完走が?な方へ、発想の転換 カモシカ・アプローチ のお勧め

トレイルランニングアプローチ ではなく

カモシカ山行 アプローチ の ススメ

日本山岳耐久レースは、一般人でも参加できるトレイルレースの最高峰とされてトレイルランニング・スタイルで、大会に挑もうとされる方がほとんどのようです。
東京都山岳連盟の公式ホームページを見ても、ところどころで参加者のことを「トレイルランナー」と表現しております。

しかし、日本山岳耐久レースのルート、すなわち、五日市から、今熊に登り、南下、峰見尾根、吊り尾根、を経て、醍醐丸、更に西上、甲武相国境稜線を三頭に登り、そこから、奥多摩三山主脈縦走路を東進、日の出山から金毘羅尾根を基点の五日市に戻るというルートは、71.5キロもあって、ジョグペースで走りきれるものではありません。

私の試算ですと、ジョグペースで走りきれると、サブ12を達成できます。しかし、そのようなことが出来るのは、路面状況がよかった去年(2006年度)ですら、参加者2000名(完走者1500名)のうちわずか115名の方々です。

タイム        内容            順位
サブ12以上    ジョグペースでのラン   115人/1500名完走者or2000名参加者
サブ12~サブ15 走ったり、歩いたり    382人/1500名完走者or2000名参加者
サブ15以下    歩きが基本

私が実際歩いた下の記事にあるように、時速5キロで歩き通せば、サブ15が達成でき、参加者2000名のうちの上位5分の一、400名のなかにはいることが出来ます。

また、参加者の5分の4以上(完走した方の3分の2以上)は、途中リタイアするか、完走するまでに15時間以上かかっており、タイム的にこの場合「歩き」が基本であったと推測されます。(もちろんリタイアされた人の中には、走りすぎてバテてリタイアの方も大勢居られましょうが、これは戦略的な失敗であり、歩きが有利であることの例証となります。)

つまり、トレイル・ランニングではなくって、トレイル・ウォーキングこそ、日本山岳耐久レースの正攻法だと思います。トレイル・ウォーキング  カッコよく表現するならば カモシカ・アプローチすなわち「平均時速3.5キロ~5キロで歩く(基準値は各人の歩きの早さによって違ってきます) 」を基本に据えて、 余裕があれば、 軽く走る(ジョグペース) が絶対にお勧めです。

言うまでもなく、並大抵の努力では、ジョグペースで71.5キロ走りきれるものではありません・・。ごくごく普通の、週末登山家の方々や、日帰り登山主体の方々、また、トレイルレースを始めてまもないランナーの方々、こういった方々には、守りの戦略 歩き主体の カモシカ・アプローチを お勧めいたします。

なによりも価値がある ハセツネ完走 のためには、無理に走らず、歩き通せばよいのです。
参加費10,000円を無駄にしないためにも、何が何でも完歩して、ハセツネ完走Tシャツをいただいて帰りましょう。

2005年大会のミカンさんの完走Tシャツ↑

2006年大会のミカンさんの完走Tシャツ↑

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追加 その①

ハセツネの核心は、フルマラソン+6キロ

スタート→入山峠までの7キロ・・ウォーミングアップ程度に軽く考える。

55キロポイントからゴールまでの16.5キロは、小学生も遠足で歩くハイキングコース&日の出山を除いて下り基調・・フィナーレ・ハイキング

合計 23.5キロは体力的にも、気分的にも楽  残りの48キロが核心!!つまりフルマラソン+6キロの距離が核心!!・・と考えると心理的に楽になりましょう。

時間配分は・・おおざっぱこんな感じ

A スタート→入山峠の7キロは  90分 ぐらい

B 入山峠→55キロポイントまでの核心部分は・・

B1 足の早い人は 時速4キロで12時間

B2 そうでない人は、時速3キロで16時間

C 55キロポイント→ゴール この区間は、ゆっくり 180分 ぐらい

合計
A+B1+C=16時間半でゴール!!

A+B2+C=20時間半でゴール!!

追加 その②   脱!3ナイ運動

どんな人が完走できないのかあれこれ考えますと・・。

①山をあまり登らナイ

②日頃からトレーニングをあまりやらナイ

③マラソンのような長距離を走ったり、歩いたりした経験があまりナイ

この三つのどれにも当てはまる方は、まず完走できないでしょう。
逆に、①~③のいずれにも当てはまらなければ、完走できそうです。

不運にも①&②&③の三つに当てはまってしまったような方は、いまから、ザックを背負って通勤(or 通学)して、ザックを背負って歩く練習をしましょう。

通勤ランニングというのは有名ですが、ハセツネで完歩するためには、走る必要は一切なくって、本番で背負うぐらいの重さのザックを背負い、歩く練習をされるのが一番です。極論するならば、ジョギングするよりも5~6キロのザック背負って歩く練習をしたほうがゴールに近いでしょう。

追加 その③  おすすめ3ナイ運動

①レースだからといって頑張って「走らナイ」・・走るとばてます。「ハセツネ=山歩き大会」だ、ぐらいの感覚で行きましょう。

②荷物を「重くしすぎナイ」・・最低限の荷物は必要ですが・・。何でもかんでも背負ってはばてます。

③ゴールを「諦めナイ」・・これが一番 大切です!!完歩への執念!を持ち続けられるかどうかにかかります。

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