陸上自衛隊大宮駐屯地 第32普通科連隊の皆様へのエール

先日、永山公園で偶然にも陸上自衛隊大宮駐屯地 第32普通科連隊所属の自衛官の方とお話しする機会に恵まれました。皆さん立派な自衛官で、人格的にもとてもよい印象を受けました。山岳走についてあれこれアドバイスを頂きまして、大変に感謝しております・・。

   資料写真大宮駐屯地創立記念行事ガイドより転載

この日は、時間もとれたので一年ぶりに青梅高水の試走にでも行ってみようという気持ちになり、出かけることにしました。

問題は、時すでに、午後3時を回り、(鏑木さんならともかく自分の脚力では)全部は走れない・・山ヤ的に面白いのは、榎峠~高水山のパートで、私が弱いのは、永山公園~最初の平坦な区間・・どっちに行こうかなと迷っていたけれど、なぜか車は二ッ塚(青梅と日の出の間にある峠)方面、レースのスタート地点となる青梅鉄道公園(永山公園)に向かっていた・・。

馴染みのお店で道を教えてもらい、細い路地を抜けて急坂を登り青梅鉄道公園へ・・。実は、ここにくるのは、幼稚園以来・・・3◎年ぶり!規模は小さいけれど、機関車や、新幹線の車両が展示してあります。
(去年の試走の際は、すこし離れて弓道場があるほうの駐車場に車を停めたのでした・・。)

で、鉄道公園の正門脇の駐車場に入ろうとすると、向こうからこちらを見つめる視線が・・、なにやらウィンドブレーカー姿の男性(20代)が、こちらを見やっています。
ははん、試走の人かな?と思いつつも駐車場に車をいれて停めますと、奥になにやら、およそタイプの違う車両が一台・・。

   資料写真

このような車両に乗っているのは、西多摩地区の場合 ①米軍横田基地のアメリカ軍人さん、②陸上自衛隊の方、③ミリタリー好きな一般人・・に限られるので、いろいろチェックしたくなります。
ナンバープレートを見ると、一般車両ではないことが判り、まして横田基地ナンバーでもないし、雰囲気的にアメリカ軍らしくもないので、ハハン・・自衛隊の方だな!と分りました。

戒厳令(?)が敷かれたわけでもないのに、自衛隊の車両がここにあるのはおかしい!まさか青梅鉄道公園に用があってきたわけではないのだろう・・と読みまして、もしかして、「試走!」・・と状況が読めました。

チラチラ見やるとカラフルなランニングウェアの方が、試走を終えたのか、車両の背後で着替えているようです・・。

(勇気を出して・・苦笑) 近づいていきまして・・

私   「陸上自衛隊の方ですか?」 と問いかけますと、

自衛隊の方「はい!」

私   「今日はレースの試走か何かですかね?」

自衛隊の方「バレちゃいましたか?(照れ笑い)」

私   「その車ではちょっと目立ちすぎますねハハハハ・・。」

何でも、この方々は大宮駐屯地の皆様方であり、今日はトレーニングにいらしたとのこと、私がお話を伺った方は、15キロのほうに出走されまして、いま、30キロのほうを走っている奥宮自衛官がゴールに還ってくるのを待機しているのだそうです。

で、ちょうどいい機会でしたので、山岳走について、走り方や日頃のトレーニングなどあれこれと質問させていただきました。私の勝手な質問にお答えいただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、伺った詳細な内容については、オフレコとさせていただきます。

待機していた自衛隊の方に丁寧にお礼を言って、出発して、歩哨役(?)の自衛官の方に軽く会釈をし・・軽く走りながらルートを進みますと、向こうから元気に走ってくる方が・・。去年の日本山岳耐久レース3位の小河内吉哉自衛官(完走タイム8時間19分15秒 総合3位)でした。 この方が、第32普通科連隊の山岳走のリーダー、いわば指導主任教官のような重要な任務に就いておられます。
私が、頭を下げ、挨拶し、しばし談笑・・とても親切に答えてくださいました。

以下、支障のない範囲でのみ公開させていただきます。

お話を伺いますに・・隊員の身体を鍛えるトレーニングの一環として、山岳走(トレイルランニング)をおやりになっているとのこと。

各部隊から選ばれたえり抜きのランナーいわば各部隊の「教育係」の自衛官を引き連れて、訓練として試走にいらしたとのこと。今回引率された教育係の自衛官の方はその後、大宮駐屯地内の所属各部隊に戻って、そこで個々の隊員に山岳走を教育してゆくのだそうです。
要するにピラミッド構造なのですね。

そうでなくても各部隊から選ばれた俊足の教育係の隊員(このレベルでもすでに一般アスリートのトップクラス)を引率するリーダーですので、上官たる小河内自衛官は、よほど、山に「強く」なければ務まりません・・。
その小河内自衛官がおっしゃるには、20代の若手の自衛官の成長も目覚しいとか・・。そういった自衛隊の教育システムの中に、あの奥宮俊祐自衛官(完走タイム8時間11分41秒 総合2位)がいらっしゃるわけです。

小河内自衛官がおっしゃるには、奥宮自衛官は、実力としては、日本山岳耐久レースを7時間台で走りきれる走力を十分に備えているとのこと。また去年は、国体出場で、何回も会場の秋田を往復したり、夏場もいろいろな山岳レースに参戦して相当な疲労が残っていた身体での秋の日本山岳耐久レースであったとのこと。ようするに、当日は、必ずしも絶好調状態ではなかったとのことです。

小河内自衛官自身は、櫻井教美さんが持っているタイムを目標にして9時間以内を目指して走ったが、結果としてなかなかよいペースで完走することが出来、ほぼ一人旅状態で3位でゴールできたとのことでした。

奥宮自衛官はもちろん、上官の小河内自衛官はじめ、今後の、自衛隊員の皆さんのご活躍が本当に楽しみです。
今回、トレーニングの最中であるにもかかわらずいろいろとお話を伺うことができて、本当に感謝いたしております。
小河内自衛官には、坂道登りの実演までしていただき大変刺激を受け、めったに見ることが出来ないトップクラスの走者の走りのヒントをうる事が出来ました。


またお話しをしていて安堵したことは、山岳走についての考え方に私と共通するところが多く、いままで私がここで書いてきましたいろんなトレーニング方法論を基本的に変更する必要を感じなかったことです。これには大変安心するとともに、すこし自信を持つことが出来ました。もちろん、私は、小河内自衛官のようにハセツネスタートから浅間峠までを2時間40分以内で走りきるような真似は出来ませんが、速く走れるようになるためのトレーニング方法論、取り組み方の姿勢としては、ここで私がこれまで書きつづってきたことに大きな間違いや、論述の方向性に根本的なズレはない!ということです。

 

 

さて、日も暮れて来たので、深く頭を下げて謝意を伝え小河内自衛官とお別れし、先に進みます。
矢倉展望台のあたり、午後5時をすこしまわったころに、向こうから勢いよく走ってくる人影が分りました。間違いなく、奥宮選手で、軽く挨拶を交わし 風のように、走り去ってゆきました・・。

で、私はどうしたかというと、しばし考えて、(何と無謀にも!)奥宮自衛官の後を追っかけることにしました・・・。

誠に勝手ながら、以降の詳細な内容については、オフレコとさせていただきます。

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