はじめの一歩の大問題・・。

※ これは「甲武相山の旅」所収、2006年11月11日の記事です。重要性は軽いですが、消さずにこちらに移しておきます。

街中にいるごくごく普通の人が、(つまり体力レベルが一般人の人が)ハセツネに出ようとする場合、最初になにをするべきか?これが大問題です・・。

通常の登山でしたら、答えは簡単「重荷で鍛える!!」これに限ります。しかし、ハセツネは、それほどの荷物を背負いません・・せいぜい5キロ以内
ですので、ハセツネに出るだけでしたら、重荷で鍛える必要はサラサラないわけです。おまけに、誰もが重荷を背負えるわけではありません・・。ハセツネの制限時間は24時間ですが、普通の体力レベルの人の場合、24時間も立って歩けるわけがないと思います。逆説的ですが、24時間立って歩けるような人は、相当な体力の持ち主で、ハセツネルートでしたら、12時間ぐらいで走りきれるのではないかなと考えます。

普通の体力レベルの人の場合、せいぜい18時間~20時間が立って歩き続けられる限界ではないでしょうか?普通の人の体力で連続行動できる時間は18時間だとしますと、ハセツネもその時間以内に終わらせなければなりません。(ゴールできなければなりません。)

・・となると、まずは、長時間連続行動能力を養う事が大切になろうと思います。目安となるのは18時間!これは、体調不良で、天候が悪化した時でも最低限歩きつづけてハセツネをゴールできる(完走)最低限の行動能力であると考えます。大雨が降って、風が吹きすさび、体調が絶不調になったとしても、18時間は歩き続けて行動できるだけの体力(背の荷物は5キロ以内とします)・・。これが体力のベースとなりましょう。

ハセツネを目指される方は、まずは、5キロぐらいの荷物を背負って、10時間~12時間山を歩き続けることからはじめるのが手っ取り早いでしょう。走る必要はありません。もし、10時間~12時間歩けない体力レベルの場合は、当然、12時間走れるわけはないですので、ハセツネに参加されても、途中リタイアとなるでしょう。
そうやって、18時間程度は山を歩ける体力を養うこと、これが最初の第一歩になると思います。(最初は走る必要はありません。負荷の低い、怪我、故障が起きにくい「歩き」で十分です。)

今年(この記事を書いた当時は、2006年)の完走率は75パーセントで、およそ1500人、でも昨年は50パーセントで、1000人・・。1000人のうち、どのくらいの人が、18時間以内でゴールされたのかはわかりませんが、500~600人ぐらいでしょうか?参加者2000人のうち、天候が荒れても18時以内で完走できるだけの体力を持っているのは、せいぜい500人ぐらいだと言うことです。

これは、気象条件やルートが難しいと言うのではなくって、悪天候下でも、行動して18時間以内に完走できるだけの体力を持っている人が、わずか500人ぐらいしかいないという意味です(私はそのように考えます)。こういう状況は一年やそこらでは改善しないものですので、現在のハセツネで、本当に「強い選手」というのは、せいぜい500人だと言うことになります。

雨が降っても槍が降っても、18時間以内にハセツネをゴールできるのは、せいぜい500人ぐらいしかいないと言うこと、それはつまり、私が上に書いている、5キロぐらいの荷物を背負って、18時間連続行動できる体力を備えると言う最初のハードルが(現代人にとって)いかに高いハードルであるかを意味します。・・というわけで、私が最初に設定しますハードルは幾分高めですが、まぁそんなものだと、ハセツネは難しいんだと、お考えになって、最初から甘さを求めることなく自分を追求されることを期待しています。

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