ハセツネ第一区間(スタート~浅間峠)はなぜ走りにくいのか?

五日市中学校を基点として、時計回り(現在のコース)と、反時計回り(第一回大会のコース)があり、交互に実施されていた模索の時期もありましたが、現在は、より困難な「時計回りのコース」となっています。
つまり、ルート製作者には、ルート前半で、走りにくく、アップダウンが連続するところを走ってもらって、参加者の体力をかなり消費させてしまおう!という意図があるのです。

参加される選手の方は、そのところをよくよく「見抜いて」ペース配分を計画されるべきでしょう。いきなり、最初の区間で頑張りすぎて、ルート中盤~後半に失速、となってはまさにルート製作者の「術中に嵌まる」といえましょう。

具体的には、
※入山峠に行くのには、五日市中学校から西へ行き沢渡橋を渡って、林道を登ればすんなり入山峠にいけるところを、わざわざ、広徳寺から丘陵を登らせて八王子の今熊地区に下降させている。そして今熊神社から登りなおし・・。この部分は、いわば余計な部分!(裏返すならば、体力を余計に消費させようとする魂胆があります。)

※入山峠~市道分岐までの区間(当地では「峰見通り」といわれる)に多くのアップダウンがあり、ルートも凸凹していて走りにくく、体力を消耗させるようにコースが作られています。この「峰見通り」の区間で、殆んどのランナーは、体力を使い果たしてしまいます。このあたりでバテるような場合、サブ12はまず困難です。

※さらに、一旦、醍醐峠まで下ったあとに、標高1000mに近い連行峰~三国峠まで登ります。ここでの登りを、ペースダウンせずに走りきれるとおそらく「余裕でサブ12」が達成できるでしょう。峰見通りを走りきれたランナーでも、連行峰の登りでペースダウンしてしまう方が殆んどです。スタートから2時間目以降になりますので、そろそろ最初の疲労が出てくるわけです。

※駄目押しで、三国峠~浅間峠までもすんなりとは下ってゆけずに、いくつかのコブがあります。このコブも走ってクリアできるほどですと、サブ11以上の実力だと考えます。

サブ12を目指す場合は・・

スタート→入山峠 60分~65分
入山峠→市道分岐 50分
市道分岐→連行峰 60分~65分
連行峰→浅間峠 35分

合計 205分~215分

このような配分が一つの典型となりましょう。配分比率から言うと、1:0.8:1:0.5 あたりと考えます。

体感的に言うならば、2時間走ってようやく醍醐丸への登りに入るといった感じです。サブ12あたりのレベルのトレイルランナーが鴨沢から雲取山(2017m)へトレイルランする場合、2時間も走ると、標高1900m以上~山頂に至れますが、ハセツネルートでは、まだ醍醐丸手前ぐらいとなります。
つまり、スタートから浅間峠までのルートは、鴨沢からの雲取山よりもはるかにきついと言う訳です。

私としては、醍醐丸を超えて、あと30分ほど、つまり連行峰まで一気に走りきれる持久力を養うのが去年の課題でしたが・・。今年はどうでしょうか? 今年の春先に青梅高水の試走を5~6回ほどやりましたから、このくらいの距離は全く抵抗感なく走りきれると思うのですが、今の時期はまだ気温が高いですね。

もう少し気温が下がって、体調さえよければ、もう少しよいタイムで、浅間峠まで走りきれると考えています。

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2 Responses to ハセツネ第一区間(スタート~浅間峠)はなぜ走りにくいのか?

  1. kurisuke says:

    おはようございます。すっかりこちらの存在をわすれてました(汗)。
    それにしてもタイムリーな記事です。先日の試走、1年ぶりの第一区間は非常に走りにくい、ルートがわかりにくかったです。
    去年のレースでは、なぜか上述のサブ12ペースで浅間まで行けたみたいでした。但しその後は作者の意図にハマッたらしく、三頭山で失速。山頂で長時間の休憩となりました。

    今年はそういうことのないようにしないといけませんね。

  2. silvaplauna says:

    kurisukeさん こんにちは!第一区間は厄介です。
    ルートに慣れれば、心理的な抵抗感が減ると思いますが、そうでないと、苦手意識ばかり先立って持てる力が発揮できません。
    連行峰まで、一気に走りきれる力があればいいのですが、なかなかそこまで力がある選手は少ないようです。
    まだ今の時期は暑いから、バテが早く来るのもやむないことですね。

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