(笑)

    さて,空冷化とは面白い表現です。でも山耐は規定上最初水場が第二関門のみですので,現実的に耐えに耐えても500mLは水を携帯しないと難しいでしょうね。もし,日原峠下の水場が使えばもう少し減らせるかもしれません。でも気温が低くない限り,ここまで水分を控えるとと結局体温が上昇して遅くなると考えます。
    今の時期,第二関門までたぶん2Lなんて必要ないと思います。この重量増による速度低下を考慮すれば,1~1.5Lでいけそうにも思います。
    なお,私の経験から背中では特に腰の部分に汗をかくので,この部分を露出させるといいとも考えます。女子マラソン選手が腹を出したウエアで走っていますが(トレランで腹出しはありえない?),この辺りを冷やすとかなり体温上昇が防げるのかもしません(ノースリーブは当然です)。ですので,ザックは背中に当たる面積を小さくする(通気を良くするため凸凹にする)こと,あまり下まで覆わないタイプがいいはずです。

  2. silvaplauna says:

    かげマルッさん こんにちは!今日は好い天気でしたね。

    汗で出た分、水を飲んで間に合わせるから「水冷式」、かたや「空冷式」は、昔のポルシェのエンジンみたいでいささか時代遅れなのかもしれませんが、トレランでは、もっと考えられていい課題ですよね。

    女性選手がへそだしルックで走ったら、カメラ小僧(死語?)ならぬ、カメラ親父の格好の餌食となりそう・・。でもへそだしにするにしても年齢制限があって、私と年齢が近い方(誰とは申しませんが)がやってはまずいだろう、お母さんランナーがやってもまずいだろう・・爆  やはり、へそだしは20代の方の特権ですな。

    (某鏑木氏が、太腿を丸出しにしたランパンで走るのも、鏑木さんほどの細身だから絵になるのであって、私がやったら絵にはなりません。)

    話しが脱線しましたが、青梅高水のおまけの商品(手に持って走るヤツ)みたいなモノに水を入れて片手か両手に持って、ゴールを目指す勇者?が今年は出ませんかね?勝てば、喝采を浴び、リタイアでもしようものなら、現時点ではモノ笑いの種かな?
    でも、低燃費の人はかなりいて・・水は500mlぐらいで三頭まで行ける!って言うランナーも結構多いようです。

    ザックレスはともかく、今年はかなり空冷化を進ませた選手が出てきそう、ザックレスの選手が現れるのは、再来年ぐらいかな?と推測しています。

    今のところ、当日はかなり天気いいみたいです。空冷化は必須ですね。でも去年や一昨年を振り返るとスタート時点で、長袖の服なんか着てる人がまだ結構いるんです、きっと浅間までで大汗かくでしょうねぇ・・。

    お書きの通り、空冷化のためにはノースリーブがお約束!ランニングが望ましいってことですね。女性は、タンクトップあたりで抑えてください(禁へそだし・・あまりなやましい格好で走らないように!!)。

    おかしなことを書きますが、男性は、もともと脂肪が低いからへそだしルックはしないのかも?
    女性がへそだしルックをするのには訳があり、男性に比べて脂肪が高いから、運動によって体温が上がり、男性よりも積極的に冷やさなければならないからかもしれませんね(あくまでも推論ですが)。

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