ルート試走について

ハセツネ・ルートについて

山のルートは、一回や二回走ったからといって憶えられるものではなく、10回、20回と通ってはじめて憶えられるものだと考えます。

仮に10回としても、それだけ通えば、相当脚力がつきます。
ルートを覚えようとする努力、身体に馴染ませようとする努力をいくら積んだかで、山岳走のタイムは違ってきます。

ルートを覚えようと、たいして努力していなければ、タイムが遅いままなのは、ある意味「当たり前」です。

10回の試走しかしないのであれば、タイムのほうもそれにとどまります。

世の中トレイルブームで、毎月のように、どこかでレースがありますが、毎月毎月どこかのレースに出かけていてはハセツネ・ルートから疎遠になってしまい、ルートの走り込みが不足してしまいます。これでは大した結果は出ません。

10回の試走よりも、20回、30回の試走の繰り返しのほうが、タイムがいいのは当たり前です。
試走や、ルート研究への大した努力(地道な努力)をしないでは、結果はついてきません。

私が、とある記事にルートの高低差の図表を載せたのをうけて、「(ルート研究を)そこまでやるか!?」とお思いになられた方もおられると思いますが、この程度は私にとってまだ序の口です、ヒマラヤの3000mの壁を登るためのルート図に比べると子供の遊びのようなものです。・・ある意味、垂直の壁のルート図を水平化したものでしょう・・レベルは低く所詮子供だましですが・・。

そんなわけで、私は真摯にしか山と向き合わず、それ以外のやり方を知りません。
このサイトのハセツネ関連記事は、私と同じくらい山に真剣に向かう方々に捧げられます。

Hasetsune-tuning

ハセツネ・ルートの大きな特徴は①長さが71.5キロあること、②スタート後、4時間で日没を迎えること、の2点にあると思います。

もし長さが、20キロ~30キロ程度でしたら、数回の試走で、ルートを憶えられるかもしれません。しかし、71.5キロとなると、数回ではやっつけられないでしょう。
また、ひと言でハセツネルートといっても地質が、微妙に違います。大岳山と御前山でも地質が違いますし、入山峠の地質と、醍醐丸の地質は違います。地質が違うと、走りやすさ、脚への疲労感が違ってきます。
地質の違いや、アップダウン、走りやすいところと、走りにくいところを押さえる事,また自分の走りの特長によって、自分がタイムを稼げるところを押さえる事,などなどこういったことを押さえるには、数回の試走では無理でしょう。

もっとも、いろんなレースのキャリアを持っていて、抜群の心肺機能(エンジン)と足回りをもっている稀有な人でしたら、一回ざっと走ってみて、相当上手にハセツネルートに対応できるのかもしれません。

でも、一般的には、相当な走り込みが必要だと思います。横山選手も挑戦四年目にして初めて優勝されたのですから・・。

また、ルートを知っておれば、夜間でもまごつくことがありません。昼間ならば、次に登る山が見えるので距離感が分りますが、夜間では見えませんので距離感がつかめません。ルートに不慣れですと、自分の現在位置がわからなくなります。自分の現在位置が分らないと、当然不安になりペースにも影響を与えます。

ざっと言って以上の理由からも、走り込みをして、自分が持っているいままでのキャリア、ノウハウに基づいて、あれやこれやと「ハセツネ仕様のチューニング」を施す必要があるわけです。

私などは、五日市に住んでいいるので昭和60年ごろから、登山のトレーニングとして日の出山→御前山を往復したり、西原峠→三頭→御前山→大岳→御岳→金毘羅尾根→五日市、おなじく西原峠→笹尾根→醍醐丸→刈寄山、戸倉三山周回などなど、いろいろ軽装でやりましたが、なかなかルートは憶えられないものです(苦笑)。

Advertisements

Kommentare sind geschlossen.

%d Bloggern gefällt das: