環境適応~速さの代償

フルマラソンに強く(=速く)なりたいという場合に、いわゆるランナー体型になることが、必要条件であるとしたら、マラソンというものは、相撲と同じで、強くなるためには体型の変化が必要になるスポーツであるといえよう。

強くなるために体型の変化を要求するスポーツというのは、そのスポーツに強くなるためにほかのスポーツに強いことを諦めねばならなくなる場合が多い。年末に、高校駅伝のニュースがあって、夏の甲子園に出ることが適わなかった高校球児が、秋以降に陸上部に入って高校駅伝を目指すといった内容があった。野球部時代の肉中心の食事をよりローカロリーなものへ変えて、体重を落として、ようやくそこそこ速く走れるようになり、ほかの陸上部の選手に着いて行けるようになったそうである。もともと身体に脂肪がついていない 高校球児であっても陸上の選手でやってゆくとなるともっともっと走るために不要な筋肉や、脂肪を落とさねばならないらしい・・。

わたしの場合、速く走れればそれに越したことはないと思い、速く走れるようになりたいといろいろ練習をしているが、上半身の筋肉を落としたランナー体型に私は全く憧れていない。メタボリックな身体にはなりたくはないが、やせ細った華奢な身体にもなりたくはない。速いランナーになるためには、体型的な変化が必要であるとして、それが私には、「速さの代償」と感ぜられる場合・・わたしの場合、速さを追い求めるのを諦め、適当なところで切り上げてしまうだろう。フル(ハーフ)マラソンでのタイムと引き換えに、失うものがあまりに大きいと私には感ぜられるからである。

例えば、ハセツネで、サブ10を狙う場合に、コース上に出てくる要所要所の平坦なトレイル部分を時速12キロ以上で走る必要があるのか?疑問に思う。もちろん金毘羅尾根のような下り坂では加速度がつくのでおのずと時速15キロとかになる場所もあるだろうが、ルート途中にでてくる平坦なトレイル部分はサブ10を狙うのであれば、せいぜい時速12キロぐらいで走れれば十分ではないかな、と思っている。

とはいえ、トレイルランニングにおける理想の体型は?という問いには始終悩まされ続けている。

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