小河内吉哉さんに教えていただいた登り方

急な登りで膝頭を手で押し上半身の筋力を利用して登るというのは、「登山」ではおよそやらない登り方だろう。今までいろんな登山の本を読んだけれどそういった登り方は読んだ例がない。また、これは「ランニング」でもあるまい。今年の、2月青梅高水の試走で出会った小河内自衛官に、そのやり方を教えていただいた。

この登り方は、トレイルの講習会では、メジャーなもののであるようだ。けれども、講習会で教わっても、皆が皆上手に使いこなせているとは限らない。

思うに・・
①股関節が柔らかく、一歩で踏み出す距離が長い選手の場合(いわゆる long stride)。
②体の特に体幹のキレがよい場合。

この登りかたは、大変な武器になろう。小河内さんの実演(恐れ多くも実際に登って見せていただけました)を見て、そう感じた。小河内さんはとても体のキレがよい方で、スルスルと登って行ってしまう。これがもし体の切れが悪いと、やはり、左右の足を交互に出す「切り返し」にワンテンポ遅れる登りとなるのだろう。

早速、真似をして地元の横沢入りでやってみたが、なるほど!手を振ってオーバーアクションで駆け登るよりも①エネルギーロスが少なく、しかも②普通の駆け登りよりも、一歩で稼ぐ距離を長くすることが出来る・・更に多少足場が悪くとも重心移動が着実で滑りにくくしっかりと登ってゆけて、なかなかいいものだと感じた。
さらに③心拍も、手を振るオーバーアクションの登りよりは、かなり低いようだ。
④手を振って走り登らないから身体をひねり戻す無駄な時間がかからない、(お気づきと思うが、急な登りで疲れてくると、次の一足がなかなか出てこない、それをこの走り方はかなり解決してくれると思う。

5000mを16分で走りきる!程の高い有酸素運動能力を備えた小河内さんでさえ、このような堅実な登り方をなさっているのだから、私のような足の遅い者は、(レースに出るならば)迷うことなく見習うべきであろう・・と思った。

ところで、奥宮さんは、小河内さんがこういう風に速足で登るところも駆け上ってしまうらしい・・(凄すぎる!)。
だから、奥宮さんほどの優秀な身体機能を持っていない一般選手が彼の真似をして急な登りで駆け上がってもそのうちにバテるだけだと考える。 
5000mのタイムが17分より遅い人は、小河内さんを真似て積極的に速足で歩き登りましょう。その方が、エネルギー効率が良いようです。

追補

kurisukeさん情報だと、こういった登りかたを「なんば」登りというらしい、さらに、ゆぅさんによると「お尻」の筋肉を使うのだそうだ、・・私は、筋肉の使い分けができるほど、敏感でないので、自分がやってきた登りかたがどこの筋肉を使っているのか?なんてことは、よく分からない・・。要するに、楽に速く登れりゃぁ、それでいいのだ!

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