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トレーニング強度についての一考察
先日5ヶ月ぶりに一之瀬に行き、7時間~8時間沢を登り、藪を歩いたりしたけれど、総じて同行者に合わせてのゆっくりペースだったので、疲労は少なかったようだ。
中一日おいて、昨日は最大負荷での筋力トレーニングを行うことが出来た。本格的に10時間以上藪尾根や沢を登ると帰ってきて3日ほどは疲れが残っていることを踏まえれば、中一日で筋力トレーニングが出来るのならば、やはり負荷が低かったのであろう。
私の経験からすると家に帰ってきて3日、4日は休養をして疲労回復にあてなければならないようなレベルの負荷(出来るとしても、ジョグ程度の軽い運動)が、私の場合は、週末の一日に(或いは、2週間~3週間に一度の割合で)かけるべき「適切な負荷」のようである。
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さて、筋力トレーニングの本を読んでみると分かるが、筋は、トレーニングによって破壊され、休養によって再構成される。トレーニング→破壊→再構成→(超回復)の周期を辿り、その周期の長さは、身体の各部位の筋の大きさにもよる。筋力トレーニングのサイクルは、そのサイクル(出来れば超回復期を狙って)にあわせて行うことが望ましい・・。要するに、筋力トレーニングの見地から見ると毎日出来る程度のトレーニングでは、筋への負荷が低く効果が低いと言うことである。
登山は、ロードのランニングよりも体の各部位の筋力を使うので、筋力トレーニングの発想が登山のための体力向上に役に立つと考えている。(重荷を背負うと、肩や身体幹の筋力を使うし、登り、下りで足腰の筋力を使うことは、いまさら言うまでも無い。)
であるから、登山のトレーニング(重荷を背負っての歩荷トレーニング)は、中2日~中3日を空けて行うことが理想だと考えている。(個人的には、中2日ではあわただしく、中3日が適切と感じている。4日を過ぎると、感覚が失われてきて、週に一回では、現状維持がせいぜいとなる。)
では、トレイルランの場合はどうか?
私はランナーではないし平坦なところの話しは専門家ではないので止めておくが、少なくとも、トレイルランの「登り」と「下り」に関しては、登山と同じことが当てはまるものと考える。つまり、筋疲労を目安に運動強度と、運動間隔を調整してゆくのが妥当であろう。(この場合の運動強度としては、駆け登る標高差を上げたり、5キロぐらいの荷物を背負って走ったりすることで調整できる。)
こんな風に考えると翌日に疲れが残らずに毎日運動できる程度の強度と言うものは、筋力トレーニング的にはたいした効果は無いものであり、登山やトレイルランニングのトレーニングとしてもせいぜい現状維持ができるだけで、実力を「向上」させる効果はさほど無いものと考える。(ロードランニングのトレーニングの場合はそれでも効果があるのかもしれないが、少なくとも筋力トレーニングのセオリーからは外れるだろう。)
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オールアウト
さて、筋力トレーニングには、「オールアウト」させると言う発想がある。
これは筋力トレーニングの効果を得るために筋肉を限界まで追い込むことを指すが、トレイルランにおいても「オールアウトさせるトレーニング」を心がけるならば、週末の運動は、土曜か日曜のどっちか一日に行えば十分な筈である。二日がかりで行う必要はさらさら無い。・・これは少なくとも、「登り」、「下り」のトレーニングに関しては妥当するだろう。
では、いわゆる長距離の走り込みによる全身持久力を養うと言った点ではどうか?
例えば、週末は土曜日も日曜日も走るべきか?
これは、・・逆説的に捉えると、土曜日に走って日曜日も疲れが出ないで走れたということは、その負荷は、走った本人にとっては土曜日も日曜日も走れる程度の軽い負荷だったということである。
歩荷トレーニングにたとえると、一度に60キロ背負って大岳に登れる者は、40キロの荷物なら、疲労が少ないので土曜日も日曜日も登れよう。
その発想からすると、土曜日と日曜日に例えば30キロずつ走れた者は、持久力を上げたいのならば二日に分けることなく一度に50キロとか走るべきであり、或いは、すこし負荷を背負って走るべきであったと言うことになろう。
登山や、トレイルランニングの登り、下りの実力を向上させるのならば、週末は一日だけ使って、「オールアウト」を目指した体負荷の激しいトレーニングを行うのが理想である。二日続けて運動する必要はさらさら無いものと考える。
ただ、厳しいトレーニングは肉体的、精神的疲労も激しいので、疲れすぎる危険もあり、その場合は、二日に分けて、中程度のレベルのトレーニングをこなすのがよいのだろう。
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※ 以上はあくまでも、私見であり、私なりの一考察に過ぎませんが、この記事で狙っているのは「トレーニング効果」を考えて無理、無駄、、むらの無いトレーニングを実践しましょうと言うことです。
※ 負荷のレベルは、人それぞれの体力レベルに応じて異なるのは明白です。今の自分の体力と、目標とする山や、レースにはどのくらいの体力が必要か、それを差し引き計算して、自分の体力をそこに無駄なく持ってゆく方策が大切だと考えます。
U.L と NAVI
U.L
僕は、山に入るときは軽装で入るから、最近流行のウルトラ・ライトを身をもってやっており、その発想には、違和感を持っていない。
ただ、普段のトレーニングでは、よく書くように、重荷を背負ってのトレーニングが基本であり、それが筋力トレーニングよりも、ランニングよりも大切な基礎的訓練であると考えている。
テレビでかの三浦雄一郎さんが、20キロとか重荷を背負って原宿の街を歩いているのを見たことがあるだろう、本番は、ウルトラ・ライトでよいとしても、普段のトレーニングから、ウルトラ・ライトでは、所詮登れる山は限られてこよう。
普段、5キロぐらいしか背負わなくって、いきなり冬の山で、20キロ以上背負って、アイゼン履いて・・深い雪の中を行動できる訳がなかろう・・。
だから、ウルトラ・ライトの思想が、普段のトレーニングでもウルト・ラライトで構わないということにつながるのならば、それは冬の山とかの本格的な登山を狙ったものではなく、ハイキング程度の登山をするための発想でしかない、ということになる。
コンパスと地図
僕は、山を始めてこの方、山の中で、コンパスなるものをつかったためしがない。だいいち、ザックにコンパスを入れない、また地図も、雨や汗で濡れてあとで乾かすのがめんどくさいので、山には持ち歩かない。
こんな風に山の中では地図もろくに読まない(持ってゆかないので当然だが・・)、だから最近流行のナビ、読図山行なるものを、いぶかしく思っている。
講習会の講師さんがどんなふれこみでナビを薦めているのかは分からないけれど、もし、まことしやかに、地図が読めれば遭難しません、なんてやっているんだったら、それは嘘であり、講習会の生徒さんがそれを信じて藪山のおかしなルートに分け入って崖から落ちたりして遭難したりすることのない様に祈るばかりである。
「地図は当てにならないもの」というスタンスから山を始めた私だから、
そもそも国土地理院の地図ってそんなに当てになるものではないんですよ!と言いたい。
地図を万能と信じて、四六時中地図を片手に藪山を歩くのは、なんか喜劇である。
途中で地図を落としたら、行動不能になりそうだね(爆)。
読図が出来れば、山で遭難しないと思ったら大間違いです。
所詮、地図は当てにならないものだから、万が一、道に迷っても、ルートを修正して、安全なルートを辿って目的地にたどり着き、または安全に里に下山できるようにしましょう。
・・と、こっちの姿勢のほうがはるかに安全で、ためになる考えだと思っている。
もっとも、奥武蔵あたりでは、迷っても死なないだろうけれどね・・。
sub7 のための各区間のタイム配分
サブ7はいつ出ますか? と問われれば、 「今年にでも!」 と答えよう。
フルマラソンを2時間15分ぐらいで走れるほどの高い最大酸素摂取量を持っているランナーだったら、7時間の壁を越えることが出来る。
日本には既にそのレベルのロードランナーが存在しているのであり、あとは彼らが、トレイルに慣れて日本山岳耐久レースに出ればよいだけのことなのだ。
そのための各区間の目標時間を再考察してみます。
去年の優勝者山本選手の去年のデータを基に考えます。
150分:140分:170分
60×7=420
スタート→浅間峠
420÷(15+14+17)×15=136.956 (137分)
浅間峠→月夜見第二
420÷(15+14+17)×14=127.826 (128分)
月夜見第二→ゴール
420÷(15+14+17)×17=155.217 (155分)
170 は・・110 と 60 に分けて考えて、
155÷170×110=100.2941 ( 月夜見第二→ 長尾平 100分 )
155÷170×60=54.7058 ( 長尾平→ ゴール 55分 )
・・以上、内訳は 137分 128分 155分(100分、55分) となります。
ここで注意するべきことは、ロードの延長線上にトレイルがあるということではない!ということです。
フルマラソンのタイムを引き合いに出しておりますが、フルマラソンを2時間15分で走りきれるほどの最大酸素摂取量の高さに意味があります。
フルマラソンをそれだけのタイムで走りきれるほどの、心肺機能の余裕の高さ、が鍵なのです。
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さて、こうしてみると、トレイルランニングは、明らかにランナーが有利であり、トレイルランニングという競技は、登山よりも、ランニングというスポーツジャンルに含まれるものと位置づけるほうが素直な理解だと考えられます。
高速のトレイルランニングになればなるほどに、ランニングに近づきます。
登山ではなくなると考えるのが正しいでしょう。
日本山岳耐久レースを、登山の競技大会としたいのでしたら、軽装ではなく20キロから30キロの荷物を背負わせるべきでしょう。開催時期も、2月、3月の積雪期に行えば、登山の訓練にもなるはずです。
トレイルランニングは、本格的なロードランナーから言わせると、傍流の世界であり、方や本格的な登山家からすると、距離こそ長いがとどのつまりただの軽装ハイクである、と本格的なランナーからも、本格的な登山家からも、軽蔑の視線を受けているのではないでしょうか?
そのようなニッチなスポーツジャンルであるがゆえに・・日本のトップクラスの心肺機能を備えたエリートランナーからは顧みられることがなく、トレイルレースのトップのタイムも停滞していたものと考えられます。
ロードランナーのポテンシャル
トレイルランニングにおいても、(残念ながら)レース志向の強い方が多いようですので、それならば!・・ということで、日本の一流選手(マラソンランナー)が、山耐を走ると、どのようになるか?・・推測ですが記事にしておきます。
20代、30代の健康な若い男性がどれほど頑張っても、有酸素運動能力の素質、(天賦の)才能が高い方には、やはりかなわないということです。
ですので、ごくごく普通の方が、あまりタイムばかり追求しても、行き着く先は見えているように思います。
やがて、サブ12なんていうのは、「当たり前」となり、サブ10とかでようやく一人前となりましょう・・。
でも、そんな風にタイムを追求することに、どれほどの意味があるのか?
何のために山を走っているのか?
いいタイムを追求して、一人前のトレイルランナーとして自他共に認められたいからなのか?
・・では、タイムが遅いトレイルランナーは、半人前であり、ろくでなしなのか?
確かに、トレイルランニングは 安全 であり、クライミングなどと違って、死ぬような危険もまずありません、
でも、あくなきタイム追求をしても、主観的な価値(自己満足)にしかならないように思います。
たとえば、サブスリーのランナーは、一般レベルでは、速い部類に入るのでしょうが、
オリンピックに出られるほどのエリートでもありません。
登山は、タイムではなく・・各人それぞれの楽しみ方次第です。
レース志向一辺倒、タイム志向一辺倒は、自然の豊かな登山道を走るトレイルランの「何か」を見失わせているように感じます。
ではなぜ、レース志向、タイム志向から脱却できないか?というと、雑誌などで紹介される著名トレイルランナーの肩書きには、かくかくしかじかのレースで何位をとったとか、著名トレイルランナー イコール レースでいい成績をとった選手 という図式があるからでしょうね。
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(以下本題です・・)
ロードランニングとトレイルランニングとは似て非なるものである、と考えるのが私の立場なのですが、ロードの選手には、有酸素運動能力の高い素質、才能をもった方が多いのは事実であり、もしトップクラスのマラソンランナーがトレイルに転向するとどうなるか?というのをすこし考えておきます。
まず、大雑把なマラソンのタイムと山耐のタイムの相関性を示します・・。
フルマラソン 3時間30分 → 浅間峠 3時間40分~45分 → ゴール サブ12
フルマラソン 3時間15分 → 浅間峠 3時間20分~25分 → ゴール サブ11
フルマラソン 3時間00分 → 浅間峠 3時間00分~05分 → ゴール サブ10
フルマラソン 2時間45分 → 浅間峠 2時間40分~45分 → ゴール サブ9
フルマラソン 2時間30分 → 浅間峠 2時間20分~25分 → ゴール サブ8
フルマラソン 2時間15分 → 浅間峠 2時間00分~05分 → ゴール サブ7
例 サブ7の区間タイム配分
スタート→浅間峠
420÷3.25=129 約2時間9分
浅間峠→月夜見第二
122.55 約2時間3分
月夜見第二→ゴール
420-129-122.55=168.45 約2時間48分
cf. 去年の優勝者はこの区間2時間50分・・あながち無理なタイムではない。
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こんな風に、フルマラソン2時間15分の選手ならば、ハセツネで、6時間台を実現できると考えられます。
(日本に、フルマラソン2時間15分以上の選手は、何人ぐらいいるのでしょうか?)
日本のトップアスリートのレベルは、既にハセツネ6時間台であり、ただ、彼らがこのレースに出てこないだけの話なのだと考えます。
現在は、いろんな意味で商業的に成功したトレイルランナーにのみスポットが当てられてしまっているけれど、レースには出ないが、現在のトップトレイルランナーをはるかに凌ぐ実力を蓄えたアスリートが、ロードのランナーのなかに、実業団選手のなかに存在していることを、認識するべきでしょう。
要するに、「トレイル市場」に出てこないアスリートがたくさんいるというわけです。商業的に成功したトレイルランナーのみからなる現在のトレイル市場は、作られた市場であるということができ、ある意味、それは閉鎖的な世界に近いものといえましょう。
トレイルランニングはトレイルランナーのものという考えはやめて、トレイル市場をロードランナーにも開かれた市場にしてゆけば、トレイルランニングのレベルが一気に高まることでしょう。
レースはある意味、実力の世界ですから、フルマラソンで2時間15分以内の選手が、ある年に突然、ハセツネに出場して、断トツ6時間台の記録で完走して、2位と30分以上のタイム差を出してしまう事だって、十分に考えられるわけです。
特定少数の限られたトレイルランナーが毎回レースに出て、その中の誰かしらがいつも優勝するというのでは、きわめて閉鎖的なイメージとなり、トレイルランニングという競技自体の衰退をもたらすことでしょう。
ハセツネ3年卒業論
ハセツネ3年卒業論
さて、ポイント制が導入されて、4月にはハセツネ30kというレースが秋の本戦の予備選のような形で開催される雰囲気である・・。
でも、これから毎年毎年、この先5年10年と(?)、まずハセツネ30kに出て、ポイントを稼いで、秋の大会に出る事を繰り返すのは、考えただけでも、うんざりであり、馬鹿げていると思う(もっとも、私はレースには一切出ませんけれどね・・)。
だいたい、出場を続けて3年~5年もかければ、たいていの方ならば完走もできるはずであるし、天候に恵まれた大会もあって、
人生のその年代(時期)の自己ベストタイムも出せるだろう。
それ以上に(5年、10年、それ以上)、このレースに出続ける「意味」は、よほどの好きモノでない限り、無いのではないか?
ほかにもいろんなトレイルレースもあるし、これから新しいトレイルレースもできるだろう。
それにレースは、なにもトレイルランだけではない、自転車にだって、レースはあるし、トライアスロンにも、ロードランニングにもある。
あるいは世界に目を向けて、海外のトレイルレースに出ればよいと思う。国内のレースに拘泥する必要はサラサラ無いだろう。
海外の著名なトレッキングルートをトレイルランするなんていうのも面白いだろう。
レースを離れても、10月の第二週は紅葉の時期でもあるし、紅葉を楽しみに全国のいろんなところに出かけてみる、というのもよい考えだと思う。
このレースに拘りすぎて、視野を狭めることになってはならないと考える。
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我が国のトレイルランナーは、レースから離れてトレイルランを考えられないのではないか?
今は、トレイルランナー=トレイルレース愛好家という図式が成り立っているように考える。
レースに出ないトレイルランナーが社会的に認知される時代が来るのだろうか?
もっとも、その前に、トレイルラン自体が、社会的に認知されるのだろうか?
表丹沢トレイルが中止になったぐらいだから、前途は多難だろう。
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いくら登山道のゴミを拾っても、1000人、2000人が登山道を占有して、レースを行うというのは、
20年前なら、「違和感」がなかったのかもしれないが、環境が叫ばれるこのご時世には、違和感がありすぎるのだろう。
秋のレースが、定員2000人だなんて、20年前の発想で、時代遅れですね。
地球に優しい、環境に優しいことが叫ばれるこの時代に、確かにいえること
それは、東京都山岳連盟は、少なくとも秋川の自然環境には、優しくない存在であるということ・・。
自然環境を守るというのは、山を愛するものの不文律だろうに・・。
東京の自然を保護し、本来ならば大規模なトレイルレースを厳しく監視するべき立場にある団体が、
このような大会を運営するのは、自己矛盾の極みである。
(誰もそういうことは言わないし、書かないけれどね。)
Offer up your best defence !!
この記事は、Zarathustraの記事の後半に書いたものですが、文章を組み直し一つの記事にしておきます。
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さて、甲武相山の旅のほうに、ジョン・レノンの God を記事にしておいたが、あれには意味がある。
(注 Godの記事は長い記事で見た目のバランスを崩すのですでに削除してしまいました。)
その意味を、すこしここで説明してゆこう・・。
オウム真理教といえばもう一昔前の話であるが、最近事件となった円天の詐欺事件を見ても分かるように人を騙すのには、いくつか共通するやり方があるように思う。心理分析に手馴れたものならば、彼らの騙しのテクニックを見透かすことができる。
ある狂信家集団の作り方レシピ
まず集会や、勉強会、講習会を装って、人を集めること。
↓
集団心理を利用して、対象となる者に主催者の言っていることを信じ込ませること。
↓
その時に、「神」とか、「何か崇高なるもの」や、「何かの権威」を利用して、
↓
それを近くに感じさせる。 崇高な使命感を担わせたり、感ぜしめたりするやり方が用いられることもある。
↓
人は、一人を騙すよりも集団で騙したほうが、騙しやすい。一人では、警戒心旺盛な者も、知り合いと居る時は、自分の頭で考えようとしなくなる。
↓
時には、いわゆるサクラを使う場合もある。そのほうが効果がよい場合もある。
↓
脱会を希望するものには、あれこれの嫌がらせを行い、思いとどまらせる。また、あれこれの嫌がらせは、他のものへの「見せしめ」としての意味もある。
↓
「教祖」は絶対的な権力を構築する。
↓
批判を行うもの・・内部で批判を行うものには、いろいろの嫌がらせ行為を行い、外部で批判を行うものには、その言論を真っ向から出鱈目であると決め付けて、「信者」を安心させる。
宗教とは名ばかりの一部の新興宗教や、マルチ商法のやり方、ひとことで言うならば「客(信者)を食いものにするやり方(客殺し商法)」には、往々にして、こういった集団心理を上手に利用した騙し方が用いられているように思う。
その場合、「神」とは、たんに信者と呼ばれる被害者を囲い込むための手段概念に過ぎない、口実に過ぎない。
或いは何か崇高な理想が、この「神」にあたる役割を果たす。
そして、信者や、顧客は、神の回向をあたられる代わりに、大きな富を与えられる代わりに、身ぐるみ剥がされるのである。
この場合、いわゆる教祖と呼ばれる者、詐欺事件の企画者は、本音を絶対口にしない。頑として口を割らない。
彼らが、神を騙って、或いは何かうまいシステムを騙って、人を騙すものであることを、自ら認めようとはしない。
そういった手合いを見透かすには、まずはニヒリズムから始めるべきであろう・・。ニヒリズムに立って、さまざまな価値を破壊し、虚構を見抜き、本当に自分が拠って立つに値する基盤にたどり着くまで、既成の諸々の価値を破壊する事から始めるべきである。
こういったことは、僕がよく記事にする Don Henley の The End of The Innocence の歌詞にも共通するテーマである。
偽りの真実に安住するよりは、不安や、恐怖に怯えるほうがよい。
人は、不安や恐怖とともにあることに慣れることができる。
・・ようは、神や、真理や、何か崇高な価値あるものなど、容易にそれに近づけたり、手に触れたりできるものではないということ、テレビをつけると、バラエティ番組をたいていいつの時間もやっていて、容易に笑いが手に入るが、帰依できるもの、それに値するものなど、残念ながら・・そこらへんに転がってはいないということ、容易に手には入らないものであるということを十分に悟ること。
さもないと、それを求める、純な心を見透かして、偽りの真理や神を見せて、純粋な人を騙し、自分に都合のよいように操る輩が、この世の中には存在するので、そういった者たちの格好の餌食となってしまうであろう。
Offer up your best defence !!
ハセツネ30K 全ルート試走
2009年2月1日に実施した試走です。

新緑の吊尾根(2007年4月 撮影)
先週の水曜日に、スタートから和田峠まで走った。このときは、昼飯も食べず、水も背負わずだったので、和田峠までのクネクネした林道に飽きてしまい、和田峠で、引き返すことになった(時間切れにより中途挫折)。
中3日おいて、リベンジ目的で日曜日に再び出かけてきた。
今度の目的は、
①全ルートトレースすること、②5時間以内のゴールを目指すこと、③帰路にバテが出ないように、最後までペースダウンせずに動き続けられるようにすること・・等であった。
ハセツネ30K コース後半 注 赤い矢印は急な登りの箇所
30kmap1
1月30日に公開された公式ルート図 当初のものよりも日向峰からのルートが変わっていますね。上に掲げた後半のルート図は、当初発表のルートです。
本部スタート→入山峠
入山峠→市道分岐
市道分岐→醍醐丸
・・・秋の本大会のルート説明記事です、この三つの区間のほぼ逆走になるわけです。
所持品
三ツ矢サイダー 500ml×2本
アクエリアスか何かのスポーツドリンク 500ml 一本
固形物は持たず
ザックは、キャメルバックの スリップストリームを使用。
衣服
CW-Xの夏用半袖Tシャツ
TNFの保温性があるTシャツ
TNFのチノパン
シューズは、ランニングシューズ
手袋
特に意識したこと・・。
Ⅰ 血糖値を高く維持すること・・血糖値が下がると、一緒のシャリバテ状態となり後半に足が動かなくなるので、甘い炭酸飲料を補給して、血糖値の維持を意識した。また、スタート前に、自宅で、レトルトのカレーを一人前食べて出かけた。
(前回は、クノールスープを一杯飲んだだけで、朝飯、昼飯抜きであった・・爆)
Ⅱ 水分補給・・水分不足も、足が動かなくなるもとなので、炭酸飲料を飲むことで、水分を補給した。補給量は、今の時期ならば、1500mlで十分であるようだ。4月19日の本番では、もっと気温が高いので、もっと摂取する必要があるだろう。
摂取ペース・・和田峠に至る林道の水場あたり(走り始めてから2時間経過後)から飲み始め・・醍醐丸、吊尾根中間部までで一本、その後、入山峠手前までで、二本目、最後は、変電所脇までで、三本目を飲む。
★今回は、発汗の絶対量が少ないので、メダリスト(クエン酸)は摂取せず。本番では、痙攣対策にメダリストも必要かもしれない。
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所要時間
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往路 2時間22分
スタート→入山峠 45分
入山峠→T字路 34分
T字路→和田峠 63分
復路 2時間35分
和田峠→醍醐丸 17分
醍醐丸→市道分岐 30分
市道分岐→入山峠 48分
入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分)
※一番最後の区間は、マッタリモード、ルートミスのオマケ付き
total 4時間57分(ルートミス含む)
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詳細は・・以下。
スタート→入山峠 45分
前回と同様に、ジョグペースで走る。今日は気温が高く、心拍も上がりがちである。ここの区間は、今まで10回近く走って、みなこのくらいのタイムである。
入山峠→T字路 34分
下り基調であるが、一箇所緩い登りがある。水場は、頼りないものが、3箇所ほどある。付近の住民が、湧き水を汲みにやってくるので、パイプなどが設置されている。
この日は遠望がきき八王子の先に、横浜が見え、その先に房総半島の山並みが見えた。
ここの距離は、5キロ弱である。500mごとに、距離を示す表示板が設置されている。ジョグペースで降りているので前回と同じようなタイム。
T字路→和田峠 63分
この区間、ジョグペースで20分で、醍醐の集落が終わり、沢沿いの林道となる。その後、40分ぐらい、くねくねした林道を登り、林道の一番高いところについて、そこから少し下って醍醐丸へのトレイル(階段)に入る。
今日は、日差しが強く汗もかいたので、前回よりも2分ほど時間がかかってしまった。駐車場がある和田峠までは行かずに、その手前100mのところに、醍醐丸への登り口を示すルートがあるので、そこからトレイルに入る。
林道を10分も進んだところにある水場を過ぎた頃から、三ツ矢サイダーをザックから取り出して、ちびりちびり飲みながら進んだ。変化がない林道への嫌気を緩和するためでもあった。
和田峠→醍醐丸 17分
登山口から急に少し登って、その後、下りとなり、平坦なところや、下りがしばらく続く、標識によると、登山口から1.5キロで、醍醐丸なのだそうだ。
下りのところでは、意識的に、足をガンガンと地面に乱暴に着地して、足首や、ふくらはぎのマッサージを行った。それまでの15キロ近い単調な林道走りで、足首や、ふくらはぎが硬直して、こわばって来ていたからである。このあたりは、やわらかい地面なので、そうやって、着地衝撃を利用してマッサージ(血行をよくして、関節の可動範囲を広げる)することが可能なのである。
しばらくして、醍醐丸まで400mの標識が出て、そこから登りとなる。でも、たいした登りではない。
和田峠から17分もかからずに、醍醐丸に到着した。慣れるともう少し、この区間は飛ばせるだろう。
醍醐丸→市道分岐 30分
ここの距離は、指導標によると3キロなのだそうだ。基本的に、下りであり、途中にたいした登りはない。登りがあっても、歩かずに一気に登れるだろう・・。
一番最後の、市道分岐に至る登りは、以前(2年前の4月)相当にバテた状態でここに入り、この登りで苦労したこともあって、今回は、果たして無事にすんなりと登れるか? 多少不安があった。
が、血糖値の維持、水分補給ともにうまくいったようで、バテることもなく登り切ることができた。なんとか2年前の借りを返せたのである(メデタシメデタシ)。
★この区間、ルートが落ち葉に隠されて、一部不明瞭なところがあります。初めての方は迷うかもしれません。この区間がこのルートで一番、雰囲気があるところですね。
市道分岐→入山峠 48分
この区間(距離4.7キロ)も、2年前は、ヘロヘロになって歩いたのだが、今回は、無事にペースを守って走り抜けることが出来た。
ただ、個人的には、50分ではかかりすぎで、45分ぐらいで通過したいなぁと思っている。
登山道でもあり、ハイカーや、トレイルシューズの踏みあともあるのだが、ルートは荒れていて、走りにくい。階段も崩れているものが多い。
50mくらいの一気に駆け登れるところは歩かずに駆け登り、100m以上で一気に駆け登れそうもないところは、歩いて登り切るやり方でやり通した。醍醐丸からずっと下り基調なので、基本的に足が動けば、何とかなる。
醍醐丸からの帰りは、下り基調であり、一気に駆け登れるところがほとんどであるので、登りの力はそれほど要らない。
ハセツネ30Kのトレイル区間では、トレイルの下りの技術、難しい足場のルートでスピードを維持した下り、ができるか?が鍵となる。
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閑話休題
さて、12時にスタートして、入山峠にもどってきたのは、4時間後の午後4時少し前。
峠について、何とか、5時間以内のゴールは出来そうだと考えた。
往路 入山峠→和田峠 97分 舗装された林道
復路 和田峠→入山峠 95分 トレイル
私は、往路(ロード)が苦手なので、ロードランナーさんなら往路のタイムをもっとあげることができるだろう。
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入山峠→今熊神社(25分)→変電所脇(40分)→日向峰(45分)→青少年休暇村(60分ぐらい?)
入山峠で、5時間を切れることが確実となり、ほぼ課題をクリアしたので・・「あとはどうでもよい!適当に走っても、1時間はかからないのだから・・。」と考えるようになり、気分はいきなりマッタリムードに、、、レースならば、思いっきり駆け下るであろう、今熊神社までの下りも、その先の、激下りもセーブしつつ下る。
激下りを降りて、金剛の滝上で東に行くのだが、その先に、「ここから落ちると間違いなく死にます。」と断言できる断崖絶壁のうえを行く危険箇所があり、その危険箇所を避けるべく?新ルート(登山道)が作られつつあった。
集中力が落ちると走るのもアホらしくなり。。仕舞いには、「めんどくさい」を連発しつつ・・変電所脇を通り、ハセツネルートを逆走し、「日向峰」と看板があるところを西に行く。
・・すると、うっそうと茂ったジャングルのような荒れた植林帯の中の道を行き・・・。
まったく・・、痴漢でも出てきそうなところで、女性ランナーのひとり走りは感心しないようなところを足早に通過して、しばらく行くと・・「沢渡橋まで、0.9キロ」とかかれた標識に出くわす。
邪心を起こし、「ここら辺で、北に適当に行けば、青年ナントカ施設だろう・・きっと??」と思い、分岐を北に進むと、荒れた山道の末に広徳寺の墓地に出てしまった(痛恨のルートミス!)。
ルートをミスったが、承知のうえだ!かまやしないさ!!と、適当に北に向かい西に進んで、ゴール地点に到着。
正確なルートは、「沢渡橋まで、0.9キロ」の標識を更に西に進み、尾根を回り込み、東に進んでゴール!!となるのかな??
・・いまひとつこのあたりがはっきりしないが、まぁ、この最後の部分はルートも踏まれておらず荒れているところなのでレース当日までには、整備されて標識もきちんと取り付けられることでしょう。
1月30日公式ホームページ発表のルート図によると、日向峰からハセツネルートを逆走し、広徳寺にでて、舗装路を青少年休暇村に向かうようにルート変更がなされたようです。これで、痴漢が出そうなところは走らずに済む事になります。めでたしめでたし・・。
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振り返って・・。
★サブ5というのは、さほど難しいタイムではない。去年の青梅高水トレイルレースで、4時間以内を出せたのならば、このルートを5時間以内で走るのは、容易いだろう。
★サブ5狙いの場合は、ダブルストックは不要であるかも知れない。それよりも、厚底のシューズを履いたりして、着地衝撃を緩和することを考えるべき。特に、入山峠~今熊神社~変電所脇の区間は、一気に走り下れるか、スピードを落としつつ下るか?否かで、大きな差が出やすい。
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付録 ハセツネ本番のタイムから、ハセツネ30Kの、ゴールタイムを予想すると・・。
ハセツネ30K ハセツネ本番
2時間30分以内 サブ 8
3時間以内 サブ 9
3時間30分以内 サブ10
4時間以内 サブ11
4時間30分以内 サブ12
5時間以内 サブ13
5時間30分以内 サブ14
6時間以内 サブ15
6時間30分以内 サブ16
7時間以内 サブ17
・・こんな感じになりそうです。
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注&余計なアドバイスあれこれ・・。
この後半のルートは、わたしの昔からのトレーニングルートでもあり、もう20年近く走っています。ですので、いまどこに居て後どのくらい走るとどこに着くのか?といったことが、頭に入っております。ですので、今回は、2回目で、無事に全部走りきることが出来ました。
このレースは、後半になると誰しも疲れます。疲れたときに、ペースダウンを最小限に抑えるのが、大切です。
去年の青梅高水のレースでは、負傷者が6名も出たそうです。どうと言う事もない山道でも、1000人走ると、数名は、怪我人が出るものです。このルートの後半も、どうってことのない山道なのですが、レース後半にここを通りますので、怪我人が数名出るでしょう。
このレースは登りの力はそれほど必要ではありません。鴨沢から雲取山に登る方が遥かに、登りの力を必要とされます。
5時間以内で走りきることは、さほど難しいことではありませんが、初心の方が、レース中の補給に関してのノウハウを持たずに力任せに走っても、無理でしょう。
手袋は、転倒したときに手の保護になるので、着用しましょう。

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