Sub Eight

挑 戦 無 き 者 は 去 れ !

Archiv für die Kategorie ‘ルート研究

ハセツネ30K 全ルート試走 

ohne Kommentare

2009年2月1日に実施した試走です。

e0065362_22305495
新緑の吊尾根(2007年4月 撮影)

先週の水曜日に、スタートから和田峠まで走った。このときは、昼飯も食べず、水も背負わずだったので、和田峠までのクネクネした林道に飽きてしまい、和田峠で、引き返すことになった(時間切れにより中途挫折)。

中3日おいて、リベンジ目的で日曜日に再び出かけてきた。

今度の目的は、
①全ルートトレースすること、②5時間以内のゴールを目指すこと、③帰路にバテが出ないように、最後までペースダウンせずに動き続けられるようにすること・・等であった。

ハセツネ30K コース前半

ハセツネ30K コース後半  注 赤い矢印は急な登りの箇所

30kmap1
1月30日に公開された公式ルート図 当初のものよりも日向峰からのルートが変わっていますね。上に掲げた後半のルート図は、当初発表のルートです。

本部スタート→入山峠
入山峠→市道分岐
市道分岐→醍醐丸
・・・秋の本大会のルート説明記事です、この三つの区間のほぼ逆走になるわけです。

所持品

三ツ矢サイダー 500ml×2本
アクエリアスか何かのスポーツドリンク 500ml 一本
固形物は持たず
ザックは、キャメルバックの スリップストリームを使用。

衣服

CW-Xの夏用半袖Tシャツ
TNFの保温性があるTシャツ

TNFのチノパン

シューズは、ランニングシューズ
手袋

特に意識したこと・・。

Ⅰ 血糖値を高く維持すること・・血糖値が下がると、一緒のシャリバテ状態となり後半に足が動かなくなるので、甘い炭酸飲料を補給して、血糖値の維持を意識した。また、スタート前に、自宅で、レトルトのカレーを一人前食べて出かけた。
(前回は、クノールスープを一杯飲んだだけで、朝飯、昼飯抜きであった・・爆)

Ⅱ 水分補給・・水分不足も、足が動かなくなるもとなので、炭酸飲料を飲むことで、水分を補給した。補給量は、今の時期ならば、1500mlで十分であるようだ。4月19日の本番では、もっと気温が高いので、もっと摂取する必要があるだろう。

摂取ペース・・和田峠に至る林道の水場あたり(走り始めてから2時間経過後)から飲み始め・・醍醐丸、吊尾根中間部までで一本、その後、入山峠手前までで、二本目、最後は、変電所脇までで、三本目を飲む。

★今回は、発汗の絶対量が少ないので、メダリスト(クエン酸)は摂取せず。本番では、痙攣対策にメダリストも必要かもしれない。

******************
所要時間
******************

往路 2時間22分

スタート→入山峠 45分
入山峠→T字路 34分
T字路→和田峠 63分

復路 2時間35分

和田峠→醍醐丸 17分
醍醐丸→市道分岐 30分
市道分岐→入山峠 48分
入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分)
※一番最後の区間は、マッタリモード、ルートミスのオマケ付き

total  4時間57分(ルートミス含む)

_________________________
詳細は・・以下。

スタート→入山峠 45分
前回と同様に、ジョグペースで走る。今日は気温が高く、心拍も上がりがちである。ここの区間は、今まで10回近く走って、みなこのくらいのタイムである。

入山峠→T字路 34分
下り基調であるが、一箇所緩い登りがある。水場は、頼りないものが、3箇所ほどある。付近の住民が、湧き水を汲みにやってくるので、パイプなどが設置されている。
この日は遠望がきき八王子の先に、横浜が見え、その先に房総半島の山並みが見えた。
ここの距離は、5キロ弱である。500mごとに、距離を示す表示板が設置されている。ジョグペースで降りているので前回と同じようなタイム。

T字路→和田峠 63分
この区間、ジョグペースで20分で、醍醐の集落が終わり、沢沿いの林道となる。その後、40分ぐらい、くねくねした林道を登り、林道の一番高いところについて、そこから少し下って醍醐丸へのトレイル(階段)に入る。

今日は、日差しが強く汗もかいたので、前回よりも2分ほど時間がかかってしまった。駐車場がある和田峠までは行かずに、その手前100mのところに、醍醐丸への登り口を示すルートがあるので、そこからトレイルに入る。

林道を10分も進んだところにある水場を過ぎた頃から、三ツ矢サイダーをザックから取り出して、ちびりちびり飲みながら進んだ。変化がない林道への嫌気を緩和するためでもあった。

和田峠→醍醐丸 17分
登山口から急に少し登って、その後、下りとなり、平坦なところや、下りがしばらく続く、標識によると、登山口から1.5キロで、醍醐丸なのだそうだ。

下りのところでは、意識的に、足をガンガンと地面に乱暴に着地して、足首や、ふくらはぎのマッサージを行った。それまでの15キロ近い単調な林道走りで、足首や、ふくらはぎが硬直して、こわばって来ていたからである。このあたりは、やわらかい地面なので、そうやって、着地衝撃を利用してマッサージ(血行をよくして、関節の可動範囲を広げる)することが可能なのである。

しばらくして、醍醐丸まで400mの標識が出て、そこから登りとなる。でも、たいした登りではない。
和田峠から17分もかからずに、醍醐丸に到着した。慣れるともう少し、この区間は飛ばせるだろう。

醍醐丸→市道分岐 30分
ここの距離は、指導標によると3キロなのだそうだ。基本的に、下りであり、途中にたいした登りはない。登りがあっても、歩かずに一気に登れるだろう・・。e0065362_2232238

一番最後の、市道分岐に至る登りは、以前(2年前の4月)相当にバテた状態でここに入り、この登りで苦労したこともあって、今回は、果たして無事にすんなりと登れるか? 多少不安があった。
が、血糖値の維持、水分補給ともにうまくいったようで、バテることもなく登り切ることができた。なんとか2年前の借りを返せたのである(メデタシメデタシ)。

★この区間、ルートが落ち葉に隠されて、一部不明瞭なところがあります。初めての方は迷うかもしれません。この区間がこのルートで一番、雰囲気があるところですね。

市道分岐→入山峠 48分
この区間(距離4.7キロ)も、2年前は、ヘロヘロになって歩いたのだが、今回は、無事にペースを守って走り抜けることが出来た。
ただ、個人的には、50分ではかかりすぎで、45分ぐらいで通過したいなぁと思っている。
登山道でもあり、ハイカーや、トレイルシューズの踏みあともあるのだが、ルートは荒れていて、走りにくい。階段も崩れているものが多い。

50mくらいの一気に駆け登れるところは歩かずに駆け登り、100m以上で一気に駆け登れそうもないところは、歩いて登り切るやり方でやり通した。醍醐丸からずっと下り基調なので、基本的に足が動けば、何とかなる。


醍醐丸からの帰りは、下り基調であり、一気に駆け登れるところがほとんどであるので、登りの力はそれほど要らない。
ハセツネ30Kのトレイル区間では、トレイルの下りの技術、難しい足場のルートでスピードを維持した下り、ができるか?が鍵となる。

=============
閑話休題

さて、12時にスタートして、入山峠にもどってきたのは、4時間後の午後4時少し前。
峠について、何とか、5時間以内のゴールは出来そうだと考えた。

往路 入山峠→和田峠 97分 舗装された林道
復路 和田峠→入山峠 95分 トレイル

私は、往路(ロード)が苦手なので、ロードランナーさんなら往路のタイムをもっとあげることができるだろう。

=============

入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分ぐらい?)

入山峠で、5時間を切れることが確実となり、ほぼ課題をクリアしたので・・「あとはどうでもよい!適当に走っても、1時間はかからないのだから・・。」と考えるようになり、気分はいきなりマッタリムードに、、、レースならば、思いっきり駆け下るであろう、今熊神社までの下りも、その先の、激下りもセーブしつつ下る。

激下りを降りて、金剛の滝上で東に行くのだが、その先に、「ここから落ちると間違いなく死にます。」と断言できる断崖絶壁のうえを行く危険箇所があり、その危険箇所を避けるべく?新ルート(登山道)が作られつつあった。

集中力が落ちると走るのもアホらしくなり。。仕舞いには、「めんどくさい」を連発しつつ・・変電所脇を通り、ハセツネルートを逆走し、「日向峰」と看板があるところを西に行く。

・・すると、うっそうと茂ったジャングルのような荒れた植林帯の中の道を行き・・・。
まったく・・、痴漢でも出てきそうなところで、女性ランナーのひとり走りは感心しないようなところを足早に通過して、しばらく行くと・・「沢渡橋まで、0.9キロ」とかかれた標識に出くわす。
邪心を起こし、「ここら辺で、北に適当に行けば、青年ナントカ施設だろう・・きっと??」と思い、分岐を北に進むと、荒れた山道の末に広徳寺の墓地に出てしまった(痛恨のルートミス!)。

ルートをミスったが、承知のうえだ!かまやしないさ!!と、適当に北に向かい西に進んで、ゴール地点に到着。

正確なルートは、「沢渡橋まで、0.9キロ」の標識を更に西に進み、尾根を回り込み、東に進んでゴール!!となるのかな??
・・いまひとつこのあたりがはっきりしないが、まぁ、この最後の部分はルートも踏まれておらず荒れているところなのでレース当日までには、整備されて標識もきちんと取り付けられることでしょう。


1月30日公式ホームページ発表のルート図によると、日向峰からハセツネルートを逆走し、広徳寺にでて、舗装路を青少年休暇村に向かうようにルート変更がなされたようです。これで、痴漢が出そうなところは走らずに済む事になります。めでたしめでたし・・。

__________________________
振り返って・・。
★サブ5というのは、さほど難しいタイムではない。去年の青梅高水トレイルレースで、4時間以内を出せたのならば、このルートを5時間以内で走るのは、容易いだろう。

★サブ5狙いの場合は、ダブルストックは不要であるかも知れない。それよりも、厚底のシューズを履いたりして、着地衝撃を緩和することを考えるべき。特に、入山峠~今熊神社~変電所脇の区間は、一気に走り下れるか、スピードを落としつつ下るか?否かで、大きな差が出やすい。

__________________________

付録 ハセツネ本番のタイムから、ハセツネ30Kの、ゴールタイムを予想すると・・。

ハセツネ30K   ハセツネ本番

2時間30分以内  サブ 8

3時間以内      サブ 9

3時間30分以内  サブ10

4時間以内      サブ11

4時間30分以内  サブ12

5時間以内      サブ13

5時間30分以内  サブ14

6時間以内      サブ15

6時間30分以内  サブ16

7時間以内      サブ17

・・こんな感じになりそうです。
       
__________________________

注&余計なアドバイスあれこれ・・。 

この後半のルートは、わたしの昔からのトレーニングルートでもあり、もう20年近く走っています。ですので、いまどこに居て後どのくらい走るとどこに着くのか?といったことが、頭に入っております。ですので、今回は、2回目で、無事に全部走りきることが出来ました。

このレースは、後半になると誰しも疲れます。疲れたときに、ペースダウンを最小限に抑えるのが、大切です。

去年の青梅高水のレースでは、負傷者が6名も出たそうです。どうと言う事もない山道でも、1000人走ると、数名は、怪我人が出るものです。このルートの後半も、どうってことのない山道なのですが、レース後半にここを通りますので、怪我人が数名出るでしょう。

このレースは登りの力はそれほど必要ではありません。鴨沢から雲取山に登る方が遥かに、登りの力を必要とされます。

5時間以内で走りきることは、さほど難しいことではありませんが、初心の方が、レース中の補給に関してのノウハウを持たずに力任せに走っても、無理でしょう。

手袋は、転倒したときに手の保護になるので、着用しましょう。

Geschrieben von silvaplauna

Februar 1, 2009 um 2:35

全ルート試走例 二題 & 最終試走案

ohne Kommentare

今週末も、山耐試走の皆さんで武蔵五日市駅はごった返すでしょう・・私も試走に参加したいのですが、何しろ7月まで去年の試走の名残り(後遺症?)の耳鳴りが鳴り響いていた身の上、無理は禁物だということで、今年はサボっています。

今年の夏は例年になく暑いですし、集中豪雨付で、天候不安定、もうすこし涼しくならないと「寒冷地仕様の身体」の私には、無理というものです。(個人的には、山を走るのは、せいぜい4月の青梅高水の時期までがベストだと考えています。東京マラソンだって、冬場に行われますから、、、語弊がありますが、要するに「ごく一部の」物好きな方を除いて、夏場の長距離ランニングは、一般には不適!カラダを壊す元凶だと信じておりますwww)

さて、試走をサボっている言い訳はこのくらいにして、知り合いの方の試走例を二つ取り上げさせていただきますのでご了解宜しくです。

かげマルッさんの
山耐フル試走レポ
kurisukeさんの
全部試走の詳細

kurisukeさんは、山耐ルートをもう、3周回以上試走なさった計算になります。今年二回目のチャレンジで、上手くサブ12を達成できるでしょうか? 期待しております。
今回の試走では、浅間峠以降で、失速なさってしまったようです。10時間以上に及ぶ耐久競技への慣れがまだ足らなかったのかもしれません。いずれにしても、こういった長丁場のレースは、実際そういった状況に身体を置いて、体験してゆく過程で、身体が長時間の連続行動へ慣れてゆくものだと考えています。

山登りも同じことです、週末の日帰り登山が主体で、せいぜい6時間~7時間の登山が主な方は、10時間、12時間の登山になるとへたれるでしょう。普段10キロの荷物しか背負っていない人は、冬山で、30キロの荷物を背負うとバテてしまうでしょう・・。

そういった意味で、山耐は、ウルトラマラソンの選手とか、トライアスリートの方がとても有利です。10時間以上にも及ぶ高負荷運動のキャリアがあって、身体が出来ている(長時間に及ぶ高負荷運動へ慣れている)のですから・・。

やはり、サブ10ランナーのかげマルッさんに一日の長があるのでしょうね・・ところでかげマルッさんは今年で山耐を引退なさるとかしばしばお書きになっておられますが、山耐はともかく、2年の一度のトランスジャパンに活躍の場を移せばいいのにねぇ・・これまで培ったレースの経験と、いろんな知識と、それを実践できる身体能力をお持ちなのですから・・などと余計な心配をしています。


サブ12狙いの方!kurisukeさんのように、浅間峠までは、何とか3時間40分で入れたんだけれども、それ以降に失速してしまったよ!となるケースが多いですので、他人事ではありません。くれぐれも念には念を入れて準備されてください。


追補   最終試走ルート? 

kurisukeさんのように、浅間峠以降で失速しないようにするために以前の記事ですが、試走の手順 効率的な試走、補給、その他について、を上げておきます。

考え方として、スタートから三頭、はもちろん御前山まで一気に走って経験をつんでおくのが有効でしょう。

sub12狙いの方の場合、スタートして8時間30分以内に御前山山頂に至る必要があると考えます。

試走例:五日市午前7時スタートの場合  御前山15時30分までに到着すること!

山頂からは、湯久保尾根を下山して・・。
宮ヶ谷戸バス停 土曜日16時55分 日曜日16時52分
のバスで、五日市駅まで戻る・・というのがおすすめです。

小岩~払沢の滝~武蔵五日市駅

上のバスに間に合わなかったら、本宿まで北秋川街道を走って
本宿役場前でバスに乗ればいいでしょう。

奥多摩側に下山してしまうやり方もあり、この方が、下山ルートは明瞭だと考えます。
この試走プランは、流行っている「浅間峠~ゴールの50キロ試走」よりも、2ランクぐらい上級の内容です。
本番まで残り少なくなり、身体を休ませる関係であまり長丁場の試走は出来なくなりつつありますが、上のプランは、本番を迎える上でよい経験になると考えます。

Geschrieben von silvaplauna

September 19, 2008 um 4:59

今週末は試走のピーク

ohne Kommentare

本番を一ヵ月後に控えて、今週末の連休は試走のピークを迎えます。
私の知り合いにも、全コース試走に挑戦される計画の方が幾人かいます。
そこで、いまさらですが、バス時刻情報をまとめておきます。

五日市駅から鞘口峠(ルート後半の試走)へ行く、また、ルート前半を走ってきて、都民の森あたりから五日市駅へ帰るにはこれ・・。
西東京バス 武蔵五日市駅発車予定時刻  西東京バス 都民の森発車予定時刻

プリントアウトして使えるポケット判の時刻表(上の都民の森直通バス以外の通常運行バス時刻表pdf)

omeb0809 武蔵五日市駅行き・・数馬、藤倉、小岩、養沢、十里木、払沢の滝入り口 などの各停留所発のバスが五日市駅に向かいます。

omea0809武蔵五日市駅発・・試走に便利なのは、笹尾根に沿った数馬方面行きのバスですね。上のリンクにある「都民の森」まで行くバスも便利です。特に鞘口峠からスタートしたい場合は、都民の森行きに乗らないと相当なタイムロスとなります。

各停留所などは、乗車の際によくご確認ください。
浅間峠・・上川乗(かみかわのり)
西原峠・・仲の平
鞘口峠・・終点の「都民の森」まで乗車します。

養沢発のバスは、最終バスの時間が早いですので、日の出山から、つるつる温泉へ下山するのが賢明です。(もっとも、あと10キロ歩けば、ゴールになるので判断は微妙なのですが)
つるつる温泉発バス時刻表


意外と知られていないマイナーエスケープルート(いずれも五日市方面への下山)は・・
※風張峠あたりから、藤倉バス停へ
※御前山からの湯久保尾根(ゆくぼ尾根)で、宮ヶ谷戸バス停へ下山(バス停まで所要1時間30分ほど)
※大岳山から白倉尾根で白倉バス停(所要1時間弱)、もしくは、馬頭刈尾根で直接五日市へ下山(速足で所要2時間弱)・・ただし北秋川のバスは休日は少ないですので要注意!(土曜日のほうがバスの便があります。)

北秋川に降りて、バスがない場合は、本宿まで北秋秋川街道をジョグで進めば、数馬方面からのバスに乗れます。

サブ12レベルの実力があるランナーで朝7時前後に五日市中学校をスタートして、全コース周回される場合、大ダワ付近が、16時ごろになるようです。

Geschrieben von silvaplauna

September 11, 2008 um 10:20

ハセツネ第一区間はなぜ走りにくいのか?

mit 2 Kommentaren

五日市中学校を基点として、時計回り(現在のコース)と、反時計回り(第一回大会のコース)があり、交互に実施されていた模索の時期もありましたが、現在は、より困難な「時計回りのコース」となっています。
つまり、ルート製作者には、ルート前半で、走りにくく、アップダウンが連続するところを走ってもらって、参加者の体力をかなり消費させてしまおう!という意図があるのです。

参加される選手の方は、そのところをよくよく「見抜いて」ペース配分を計画されるべきでしょう。いきなり、最初の区間で頑張りすぎて、ルート中盤~後半に失速、となってはまさにルート製作者の「術中に嵌まる」といえましょう。

具体的には、
※入山峠に行くのには、五日市中学校から西へ行き沢渡橋を渡って、林道を登ればすんなり入山峠にいけるところを、わざわざ、広徳寺から丘陵を登らせて八王子の今熊地区に下降させている。そして今熊神社から登りなおし・・。この部分は、いわば余計な部分!(裏返すならば、体力を余計に消費させようとする魂胆があります。)

※入山峠~市道分岐までの区間(当地では「峰見通り」といわれる)に多くのアップダウンがあり、ルートも凸凹していて走りにくく、体力を消耗させるようにコースが作られています。この「峰見通り」の区間で、殆んどのランナーは、体力を使い果たしてしまいます。このあたりでバテるような場合、サブ12はまず困難です。

※さらに、一旦、醍醐峠まで下ったあとに、標高1000mに近い連行峰~三国峠まで登ります。ここでの登りを、ペースダウンせずに走りきれるとおそらく「余裕でサブ12」が達成できるでしょう。峰見通りを走りきれたランナーでも、連行峰の登りでペースダウンしてしまう方が殆んどです。スタートから2時間目以降になりますので、そろそろ最初の疲労が出てくるわけです。

※駄目押しで、三国峠~浅間峠までもすんなりとは下ってゆけずに、いくつかのコブがあります。このコブも走ってクリアできるほどですと、サブ11以上の実力だと考えます。

***************

サブ12を目指す場合は・・

スタート→入山峠 60分~65分
入山峠→市道分岐 50分
市道分岐→連行峰 60分~65分
連行峰→浅間峠 35分

合計 205分~215分

このような配分が一つの典型となりましょう。配分比率から言うと、1:0.8:1:0.5 あたりと考えます。

******************

体感的に言うならば、2時間走ってようやく醍醐丸への登りに入るといった感じです。サブ12あたりのレベルのトレイルランナーが鴨沢から雲取山(2017m)へトレイルランする場合、2時間も走ると、標高1900m以上~山頂に至れますが、ハセツネルートでは、まだ醍醐丸手前ぐらいとなります。
つまり、スタートから浅間峠までのルートは、鴨沢からの雲取山よりもはるかにきついと言う訳です。

私としては、醍醐丸を超えて、あと30分ほど、つまり連行峰まで一気に走りきれる持久力を養うのが去年の課題でしたが・・。今年はどうでしょうか? 今年の春先に青梅高水の試走を5~6回ほどやりましたから、このくらいの距離は全く抵抗感なく走りきれると思うのですが、今の時期はまだ気温が高いですね。

もう少し気温が下がって、体調さえよければ、もう少しよいタイムで、浅間峠まで走りきれると考えています。

Geschrieben von silvaplauna

September 7, 2008 um 9:20

ルート試走について

ohne Kommentare

ハセツネ・ルートについて

山のルートは、一回や二回走ったからといって憶えられるものではなく、10回、20回と通ってはじめて憶えられるものだと考えます。

仮に10回としても、それだけ通えば、相当脚力がつきます。
ルートを覚えようとする努力、身体に馴染ませようとする努力をいくら積んだかで、山岳走のタイムは違ってきます。

ルートを覚えようと、たいして努力していなければ、タイムが遅いままなのは、ある意味「当たり前」です。

10回の試走しかしないのであれば、タイムのほうもそれにとどまります。

世の中トレイルブームで、毎月のように、どこかでレースがありますが、毎月毎月どこかのレースに出かけていてはハセツネ・ルートから疎遠になってしまい、ルートの走り込みが不足してしまいます。これでは大した結果は出ません。

10回の試走よりも、20回、30回の試走の繰り返しのほうが、タイムがいいのは当たり前です。
試走や、ルート研究への大した努力(地道な努力)をしないでは、結果はついてきません。

私が、とある記事にルートの高低差の図表を載せたのをうけて、「(ルート研究を)そこまでやるか!?」とお思いになられた方もおられると思いますが、この程度は私にとってまだ序の口です、ヒマラヤの3000mの壁を登るためのルート図に比べると子供の遊びのようなものです。・・ある意味、垂直の壁のルート図を水平化したものでしょう・・レベルは低く所詮子供だましですが・・。

そんなわけで、私は真摯にしか山と向き合わず、それ以外のやり方を知りません。
このサイトのハセツネ関連記事は、私と同じくらい山に真剣に向かう方々に捧げられます。

Hasetsune-tuning

ハセツネ・ルートの大きな特徴は①長さが71.5キロあること、②スタート後、4時間で日没を迎えること、の2点にあると思います。

もし長さが、20キロ~30キロ程度でしたら、数回の試走で、ルートを憶えられるかもしれません。しかし、71.5キロとなると、数回ではやっつけられないでしょう。
また、ひと言でハセツネルートといっても地質が、微妙に違います。大岳山と御前山でも地質が違いますし、入山峠の地質と、醍醐丸の地質は違います。地質が違うと、走りやすさ、脚への疲労感が違ってきます。
地質の違いや、アップダウン、走りやすいところと、走りにくいところを押さえる事,また自分の走りの特長によって、自分がタイムを稼げるところを押さえる事,などなどこういったことを押さえるには、数回の試走では無理でしょう。

もっとも、いろんなレースのキャリアを持っていて、抜群の心肺機能(エンジン)と足回りをもっている稀有な人でしたら、一回ざっと走ってみて、相当上手にハセツネルートに対応できるのかもしれません。

でも、一般的には、相当な走り込みが必要だと思います。横山選手も挑戦四年目にして初めて優勝されたのですから・・。

また、ルートを知っておれば、夜間でもまごつくことがありません。昼間ならば、次に登る山が見えるので距離感が分りますが、夜間では見えませんので距離感がつかめません。ルートに不慣れですと、自分の現在位置がわからなくなります。自分の現在位置が分らないと、当然不安になりペースにも影響を与えます。

ざっと言って以上の理由からも、走り込みをして、自分が持っているいままでのキャリア、ノウハウに基づいて、あれやこれやと「ハセツネ仕様のチューニング」を施す必要があるわけです。

私などは、五日市に住んでいいるので昭和60年ごろから、登山のトレーニングとして日の出山→御前山を往復したり、西原峠→三頭→御前山→大岳→御岳→金毘羅尾根→五日市、おなじく西原峠→笹尾根→醍醐丸→刈寄山、戸倉三山周回などなど、いろいろ軽装でやりましたが、なかなかルートは憶えられないものです(苦笑)。

Geschrieben von silvaplauna

August 7, 2008 um 12:31

Veröffentlicht in Hasetsune, ルート研究, ルート試走

Getaggt mit

試走例③ 困難を求めて・・無補給によるハセツネ・アプローチの試み

ohne Kommentare

今回のザック CAMELBAK SLIPSTREAM オメガ・リザーバーにポカリスウェット1.5リットルを入れて、他は携行せず。・・総重量は、2キロジャスト

今回の試走の狙い

事前のカロリー・ローディング、ウォーター・ローディングによる水分以外は「無補給」での、軽装、速攻登山

趣旨・・十分な食料や水を背負ってハセツネルートすなわち奥多摩での一般登山道を走破することに「困難性」は微塵もない。

困難への積極的な挑戦ということで、①水以外は無補給、しかも携行する水は必要最低限の量に絞る。
もちろん、無補給だからといってペースを落としては無意味!②サブ12を達成できる、5キロ=50分以内のペースを守る。
③ルートは、今回は、本番2週間前で、また雨が予想されたので、本部スタートから鞘口峠までの37キロほどとする。

・・とこんな課題が今回の試走の狙いでした。

**********

Powerbar アミノバイタル ウィダーゼリーなどなど、長距離トレイルランナー御用達のいろんな栄養補助食品が出ているけれど、そういうものを本来的には使わないで完走できるのにこした事がない。

また、そういった栄養補助食品に普段から頼っていては、人間の身体に潜在的にある本来の能力が発揮できないことが予想される。

今シーズンの私の試走では、浅間峠からの50k歩きのときは、お握り6個、ウィダーゼリー2個を持参し、先々週の本部スタートから西原峠までのランでは、ウィダーゼリーを3個消費したが、そういった「補給」を私は、当たり前とは感じなかった。

私は、積雪期(1月~3月)に鴨沢から雲取山に走りに行くが、そのときはいつも水も持たず、ましてや食べ物も持たず、ライトも持参ぜず、「丸腰」で山頂往復をしている。

今回、その自由なスタイルで、ハセツネ・ルートに挑戦したいと思った。

何も持たないと、五感が冴えて、山をダイレクトに感じることが出来る、十分な水、食料を持参しての挑戦では、五感が鈍り、眠り込んでしまう・・。

もちろん、非常食など当然持たない(今回は、雨具ももちろん持参せず、医薬品も持たず)ので、このような登山には危険が付きまとう。  

・・でも、そこに、自由を感じる、普段、日の出山や、大岳山に空身で駆け登るように、五感に自然を(危険を)感じながら、ハセツネルートを、半分ぐらい走破できたら、どんなに素晴らしい自由を感じることが出来るだろう・・。

また、話を大きくして、エベレスト8848mに酸素を吸って一般ルートを登っても今の時代では評価されない。たとえワンデイアッセントと称して一日で速く登っても、無酸素で登るほうが高く評価される。

ハセツネでも同じこと、いろんな市販の栄養補助食品に頼って、速く走ることが出来ても本来的にはさほど評価されるべきではないだろう。必要装備撤廃についての宮地氏の声明文にあるように、はじめに道具ありきではなく、完走できるだけの強靭な身体がまず追求されなければならない。

ここで、道具とは、単にザックやライト、シューズにとどまらず、いろんな市販の栄養補助食品も道具に含めて考えていいと思う。

・・とそんなところから、今回の試走はスタートしました。

********************

もっとも、一緒に走っていただく原始人ランナーさんの理解を得なければなりません。なかなか彼には理解できなかったらしく、以下mailでのやり取り・・。

峰 「明日7時に五日市駅で!明日は、摂取できるのは水分のみで、powerbar ウィダーぜリーなど固形物の補給はナシでお願いします。」

原 「それはよかったデス。でも補給なしとは何故ですか?前回の連絡で試合同様のということでばっちり揃えました。」

峰 「最初は御前を越えて大岳までという狙いでしたが、今回は雨天のため鞘口峠までですから(笑)。補給ナシで一度走ってみて、鞘口まででご自身の身体がどうなるかを確かめておこうという狙いです。どれほど動けなくなってしまうか、またどれくらいまだ動けるか、その辺のところを確かめておこうという意味です。」

原 「なるほど。それ水だけですか。粉系も持たずですね。」

峰 「もちろん、本番同様の荷物を背負ってでのトレもアリです。この場合、飲むのは水(ポカリスェットなど)だけですが、背の荷物は本番同様となります。原始人さんにはこちらがお勧めかな・・。」

原 「わかりました!明日よろしくです。」

***************

重要な前提条件

水分以外は無補給といっても、前提条件があります。一言で言うならな、「気温が低いこと」です。
私が、雲取山を丸腰で往復するのは、いつも気温が10度以下(5度以下?)の冬の時期です。春の四月に入ると汗をかいて水を持たねばならなくなりますので、丸腰では登れなくなります。

今回の場合、2週間前の試走の時に、雨天の中、本部スタート~西原峠間が、水分摂取1リットルですんだというデータが下地になっております。つまり今の時期でも、雨天でしたら、水分補給はさほど必要でなく、汗もかかないので無補給で行ける!と読んだのです。

8日の天気予報は、降水確率が50パーセントで、朝6時のヤフー天気によると、朝8時から雨雲が西多摩を被うようです。早ければ8時から、遅くとも昼前後から雨が期待できるでしょう。

あくまで雨が降ることが前提条件ですが、雨が降れば、体温の上昇を雨が抑えてくれて、発汗せず、身体の恒常性を保ったまま、水は1.5リットルで鞘口まで行けるな!と読みました。

(実際は、雨は降らず、晴れ間さえ広がり気温が上昇してしまいましたが・・)

******************

以下大まかなタイムです

本部スタート→5キロポイント 41分

私はロードは苦手でジョギングペースですので、今熊神社入り口まで24分も掛かりました。秋以降はすこしは、スピードトレーニングをこなして、平坦なところをジョギングペース以上の速さで走りたいと思います。

でも山に入ればこっちのもの、16分すこしで、5キロポイントです。私は登りの実力はサブ10以上です(爆笑!)。

5キロポイント→10キロポイント 55分

5分のタイムオーバーとなりました。でもさすがにこの区間にも慣れてきまして、苦にはならず、四つのピークを越えるとクリアできます。
船橋 緑さん率いる女性トレイルランナー軍団や、3人ぐらいのランナーさんに追いつくことが出来ました。

原始人さんが二言三言、船橋さんとお話ししておりました。あとから聞いた話では、船橋さんいわく「日付が変わる頃にはゴールしたい」そうです(カッコイイ!!)。

それじゃぁサブ10狙いの原始人さんは、「11時のニュースが始まる頃にはゴールしたい!」ってなるね(爆笑!)

鏑木さんは・・「9時の世界不思議発見が始まるまでにはゴールしたい!」ということになるのかな?

10キロポイント→15キロポイント 45分

5分の貯金です。この区間でも、二人のトレイルランナーさんに追いつくことが出来ました。私は登りが強いので、すらりとした速そうなランナーさんにも登りで追いつくことが出来ます。サブ12のペースで走っていると、向かうところ敵なし!敵はサブ10ランナーのみとなります。

ところがあろうことか逸歩地手前で、原始人さんの足の具合が悪くなり若干ペースダウン!私が先行し、分岐では声を張り上げて呼びます・・そんなことをしているうちに、いきなり速いランナーさんが1人現れて、すっぱ抜いていきました。

原始人さんの調子がよかったら、ヤツに喰らいついてゆけ!と競り合わせてやりたいところでしたが・・まぁそれは本番にやってもらいましょう。

15キロポイントではじめて、水を飲みます。

15キロポイント→20キロポイント 55分 

15キロポイントから二つの小さいピークを越えて醍醐丸ですが、その二つ目あたりで上から下ってくる背の高い男性が・・。

近づいてみると、先日、浅間峠からの50k歩きのときバスでお会いした、相馬さんでした。ありがたいことに相馬さんも私のことを憶えていてくれたようで、相馬さんから先に会釈をいただいてしまいました(失礼致しました 汗!!)。

先日はどうもありがとうございました。・・のいつもの挨拶のあと、今日は、ルートを逆に走っておられるんですか?とお伺いしますと、身体の調子が今ひとつなので、連行峰まで登って今日は引き返すとのこと。引き返すにしても来た道を引き返すのですから、皆さんが嫌がるあの峰見尾根を登りかえすわけでして、やはり大したものです。

あとから原始人さんが来ましたので、彼を紹介し、本番では追っかけさせていただきます!とお願いしておきました。またハセツネ会場で出くわしましたらよろしくお願い致しますと、もちろんお願いしておきました。 
またまた図々しいお願いをさせていただき本当に恐縮であります。

私的には、鼻息の荒いサブ9ランナーのお兄ちゃんよりも、こういった年上の物腰が穏やかな紳士の方のほうが自然と頭が下がり、尊敬する気持ちを抱きます。
単に速いだけの、鼻息の荒いサブ9お兄ちゃんランナーさんには、むしろ敵対心が沸いてきます(爆笑!)。

相馬さんとお別れしたあとも原始人さんが、相馬さんの下りの走り方を、よく観察して勉強している姿が印象的でした。

さてこの区間は 55分!5分の超過! 今回は連行峰の登りで時間を食いました。連行峰到着はスタートからジャスト3時間の180分です。 

雨がすこし降り始めて、さぁ降り始めるかなと期待したのですが、すぐに止んでしまい・・計画にすこしずれが生じてきました。連行峰の登りを今の時期に雨なしで登るのでは、発汗が多くなって・・これ以降身体の調子が悪くなるであろうことが予想されました。
醍醐丸の登りも、連行峰も雨にうたれながら登るのが理想でした。

ちなみに相馬さんと出くわして元気が出たのか?脚の調子が回復した原始人さんは、165分ぐらいで、連行峰を通過したそうです。現金なひとですな・・。
(ちなみに、彼は船橋さんとは、相性が悪いようで・・。)

連行峰からは緩く下るのですが、 どうも腰上の重量がある私は、原始人さんのようにキロ5分のペースでは下れません。かといって、上半身の筋肉を落としたくはないし・・困ったものです。

20キロポイントはどこにあるのか分らないのですが、折り合えず軍茶利神社手前ぐらいで計算しております。

20キロポイント→浅間峠 36分!

このわずか2キロ半の下り基調の区間に、36分も掛かりました。原因は、右足太腿内側の筋肉が攣ったためです。
軍茶利神社あたりから、雨が降るどころか陽が差し始め青空さえも出てきました。天気予報とはまるで違います。

当然発汗量も増大し・・恒常性が維持できなくなってきます。
これではダメだ、気温が高すぎて歩けなくなるのは目に見えていると、計画の失敗を認識!それ以降ヤル気が失せました(爆笑!)。

右足太腿内側の筋肉が攣りましたので、応急処置で、ポカリスェットを大量に摂取します。直に痙攣はなくなりましたが、おかげで水が浅間峠を待たずしてなくなりました。

浅間峠の寒暖計では、気温18度!どこかの記事で読みましたが、前日は、14度ぐらいだったようです。雨も降らず、気温が18度では、私の無補給作戦は成り立ちません。

・・というわけで、早々に計画の続行を中止して浅間峠で下山することにしました。もちろん、また気温が低い雨の日を狙ってリベンジを狙えばよい、ただそれだけのことです。

浅間峠到着は、11時25分・・体力的には、あと13キロほど歩いて三頭を越えることは十分に可能でしたし、それでも、都民の森15時発のバスには間に合ったでしょう、が、日原峠で水を汲まねばならず、そうすると5キロ=50分のペースを維持できず・・。

5キロ=50分のペースを維持できないことが明白となった時点で、潔く計画の続行は中止です。

・・ところで、私は230分で浅間峠でしたが、原始人さんは、195分の速さで到着!なんでも、三国峠辺りからは、ずっと飛ばしたそうです。

同じような気温でも、彼にはあまり影響はなかったようです。

彼の場合、①真水1.5リットル、②オレンジジュースのようなクエン酸を含んだボトルを持参しており、後者が、筋肉の痙攣に効果があったようです。
私は、ポカリスェット1.5リットルのみ!でして、体重が90キロ近い私では、この日の陽気では1.5リットルでは全くもって足りません。(ちなみに、原始人さんの体重は60キロぐらいだそうです・・。)

*****************

各人なりの運動可能な気温範囲

原始人ランナーさんと私とを比べますと、最高のパフォーマンスを発揮できる運動時の気温の範囲が違うようです。

私は冬山もやりますので、冬場が運動のもっとも大切な時期です。年間のトレーニングも夏場はいわばオフシーズン、秋から春先が本番です。
気温にすれば、マイナス20度→5度前後でベストパフォーマンスを発揮できます。
もちろん体脂肪も18パーセント!とかなりあります。

原始人さんは、もともとは短距離選手ですので、気温的には、±0度→20度の範囲でベストなのではないでしょうか?体脂肪も一桁のアスリートです。
時期的にベストパフォーマンスは、春先から初冬までかな?

こんな二人の違い、また脚力の違い(原始人さんはランナーですので、緩い下りはランペースで飛ばせます)から、浅間峠で、相当なタイム差が生じてしまったように考えます。

トレイルランナー諸氏には、私のような最適気温範囲が低いタイプは少なく、原始人ランナーさんのような最適気温範囲が高めのタイプの方が多いと思われますので、今回のような天候状況でも、大方のトレイルランナーさんは、ほぼ通常通りのパフォーマンスを発揮できたように推測されます。

もっともハセツネサブ10ランナーの相馬さんでも、途中で引き返されましたから・・人それぞれ、その日の体調も大きく影響してくるのでしょう。

***************

ザックレス

今回は、チーム「原始人ランナーズ(別名 TEAM Izumi)」 の切り込み隊長 なべ さんは所要で残念ながら不参加でしたが、振り返りますと、なべさんも参加いただきまして浅間峠から先は、原始人ランナーさんと二人で走り切っていただいたほうがよかったかもしれません。
もっとも、当日は本番二週間前、無理は禁物の時期ですので、今回のテスト試走は、これでよかったのだと思っております。

来年(?)以降は、こういったトレーニングをもっと実施して、頑張ってゆきたいと思います。
トレーニングというものは、いくらでも厳しくできます。もっとも、厳しくすればするほど、危険も伴い「誰にでもできる」ものではなくなります。

必要装備が失格事由からなくなり、極論すれば、ザックレス=リュックサックを背負わないで両手にペットボトルを持って、ズボンのポケットに、コンパクトな補給食を忍ばせて、71.5キロ走りきるといったアプローチもできるようになりました。できるできないに関わらず、いずれはそういう形態にトップ選手は向かうでしょう。

今年の大会で、ザックレスの選手が現れるかは、まだ分りませんが、近い将来は、ザックレスとなりましょう。

ザックレスの条件

①大会当日の気温が低いこと・・水分補給を減らせる。

②もともとの水分必要量が少ないこと、第二チェックポイントまで、1000mlを必要としないのならば、極論すると、ザックを背負わずに両手に500mlのペットボトルを持てばよい。

③補給エネルギーも少なくて済むこと・・ポケットに忍ばせるぐらいの補給量でゴールまで走りきれるのならば、それに越したことはない。

④気温の変化に対応できるだけの身体能力を備える・・こうすれば、雨具も不要です。

**********

振り返って・・

今回の試走は、自分の登山が出来ない鬱憤を自分好みのスタイルを選んでハセツネ・ルートにぶつけたものです。
当たり前ですが、初心の方向けの内容ではありません。山に慣れていない方はくれぐれも真似をしないようにご注意願います。

さてさて、ハードな試走も終わったことですし、あとは天気のいい日に「ゆっくり試走」をこなし、ハセツネルートをざっと俯瞰してみようと思います。

******************

おまけ

第一関門通過の目安

サブ10  3時間15分以内

サブ12  3時間45分以内

サブ15  5時間30分以内

サブ18  6時間30分以内

今回同行していただいた原始人ランナーさんの記事はこちらです。

Geschrieben von silvaplauna

Juli 29, 2008 um 12:27

試走例② スタート→西原峠

ohne Kommentare

今日スタートから西原峠まで30㌔すこしを 試走してきました。当初の計画では、第三チェックポイントまで!だったのですが、天候悪化で、西原峠で下山となりました(←意気地なしめ!)。

NATURAの大西代表N田さん、kurisukeさん、私の四人で走りました。行きにshimasanさんに追いつきまして、帰路、上川乗バス停(謎?)で、kojikenさんのボルダリング仲間のM岡さん(本部スタート→浅間峠まで試走) 五日市駅前で なべさん(本部スタート→仲の平分岐まで試走)と出くわしました。

知り合いにたくさん出会うことが出来、ハセツネ談義に花が咲き、試走自体は不完全燃焼でしたが、とても楽しい日となりました。

詳細は順次アップして行きます。

今日は本部スタート→浅間峠が4時間、浅間峠→西原峠が2時間ほどとなりました。朝8時過ぎから雨が降り始め、やがて本降りに!!天気予報では、夕方18時過ぎから雨とのことでしたので、これには困りました。

携行品

ウィダーゼリー 5個(3個消費)
水2リットル(ポカリスェット希釈)(上川乗バス停までで1500ml消費)
ポカリスェットの粉末予備 二袋
ライト SF-301
雨が降ると知っていましたが雨具は持たず

荷物重量 3800グラム(ザック丸ごと計測)

※もっと軽装にしたかったのですが、これ以上ゼリーは減らせず、水も減らせずに、こうなってしまいました。
それでも、前回の50k歩きよりも、お握り6個&ゼリー2個→ゼリー5個のみ 水4リットル→2リットルと大分減らしております。
消費したのは、西原峠までで ゼリー3個、水1000mlすこしとなります。

※私は体重90キロ近いですので、一般的なランナーの方(60キロぐらいか?)でしたら、水は1リットル~1.5リットルも持てば昨日のような天候の場合は、第二チェックポイントまで十分持つと思います。

※ただ、走りこんでランナー体型になればなるほど、脂肪が減り悪天候への対応(寒さや、空腹、疲労感)がシビアになりますので、速く走るためには荷物をただ減らせばよいと言うものではないと思います。
悪天候の場合、気温が低いので水は減らせましょうが、雨具、防寒衣料が必要になったり、食料も少し多めに持って行くことになり・・結局、荷物重量はさしてかわらないものになると思います。

行程

0730 頃 五日市駅駅前
駅より歩き始める、広徳寺前よりゆっくりジョグ
変電所前も、ゆっくりジョグ(5人のランナーに抜かされる)・・大西さん、N田さん、kurisukeさんには先行していただく(私は膝を壊して以来、ロードが苦手)。

0835 頃 5キロポイント
今熊山を過ぎる頃より雨が降り出す。やがて本降りとなる。
ここから24分かかって入山峠はすこし遅い

0900 頃 入山峠
ここから50分で逸歩地はまぁまぁ・・。
問題の峰見尾根に入るが、守りで走るので、破綻なく走破する。
鳥切場東ピーク、鳥切場ピーク、鳥切場西ピーク、ハセツネ10キロポイント、鎖場のあるピーク・・と数えてゆく・・。鎖場ピークの手前の鞍部で、私たちとは別行動で先行されていたshimasanさんに追いつく!

0950 頃 逸歩地
醍醐丸までのこの区間は今日はあっさりと走破する

1025 頃 醍醐丸
逸歩地→連行峰のベストは60分、今日は65分と遅れる。 
タイムは遅れたが、疲労感はなし。

1055 頃 連行峰
連行峰には誰もいない。迅速に下り始める。

1105 頃 三国峠
三国峠で、7~8人の団体(登山)と出会う。ここから先の区間、短いようでなかなか長い。熊倉山の下りで滑る!滑る!

1145 頃 浅間峠
25キロポイント→30キロポイント 75分(前回よりも5分遅い)、ルート脇の雑草が倒れてきて濡れる。下りでは滑るのでペース落ちる。登りでも足場が滑る!

1330 頃 西原峠
三頭まで行く余裕(体力、水、食料)は十分でしたが、帰りのバスとかの時刻が不明でしたので、面倒くさくなり帰ることにしました。soloだったら挑戦したかも・・?まぁ、目の色を変えて我武者羅に登る山でもありませんし・・。

1430 頃 仲の平バス停
この頃ようやく雨があがる。
数馬の湯に入らずロードを走ります。

1530頃 上川乗バス停
バスに乗る、バス停で、kojikenさんのお仲間であるM岡さんと再会する。(M岡さんとは、先の50k歩きの時に、惣岳山手前で出くわして、二言三言お話しをした経緯があります。今回は、本部スタート→浅間峠 だったそうで、途中、二箇所(鳥屋切場付近、醍醐丸付近)ほどでルートをミスし、タイムロスを生じてしまったとのこと。)
M岡さんは、奥多摩山岳会に所属されておられた多摩moguさんとお知り合いだそうです。ホント世の中狭いものですね!


良かった点
※事前のカーボンローディング&雨天のため、醍醐丸まで無補給(水、食料とも)。
ウイダーゼリーを 醍醐丸(16キロ付近) 25キロポイント 31キロ付近 で摂取

※水は2リットルのみ、当初日原峠で給水予定だったが、雨天のため摂取量少なし、西原峠で残量1リットル近く。


悪かった点
※下りが滑って飛ばせない。特に、三国峠→浅間峠間 足場が悪いと走れない。四回尻餅をつく。

※雨天で気温が低いため、空腹を感じるのが早い。今回食料を減らしましたが、冷たい雨(?)の中速さを維持するのなら、もうすこし食べ物を持っていってもよいと思いました。

※私はレインコートも着ないで涼しくちょうどよかったが、kurisukeさんは、山の気候にまだ慣れておられないためか、レインコートの上着を着用される・・後半かなり寒かったようです。

※ザックの両端で背中が擦れて痛い。

※雨の中6時間歩いて足がふやけた(苦笑い)。

※「股ずれ」が出来た!雨で濡れたズボンが太腿にまとわりついて、股ずれとなったようです。先々週50k歩いても股ずれは出来ませんでした、晴天時では考えられないことですが、思わぬ問題点です。

秋の雨対策

雨だとどうしても登り下りが歩きにくくなるためにタイムが遅れる(ルートにもよるが、一割増しぐらいになりそう。今回レインコートは未着用でしたが、レインコートを着ると更にペースが遅くなります。)。
今回の場合、特に赤土(関東ローム層)が露出している浅間峠→西原峠間は登るにも下るにも滑る。

雨天の場合、登り下りで発生するタイムロスを埋め合わせるには、走りやすいところ(平坦なところ、ロード部分)、で普段よりも飛ばしてタイムを稼ぎ、帳尻を合わせるしかないようだ。(私は平坦なところの走りが遅いので、登り下りのロスがそのまま区間タイムに反映してしまいます・・汗!)

もっとも、タイムを競わずに「完歩」を目指すと言うのでしたら、一般登山のスタイル(上下レインコート着用)で、たくさん食べ物を持って、テルモスに温かい飲み物を用意して着実に歩きとおすのが、確実です。
今回も、出会う登山者の皆様は全部上下レインコートを着込まれまして、完全装備でした(それが「普通」なんですが・・。降りしきる雨の中、レインコートも着込まずに走ると言うのは、我ながらちょっと尋常ではありませんね。苦笑い)。

山の寒さに慣れておられない方は、レインコートの上着だけは着用をお勧めいたします。CW‐Xなどは長袖がよろしいようです。

**********

試走段階ですでに、ゴミのポイ捨てが目に付きます。特に、醍醐丸から浅間峠、西原峠辺りの平坦なところにゼリーのキャップの白いヤツ、パワーバーの開封口を切るときに出る切れ端などなど、明らかに試走者が捨てたものが幾つか落ちておりました。

一般登山の方が見ると、心傷めると思いますので、ゴミは持ち帰りましょう。

**********

kurisukeさんは今回のルート前半部分(本部スタート→浅間峠)に初挑戦でしたが。結構いいペースで、浅間峠まで走りきってしまいました。その後、天候が悪化して、下山することになってしまいましたが、まぁ、西原峠までいけたから良しとしましょう。理想的には、しょっぱなから鞘口峠まで行ければと思うのですが、雨天でしたのでしょうがありませんね。

全くの初見で、あの天候の中、三頭を越えて鞘口峠ないし御前山まで行けたとしたら、私のほうがびっくりしてしまいます(笑い)。

Geschrieben von silvaplauna

Juli 29, 2008 um 12:16