初速を高め、それを維持せよ! ②初速を「維持する」ことについて、

Ⅱ 次に浅間峠までの22キロは速く走れても、残りの50キロが走れないのではダメ・・エネルギー切れ、スタミナ切れの出ない体力、71.5キロを初速のままに一気に走りきれるだけの体力が必要となります。
つまり・・スピードを落とさずに、8時間から10時間走り続けられる体力を養うこと・・・。これが次なる課題でしょう、このために一番手っ取り速いやり方は、実際にトレイルを相当な速さで、長時間走りこむことです。

浅間峠まで2時間40分の速さ(注 トップレベルの選手の場合)を、まず3時間、次に4時間、5時間と維持できるように訓練して、次第に時間を延ばして、8時間から10時間走りきれるほどに持久力をあげて行くのが近道です。

ところで、この訓練はきつく、疲労も激しく、月に(或いは年間に)何回も行えるものではありません。あまり追い込むと、疲労が残って、怪我や故障も起こります。体負荷が激しいトレーニングですので8時間から10時間トップスピードを維持できる程に持久力を養うには、1年では足りません。2年でギリギリ、まず3年は掛かると見てよいでしょう。

足掛け3年で、ようやく長丁場持つ体力を養うことが出来る!といった風に考えるのがいいと思います。一年や半年ぐらいですぐに結論を求めるのは、早急に過ぎるでしょう。この3年という年月は、けして長い期間ではないと考えています。

相撲に、「3年先の稽古」という言葉があるそうです。トレイルランニングのためのトレーニングも、3年先を見越して、頑張り続けて3年後にはじめて成果が出るといった具合に、時間をかけて取り組む姿勢が大切であると考えます。

この、WebSiteもハセツネを取り扱い始めて、今年で3年目になります。その3年目に、満を持して知り合いの幾人かのかたが、サブ12に挑戦されます。 本番での、御健闘を祈って止みません・・。


補完 71.5キロをトップスピードで駆け抜ける!
小河内自衛官に「浅間峠までは、残りの50キロでのスピードダウンを避けるためにある程度“守って“走るのですか?と尋ねると、そういう「守り」の発想自体を持っていないようでした。

つまり、トップスピードに近い速さで、71.5キロを駆け抜けるというわけです。
常人ならば、後半でスピードダウンするのを防ぐためにレースペースにひきづられること無く、前半は”守って”走る(そうしないと途中でダウンしてしまうケースが多い)のですが、浅間峠まで2時間40分で行けるほどの走力を持ったトップレベルの選手では、“守り“の走りという発想は持っていないようです。
思うにトップレベルの選手は実力が伯仲しているので、レースペースとなっても破綻が来ない範囲内の速さで競い合いが行われているのでしょう。

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