一般ルート上に咲く花

先日、あわただしく登山道を登ってゆくと、60代半ばぐらいの二人連れが、立ち木を見上げていた。
私が挨拶をすると、旦那さんのほうから、

「登山ですか? お気をつけて行っていらっしゃい。」

と、温かい言葉を頂いた。

一之瀬の山なので、登山道で出くわす人はみんなハイカーないし登山者であると思っていたんだけれど、少し違うようだ。

「この葉の形を見ると、あの木は、○○○だね。」と話していた。
植物観察に来ているんだなと判った。

例えば小学生が遠足で山に登って、いろんな草木の花や、昆虫などに出会うのは、一般登山道であろう。
また、私が出会ったような、ごくごく一般のハイカーさんや、自然愛好家の方々が、山に来て自然を観察したりいろんな動植物たちとの出会いを楽しむのも、一般登山道が舞台なのであろう。

一般登山道の周辺の自然というものは、ごくごく普通の体力を持った方が、山を楽しむ、自然を楽しむ上で、大切なのだと思う。

豊かな自然を楽しみたいのならば、体力をつけて、深い山奥に入ったり、また、沢や岩を登れ!というのは暴言もはなはだしいと思う。

一般登山道上に咲く花こそ、一番貴重な自然であるのだと思った。

一般登山道なんだから、何をやってもいいのだとは限るまい、一般登山道上にだって、スミレは咲くし、写真の花も登山道の真ん中に、堂々と咲いていたのだ。

登山道というのは、とりあえず、人が通ってもいい踏み跡の様なものだと思う。
登山道というものは、歩道とは違って、そこは既に自然の一部であり、山の中なのだ。

一般登山道を歩く時でさえも、一歩一歩足元に気をつけて歩かねばならない・・。

・・とこんなことを考えると、一般登山道を2000名もの人間が歩き回る(走り回る?)、競技というものは、自然に与えるダメージが大きいものであるなぁ、と考えた。

写真の花は、一之瀬の一般ルート上に咲く、フデリンドウ

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