軽装化・軽量化  トレイルランニングにおける背中の荷物の重さの話し

図表はミカンさんに、御願いして作製していただきました、ミカンさん有り難うございます。

ミカンさんは、なかなかの戦略家で、ほとんど口をさしはさむポイントは少ないのですが・・。
あえて考えますと・・。以下のようになります。

ざっと総括しますと、16時間半作戦が、好天によって13時間半作戦へとうまく化けたようです。
第一チェックポイント以降にうまい具合にご自身のペースで走るように、守りの走りからマイペースの走りに移行されたのが勝因かと思います。

ただ、ミカンさん、ご自身の実力は、12時間以内でしょう。来年、もし好天でしたら、今度はもう少しだけ速いペースで挑戦されるのがよろしいかと思います。

荷物を軽くすれば、べつに速く走ろうと意識されなくっても、速くなってしまうものです。F1ではないですが、荷物の軽装、軽量化が、トレーニングについで大切です。当たり前のことですが、軽装・軽量にすれば、おのずと速く走れます。軽装・軽量作戦が鍵です!!

①天候に応じて、ゴール時間の予測が変わることに機敏に対応しましょう(風雨・・遅れる、晴天・・早まる)。今年は16時間半に、こだわりすぎた嫌いがあるようです。

②前半(特に第一チェックポイントまで)では守りの走りをする。(とはいっても4時間を越えてはならない。)今回の16時間半作戦は前半に守りの走りで、体力温存のよい効果が現れました。

③ところが、荷物があくまでも16時間半を想定した内容でしたので、大岳山を過ぎても2キロを割ることがなかった・・・荷物は、軽いにこしたことはなくって、3・5キロ以内に軽量化する。・・・できれば3キロ以内がよい・・・特に食料は10時間分でいいのではないでしょうか?

(最低でもあと600グラムは軽くしましょう・・・もっとも、他の方に比べるとすでに遥かに軽いと思いますが・・。その上を行くのです。)

④大岳の岩場が終わったらラストスパートで力を出す!(金毘羅尾根ではすこし遅いかなぁと考えます。)

⑤それと、足のつま先が痛まないシューズの準備ですね!!

⑥12時間以内を目指す場合、目安として、大ダワまできたらあと3時間!と意識されますとひとつの目安になります。

軽装・軽量だと

空身に近いペースで速く走れる&速く走っても疲労が少ない(膝にも影響が少ない)

よって、早いペースで長く走れる&後半になっても疲れのレベルが低い(故障が出ない)

余裕を持ってのゴールが出来る!!

あたりまえのことですが・・皆さん意外に出来ていないので、強調しておきます。
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ミカンさんは一昨年の初挑戦の時に6キロ以上を背負われたそうです。さすがに重過ぎます。
ことしは、減量されてスタート時で4キロすこし、次第に減少していって、月夜見第二チェックポイントからは(ほぼ)3キロ以内に抑えられております。これは快適に走りきるためには非常にいいことです。

理想を言えば、大岳山から先は、1キロ以内になるのがベストですが、ミカンさんの場合、当初ゴールまでに16時間半かかると予想されておられ、食料を16時間半の分量背負われていたために、最終的に2キロを割ることがなかったとのことです。(16時間半作戦

推測になりますが、これで、もし日の出山から先が1キロ以内でしたら、ゴールタイムの方も数分は違っていたはずです。

コース前半は一番荷が重いために、ここでスピードを上げると、疲れが激しいです。
ミカンさんはここで自重されましたので、後半に疲れが出なかったものと考えられます。

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戦略的な考察

日の出山から先は、せいぜい300~500ミリリットルぐらいの水のみで下るように、日の出山までで、水のほとんどと、固形食物の全部を消費してしまいましょう。
大ダワからの登りでほとんど水を消費して大岳にたどり着いても、20分もすれば、水場で補給できますし、御岳神社にもあります(お手水、自販機まである)。

軽装のために、意識的に、水が空になる区間を作ってしまうのも手です。たとえば、鞘口峠~月夜見第二チェックポイントまでは、水なしで行動するとか・・。大岳~御岳神社の水場までは水なしで走るとか・・。(ただし計画が狂う要素があるので、賭け的要素が高いです。)

ランナーに限ったことではないのですが、例えば体重が50キロの人が、荷物にして500グラムよけいに背負うのは、72キロにしてみると、数分のタイム差が生じえます。
500グラムと言えば、体重の1パーセント、体脂肪が1パーセント増えるとランナー諸氏はかなりナーバスになるのではないでしょうか?

それと同じぐらいの注意深さを背中の荷物&背負う場所にもあてがって欲しいと思います。

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