ツール・ド・TANIGAWA 開催中止 その1
知人から教えていただきましたが、ツール・ド・TANIGAWAが開催中止になったそうですね。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090217-OYT8T01156.htm
上の読売新聞のニュースによると、中止理由は、
この計画について、異論を唱えたのが、山岳団体自然環境連絡会(事務局・東京)。日本山岳協会や日本勤労者山岳連盟、日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラストなど計7団体の自然保護担当者で構成しており、今月16日、町に対し、大会に反対する内容の意見書を提出した。反対の理由として、〈1〉多数のランナーがタイムを競い合って駆け抜ける行為は登山道や高山植物の踏み荒らしを招く〈2〉狭く急峻(きゅうしゅん)なコースでランナー自身のみならず、一般の登山者を巻き込んで事故につながる危険がある――などを挙げた。
またルート一部が上信越高原国立公園の特別保護地区に隣接していることもネックだったようです。
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谷川連峰は、私のテリトリーではないので、とやかくは申しませんが、
私の基本的な立場は、競技性のないトレイルランであり、大規模なトレイルレースは登山道を占有し、ほかの利用者への多大な迷惑となるとともに、走り方によっては登山道間近の山野草を踏み荒らすので自然環境保護の点から問題があると考えます。
よって、この山岳団体自然環境連絡会や、環境省長野自然環境事務所の対応には、賛意を示したいと思います。
ちなみに、上の山岳団体自然環境連絡会には、東京都山岳連盟が入っていないようです(苦笑)。
東京都山岳連盟よりも、自然保護に関して進んだ考えを持っている山岳団体が、この世の中にはきちんと存在しているのですね。大変に心強いことです。
トレイルレースに参加している私の知り合いは、こういったレースをブログ上で悪く言うことがありません。主催者に配慮しているのでしょう、今回のツール・ド・TANIGAWAに関してもそうです。
けれども、それは傍から見ると、こういったトレイルレースに参加している連中って言うのは自分たちが楽しめればそれでよいという自然環境への理解が足りない奴なんだなって受け止められることでしょう、大変残念なことです。
ごく少数のレースの主催者側の方々からは、仲間はずれの視線を受けないと思いますが、ほかのもっと多くの方々、自然保護に心ある大勢の方々からは、浅はかな奴だとの評判が立つことでしょう。
トレイルレースに参加している方や、アドスポその他の、トレイルレース関連の記事を扱っているメディアは、トレイルレースの是非についてもう一度、再考したほうがよいでしょう。時と場合によっては自己批判する必要も生じるかもしれません・・。
表丹沢トレイルが中止になったことも踏まえると、こういったレース締め出しの流れは確実に強くなっているようです。
個人のブログにしても、トレイル雑誌にしても、今のままの論調(手放しのレース賛成論、主催者側への賞賛論)では自然を理解せず自然を破壊するものとして、社会的批判を浴び、断罪されることになるでしょう。
下手をすると、トレイルレースは反社会的行為であるとして、糾弾されることになるかもしれません。 (すでに一部の先鋭的な自然保護派の方にはそのように考えられていると思います。)
僕は今まで、一人で孤軍奮闘してきた感じだったのですが、私の見解はけして独りよがりではなく、孤軍奮闘ではなかったようです。
故郷の自然を守る立場から、あれこれ自分の信念を貫いて書いてきたことが、間違っては居なかったようで、大変に安堵しております。
さて、表丹沢トレイル、ツール・ド・TANIGAWA といい、次第に外堀が埋められてきました。
本丸に火の手が上がるのも、近いかもしれません・・。

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